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今のこども園に決めた理由 - 年中半ばでの振り返り 3/3 - よくなかった点

こんにちは、にわです。
前回、前々回の投稿に続いて園選びについて。最終回です。今回は、よくなかった点・残念だった点について書いてみたいと思います。

結論:今の園のよくなかったところ

  • 登園時のバスのお迎えは我が家がルートの最初なので園に着くまで1時間以上乗車時間が発生する
  • 園バスの到着時間は多少ずれる(IT化が進んでいなくて現在地確認ができない)
  • 車では10-15分の距離なのに電車&徒歩での登園/降園は1時間ちょっとかかる
  • 課外教室は年少からすべて参加できるわけではない
  • 園庭がやや狭い
  • 思ったより勉強の取り組みは少なかった
  • 連絡がおおらかというか雑
  • 保育充実費とか卒園積立金とかウェブサイト等では公式発表されていなかった費用が毎月発生し、値上げもされる
  • 役員の仕事や決め方に園の関与が少ない

結論:入園前に知っていれば…と思ったその他のこと

  • 「保育園」という看板をみて保育園だから行かせられないと諦めてはいけない。
  • 通園バスの実際のルートは早めに園に確認・相談して実際に乗車することになるルートや時間を把握する。場合によっては別の園も検討する。
  • 年少/年中/年長のおおよそのカリキュラムを確認しておく。

登園バスの乗車時間が想定以上に長かった

これが我が家の最大の後悔ポイントです。これを書きたいがために今回の投稿を書いていると言っても過言ではありません。

入園前は、登園バスに来てもらえるのか否か、しか気にしていませんでしたが、1時間以上も乗車する可能性があるなんて…。

酔わない子はどれだけ長時間の乗車だろうが酔わないと思うのですが、息子は車独特のにおいがダメなようで、年少の半ばあたりから登園バスでモドすようになり、年少後半はもうほぼ毎日のようにモドすようなってしまいました。

夫によく噛めと言われているためか、食事に要する時間が非常に長く、いつもバスがくるギリギリまで朝食を食べているような状態だったため、起きる時間を早くして乗車の20-30分前には食事を終了させたり、車酔いしやすいらしい食べ物を避けたり、食事の量を調整したりなどしてみましたが、まったくだめでした。

早起きも限界がありますし…。我が家の場合、登園バスではルートの最初なので、お迎えに来る時間が早く、車で直行する場合に比べて、1時間早く家を出ることになります。 酔い止め薬を服用させてみたこともありますが、薬は夫が抵抗を示し、トータルで3-4回使用したのみで、以降は使用していません。酔い止め服用してもモドした日もありました…。

息子はモドすとはいえ、バスを降りてしまえば元気いっぱいで、当初は服やバスを汚していまうこともあったものの、3-4回目には慣れたもので、持参のビニールにきれいにモドして何も汚さないという感じだったためか、あまり園の先生たちには深刻にはとらえてもらえていない様子でした。

よくあること、ということなのでしょうか。インターネットで調べると、珍しいことではなさそうではあるものの、やはり頻度が少々高い気がして、自分だったらバスはやめて自力送迎だな…と思うものの、夫の家事育児許容量からすると難しそうで言えませんでした。

特別な理由があるのかないのかはわらないものの、ほかにも自力登園しているご家庭は複数あるので、我が家の事情でバスのルートを変えてくれとは、私は言えないと思ったのですが、夫は何度か園にルート変更を懇願していました。

結局、ルート変更は無理との回答でしたので、転園も考えたものの、家族会議の結果、年少の後半からカーシェアで車を借りて送るようになり、年中半ばの現在に至ります。帰りは最初に降ろされるので乗車時間も短く、元気な状態で帰ってきます。

ルート変更については、おそらく物理的に絶対無理、というわけではないのだろうと思っています。というのも、同じマンションに来る別の園のバスは、我が家が車で出発する時間に迎えに来るので、そこの園ではルートの最後のほうでピックアップされているのだと思います。その園と息子の通う園は同じエリアにあるので、入園前に車酔いしやすことを伝えて、乗車時間が長くなるのであれば別の園にすべきであったと今でも後悔しています…。

園バスの到着時間は多少ずれる(IT化が進んでいなくて現在地確認ができない)

バス送迎はとてもありがたいものの、到着時間は事前に配付されたプリントをみて、5-10分前くらいに所定の場所で待っている、というシステムです。40年前の自分が園児だったころと変わっていない…。

時間通りに行っても、バスの到着が早いと、早めに来ておいてください、とやんわり注意されてしまうし、とはいえ逆に待たされることもあるし、今ならスマートフォンやGPSでいくらでも工夫できそうなのに…と感じます。

車では10-15分の距離なのに電車&徒歩での登園/降園は1時間ちょっとかかる

この点はわかったうえでの入園でしたが、登降園時にバスが利用できない場合がある、という認識が入園前にはありませんでした。

例えば、遠足や運動会などのイベント時は、各自で登園や公園する必要があります。天気がはっきりしない場合、当日の朝にメールで連絡、となっているのですが、我が家の場合、連絡が来てから家を出ていたら間に合わないので、園の想定している通園所要時間は1時間未満なのだろうと思います。

また、課外教室の日は、降園バス第2便のようなかたちで送ってもらえると思い込んでいたのですが、息子の園ではそのようなシステムはなく、保護者のお迎えが必須でした。近所で夕方に走行している他園のバスをよくみかけていたので、てっきり送ってもらえるものだと思って疑っていませんでした。

そして徒歩での通園を想定していないのでは…と思えるような荷物の量なので、園児+荷物、は相当に体力を消耗します。雨で傘をさすとなるともう苦行です。こどもが眠ってしまって抱っこする場合もありますし、せめて荷物の量はなんとかならないものかと強く思います。

近いということは、安全とか万が一とかの視点だけでなく、利点がたくさんあると思います。

課外教室は年少からすべて参加できるわけではない

当然できると思って確認すらしませんでしたが、入園してから、制限があることを知りました。園の公式ウェブサイトなどには、対応している課外教室などが掲載されているのですが、年長だけとか、年中以降、というような細かな記載はないので、気になる方は事前に確認されたほうが良いかと思います。

園庭がやや狭い

事前に見学したりプレに通ったりしているので、これもわかって入園していますが、運動会のときなどは、ただでさえ広くない園庭の周囲に保護者たちがレジャーシートを広げて座るので、足の踏み場もない、という感じになります。

まだそれほど長い距離を走り回ったりするわけでもないので、まあ、ここは我が家としては妥協可能な優先度が低めなところでした。

思ったより勉強の取り組みは少なかった

自分が幼稚園に入園するときは、親子面接時に50音表を見せられて、ひらがなを読まされた記憶があり、入園するする年にはひらがなは読むことができていた記憶があるのですが、当時、息子は字なんてほぼ読むことができませんでした。

絵本の読み聞かせも、数回、試みたものの、明らかに興味なさそうで、無理にやっても仕方あるまいと思い、読み聞かせは早々に諦めていた結果かもしれません…。本の読み聞かせなんかより、You Tubeのほうがおもしろいに決まってますよね!と書いてみたものの、私自身はYou Tubeは見方がいまいちわからず、本のほうが断然好きです。

本の読み聞かせは諦めたものの、基礎学力はとても重要だと思っているので、小中学校までの勉強は面倒をみる覚悟でいます。なにはともあれ、字を読めるようにならなくては本も読めないので、字を読むことができる、という状態は近い目標のひとつでした。

そんな折、本入園前の体験入園で、年長の園児たちが紙芝居を読み聞かせしてくれる、という機会に恵まれました。複数の園児が何行かずつ読んでいく感じで、特定の園児だけが読んでいるわけではなかったことから、 園で字を教えてくれるんだ!と勘違いしてしまいました。

しかし実際には、少なくとも年中で購入させられるワークの内容は運筆の練習のようなものばかりで、字の練習らしきものは見当たりませんでした。個人面談のときに担任の先生に質問してみたところ、年中では字の取り組みはしない、と回答されました。

年少の1年間で、相当いろいろできるようになっていたので、運筆練習だけなんてもったいない、と思い、我が家では現在、本屋でよさそうなワークを購入して自宅で毎日10-30分ほど、文字や数字、知恵といったワークに取り組んでいます。

本当は、年中からは習い事も始めたいな、と思って見学に行ったりもしていたのですが… これについてはまた別の投稿で詳細を記載したいと思います。

連絡がおおらかというか雑

息子の通う園では、月末に翌月の予定のお便りが配付されるのですが、前年のものか何かを使いまわしているようで、日時や曜日の間違いがしばしばあり、問い合わせることがあります。

また、物品購入の事前連絡金額と、実際の集金額が異なっていたので問い合わせたところ、予定より購入者が多くて割引がきいて安くなった、など、安くなる分には連絡不要と考えていたようで、なんだか会社員としては非常に違和感を感じます。

年少の頃はバス登園をさせていたため、夫も私も園に行くことはあまりありませんでした。水筒をいつから持たせればよいか?と担任の先生に質問したときに、もう少し暑くなってきてからで大丈夫なので、必要になったら連絡しますね、と言われていたので待っていたところ、たまたま用事があって園に行ったら、ほかの子たちはすでに水筒を持ってきていて、!!!…となったことがありました。

今は毎朝、登園時は送っているので、とくに意識せずともまわりの様子も目に入ってくるのですが、バス通園をされる方は、こういうちょっとした情報の収集は気にしておく必要があるかもしれません。我が家はひとりっ子で初めての通園だったり、情報交換するパパ友やママ友がいないせいもあるかもしれませんが…。

保育充実費とか卒園積立金とかウェブサイト等では公式発表されていなかった費用が毎月発生し、値上げもされる

大した金額ではないものの、使途不明金のような集金をされるのは、あまりよい気がしません。そして最近も値上げがあり、説明会なるものが開催されました。開催日時の連絡が急すぎて、仕事を休むことはできなかったし、どうせ値上げは決定事項だろうから出席する意味もさしてなかろうと思い、事後で配付されたプリントのみ確認しました。

ほかの保護者のみなさんも同じように感じていたようで、配付されたプリントに書かれたやりとりから、不満が読み取れました。
必要なものは必要なのだから、小出しに請求せずに一括請求したほうがお互いすっきりするのでは、と思います。

役員の仕事や決め方に園の関与が少ない

息子が通う園では、年少から年中になる頃、役員決めに関するアンケートのようなものがありました。

  • 年中での役員を希望するか?
  • 希望がいない場合は先生による抽選となる
  • どうしても役員ができない場合はその理由
    (ただし、仕事をしているからは不可。みんな仕事しているので。卒対が7月まで続くから、子どもがうまれたばかりだから、は可、というような注意書きあり。)
  • 年少役員は抽選免除となる
  • 役員になった場合に発生する対応について

といったようなことが主な内容でした。

このプリント1枚でいろいろ思うところがありました。
まず、役員辞退不可の理由として、「卒対」って何?と我が家のような1人っ子&ママ友やパパ友がいない家庭は疑問に思いました。ネットで調べて、卒園関連の対応のようなものか?と想像しました。

そして、年長で役員になると、小学校に進学した7月までなにかあるの??とさらなる疑問と、年少でやたら立候補した保護者達は年長での役員を避けるためだったのか?と思うに至りました。同じ園にすでにお兄さんお姉さんが通っている子たちの保護者の立候補が多かったのはこのためだったのかもしれません。

次に、卒対や子どもがうまれたばかりだから、という理由がOKで仕事がNGというのは、父親が役員の仕事をすることを想定していないとしか思えませんでした。毎月、役員会があるような記載があったので、我が家としては園で行われるのか、役員の自宅で行われるのかが気になりました。みなさん父親が役員として参加することを想定していないようだったので、我が家は抽選で役員になった場合は父親が対応することになることを念のため記載して提出しました。

月1回はさすがに有給休暇が足りません。私用もあるし、病気等で休暇を使わざるを得ないこともあるし…。夫の家事育児許容量からしても役員を引き受けるのは難しいし…。

抽選で役員になってしまった場合は、さすがに毎月このために休みを取るのは難しいので、がんばってもらうことになる、と夫とは会話し、夫もしぶしぶ承諾し、覚悟を決めて保護者会にのぞみましたが、立候補者が複数いて、事なきを得ました。立候補してくださった方々には感謝です。しかしこれも年長での役員を避けるためなのかがなんとも言えない気がしてはいます…。

しかし、このアンケートを提出する際に、どこまで私的な情報を記載するべきなのか、記載する必要があるのか、というのがずっとひっかかっていました。目を通すのは園の先生だけなのか?年少役員のママたちが目を通すのか?

しばらく前に、PTAの役員決めでできない理由を一人一人言わされる雰囲気のところ、理由は言えないと断った、という方の記事を読んだことがありました。その方は持病があって、そのような機微情報を公開する義務はないし、ほかにも同じように悩んでいる方がいたら理由を言う義務はないことを知ってほしいというようなことを書かれていました。

息子の通う園での役員決めは、懸念していたとおり、年少役員のママさんたちによって進行され、アンケートにも彼女たちが目を通しており、条件付きで立候補が複数あったので、その方たちで決めてもらいます、という話がされました。

理由は言えない、と発言できる人が増えない限り、このやりとりに疑問を感じる人は増えないのではないかと思います。

個人的には、多くの人が負担を感じてやりたくないというのであれば、行事ごとに手伝いを募って固定化しないとか、それでも足りないときはパートやバイトや業務委託を園には利用してもらって保護者からお金を収集してお金で解決するとか、でよいのではないかと思います。1年通しては無理でも、予定がわかれば年間行事のいくつかであれば対応できる、という方は少なくないと思います。

年中の後半に個人面談があるはずなので、先生に相談してみたいと思います。

我が家は私の実家が比較的近く、両親もいつでも頼ってと言ってくれているものの、ガサツなため…夫が頼りたがらないので家事や育児を手伝ってもらうということはまずありません。夫の実家はとても遠いので気軽に行き来することはできません。

たまに夫のストレスが大変なことになって、それによって私はストレスを感じる…という悪循環が年に何度か発生します。常に神経質な言動をされたり、ネガティブな発言を耳にしていると、気が休まらないです…。家事や育児って、ちょっとおおらかな心持ちで対応しないと継続できないように思います。物事のよい面に目を向けないと、何のために生きているのかわからなくなってしまいます。

専業主夫で子ども1人なんて全然大変ではなかろうと思われる方もいるでしょうが、こういうことは個人差が非常に大きいと思うので、役員のような物事で、物理的にも精神的にも追い詰められかねない人がいることについて、もうすこし考える必要があると思います。

2019年9月吉日

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