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谷口恵子著『1日10分! 楽して伝わるタニケイ式英語発音トレーニング Kindle版』を読んで実践してみた感想


こんにちは、にわです。
まだUdemyの投稿をしていないのでアレですが…
Udemyで『TOEIC L&Rテスト・リーディング絶対攻略!1ヶ月で英語の長文がスムーズに読めるようになるタニケイ式速読トレーニング』という講座をしばらく前に購入して受講したのですが、この担当講師の方の印象がよかったので、昨年から注力している発音に関する講座も、

 

Udemyでないかな

 

…と探してみたけれど見つけられず。本も数冊出版されているとのことだったため、Kindle本をAmazonで購入してみました。購入したのは2月の下旬なので、現在、2か月余りが経過したところとなります。

 

 

タニケイ式英語発音トレーニングとは

英語の発音トレーニング本や手法はいろいろあり、私自身、これまでいろいろ試してきましたが、どれもいまひとつ続けられなかったり、効果が見えなかったり…という感じでした。

 

文単位で伝わる発音を身につける

タニケイ式英語発音トレーニングの特徴は、単語単位ではなく、文単位で伝わる発音を身につけよう、という考え方です。この考え方に共感して、本を買ってみました。

 

単語単位で練習しても、文単位になると練習した通り発音できなかったり、練習しても全然発音できないままの単語があったりで、モチベーションもあがらなければ、効果も感じられず、また、できていないと自覚できているときに、どれだけ練習が必要なのかゴールが見えない、という問題も感じていました。

 

うまく発音できなくても5回程度のトライで終了する

タニケイ式英語発音トレーニングでは、1回ごとのトレーニングのゴールも明確に記載されており、1日10-20分、1,2文の英文を発音トレーニングの素材として、トレーニングします。

 

うまく発音できなくても、翌日は別の素材でトレーニングをします。できないと、何度も繰り返し挑戦したくなるかもしれませんが、同じ文での発話トレーニングは5回程度までにしましょう、と書かれています。

 

これにより、「飽きる」という問題は回避できる人が多いと思います。私は今のところ、飽きる、という状況には陥らずに済んでいます。5回はさすがに少なすぎて、私はもうすこし発話してしまっていると思います…が、飽きない程度で切り上げてはいます。

 

Aさん
できなかったのにいいのか?

 

という疑問については、トレーニングを続ける中で、また同じような単語や表現は出てくるので、そこでまた練習すればよい、というような回答がされています。確かに、それでよかろうと私も思うので、だいたいそのように取り組んでいます。

 

30日間トレーニング実践用の素材(例文)付き

どんな文章でトレーニングすればよいのだろう?

 

と最初は疑問に思うこともあると思うのですが、30日分のトレーニング用の素材文章が準備されているので、まずはこれを使ってトレーニングを始めることが可能です。素材は文章だけでなく、podcastで音声も準備されています。

 

この30日分のトレーニング素材が含まれている、という点も、この本を買ってみようと思った動機の一つだったのですが、私がpodcastを使ったことがほとんどなくて使いこなせないせいなのか…podcastで音声を聞くという行為がなかなかしんどくて、2-3週間ためしたところで、この素材を使ってトレーニングするのはやめてしまいました…。

 

EnglishCentralを使った発音トレーニング

この本の第6章では、EnglishCentral(イングリッシュセントラル)という英語学習ツールを使ったトレーニング方法が紹介されているのですが、個人的にはこれがすごくよかったです。

 

EnglishCentralは、以前(もう覚えていないくらい何年も前に…)使った、もしくは使おうとした記憶があるのですが、

 

こんなに便利なツールだったのか!

 

と再発見でした。
数十秒から数分程度の短い動画がたくさんストックされており、文章単位でリピート聞きしたり、文章単位で発音トレーニングをすることが可能です。「発音トレーニング」というのは、まず見本の音声が流れて、自分の発音を録音することができ、発音が採点されて、どこに問題があったのかが表示され、単語単位での発音の確認もできる、といった仕様です。

 

無料会員では、月に動画2本までしか発音チェックできない、と書かれていたので、1分もないような短い動画は選ばないようにして、2-3分くらいの動画を選択するようにしています。2-3分くらいの動画であれば、毎日1-2文トレーニングすると、1か月でちょうど動画2本分が完了する感じなので、私は今のところ無料会員のままトレーニングしています。

 

別途自分で録音準備しなくてもアプリ内でもろもろ完結する、という手軽さが継続しやすいように感じます。スマホがあるだけで、30年前に比べれば、勉強は非常にやりやすくなったとは思いますが…。

 

タニケイ式発音トレーニングの3ステップ

タニケイ式発音トレーニングは、次の3ステップで進めていきます。

 

  1. リスニング:ネイティブの音を聞いて特徴をつかむ
  2. オーバーラッピング:ネイティブの音を真似して一緒に発音する
  3. 発音チェック:自分の発音を録音してチェック&修正する

 

これが基本の流れです。
EnglishCentralを使って、この3ステップをどのように進めて行けばよいか、についても具体的に書かれているので、アプリをダウンロードしてすぐにトレーニングを始めることが可能です。

 

2か月余り経過しての感想

なかなかいい!

 

と感じています。
EnglishCentralを始めたころは、全然採点結果が100%にならなかったのですが、2週目あたりから、初回の発話からほとんど100%ばかりとなり、

 

アプリ壊れた…?

 

と思いましたが、正しく動いているようです…。
音読や発音トレーニングなど、すでに存在する英文を発話する分には、上達している感じではありますが、オンライン英会話Bizmatesでトレーナーと会話をするときの発音は、まだまだだと感じます。

 

タニケイ式発音トレーニングでは、3か月は続けるように書かれていたと思うので、いましばらくトレーニングは毎日つづけたいと思います。ほかにも速読トレーニングをしたり、Bizmatesのレッスンを受けたり、UdemyでIT系の勉強をしたり、ブログを書いたり、息子と遊んだりで、発音トレーニングだけに20分かけるのは少々厳しいので、今のところ1日10分で取り組んでいます。

 

2021年4月吉日

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