こんにちは、にわです。前回の投稿の続きです。
今回は、前回の投稿で記載した給食以外のよかった点について、もう少し詳しく書いてみたいと思います。
目次
結論:今の園でよかったこと
- 給食室があって温かい給食が週5日食べられる ←前投稿記載
- 冷暖房完備
- バス送迎がある
- 原付バイクで30分以内の距離
- 親の行事参加強制が少ない
- 課外教室がある(学びのバリエーション)
- 保護者間の付き合いが思っていたほど大変ではなかった
- 費用がそれなり(安いとは思わないが払えるレベル)
- なにより息子が登園をたのしんでいる
冷暖房完備
首都圏なので冬はともかく、もう最近の夏の暑さは尋常ではないので、冷房設備は絶対要件でした。今時、冷房設備が整っていない園があるのかわからなかったのですが、少なくとも自分が幼・小・中・高の頃は学校にそんなものはありませんでした。自治体からの情報でも、小・中の冷房設備は現在手配中で全校完備されているわけではない、と目にしていたので、園見学時に必ず確認するようにしていました。
バス送迎がある
我が家は車も所有しておらず、送迎も毎日だと夫の負担になることから、玄関先までバスが送迎してくれるか否かは重要でした。
現在、通園しているこども園の園バスを、入園前は近所で見かけることはなかったのですが、範囲のエリアであれば在園児に応じてルートを毎年作成してくれる、ということで、当初はバスで登園していました。この辺りは融通がきくようなので、心配されている方は園に確認されるとよいかと思います。
当初は、と書いたのは、息子の乗り物酔いによって、現在は登園時のバスは利用していないためです…。このことは実に想定外だったので、別の投稿で詳述したいと思います。
原付バイクで30分以内の距離
2011年3月11日の記憶はいまだ強く残っているため、災害や急病時にすぐに迎えに行くことができる距離か、というのは非常に重視しました。本当は歩いて30分以内がベストなのですが、万が一のときのためを重視しすぎて他をあまりに妥協するのも…という点で少々悩んだところです。今の園はバイクであれば15分程度でしょうか。歩くと1時間以上はかかりますが、まあ歩けなくはないです。
親の行事参加強制が少ない
ここは、私の仕事の都合と、夫がママたちばかりとなるであろう中で、どれだけ耐えられるのか、通常の家事・育児に加えて園の活動に必要なあれこれに対応できるのか、という懸念による確認事項でしたが、口コミで得た情報どおり、求められることは非常に少なかったです。口コミサイトに正確な情報を寄せてくださった方々に感謝です。
役員以外にもお手伝いの依頼はイベントによって発生しますが、むしろやりたい方が多いようで、申し出ると抽選で手伝えない、ということもあるようでした。我が家も年少・年中と、1回ずつお手伝いを申し出ましたが、抽選に当たって希望するイベントの手伝いをすることができました。
親が子どもの様子をいつ見に来てもよい、という園ではないので、息子の様子見たさに、よさそうなイベントでお手伝いを申し出て、私は仕事の休みを申請して、夫と2人で手伝いに行っています。夫はさすがに1人では行きたがらないです。
入園時には、いろいろな袋物の準備の指示があったり、学期ごとに雑巾の提供依頼などがありますが、いずれも手作りを求められたりすることはなく、買ったもので構いませんと言われていたため、我が家は、無記名提出の雑巾は100円ショップで購入、息子が使用する袋物は私がミシンでカタカタ製作しました。
別に女だってミシンの使い方やアイロンがけを習うわけではないと思うのですが、夫は自分はミシン使えない、アイロンできない、と言ってきます。主婦の多くは、たとえやったことなかろうが、旦那さんにそんなこと言わないと思う…。
課外教室がある(学びのバリエーション)
園探しをしていた当時、息子はまだほとんど複数語文を話すことはできず、単語をちょっと言えるくらい、という状況だったので、言葉の発達が遅めなのかもしれないと思っていたこともあり、これについては、できれば、という程度で、優先順位としては当初は低めでした。
園探しをする過程で、最近は園で習い事のようなサービスまで提供してくれることを知り、自分が幼稚園児の頃には、こういったシステムはなかったので、幼稚園ビジネスの進化に驚きました。
息子が興味を持つならやらせてあげたいし、園ですべて完結するなら、夫の手間暇も少なくて済むのでは、と考え、よさそうな課外教室がある園は気にはなりました。今、通っている園もいくつか課外教室があるので、息子の意見も取り入れつつ、参加しています。
この点については、候補だった近場の園では提供されない部分だったので、私としてはだいぶ惹かれたところでもあります。
なお、息子のお話しスキルは、週2日のプレに通い始めてすぐ開花しました。息子の通ったプレは親子分離でしたが、ひと月も経たないうちにペラペラ話すようになりました。ろくにしゃべることができない子ども同士が集まって、どうやって会話や友だち関係が成立するのだろう?と思っていたのですが、子どものチカラはすごいですね。
「親子分離」とここでは書きましたが、実際には、私たちが検討した園ではどこも「母子分離」と表現しており、専業主夫世帯は違和感を感じてしまいます。悪気はないのでしょうが、うーん…というような思いをその後もたびたびしています。これは幼稚園/こども園だからなのか?保育園は共働き世帯が多いと思うので、お父さんたちの出現率も高く、このような言葉の壁を感じることは少ないのだろうか。
保護者間の付き合いが思ったほど大変ではなかった
夫は率直に言って、それなりに居心地の悪い思いはしていると思いますが、概ねみなさん、つかず離れず、な感じで、嫌な思いは全然していません。
中にはすごく仲のよさそうな保護者さんグループも見受けられますが、私も夫もあまり社交性に長けているタイプでもなければ、ひとりのほうが気楽だと思ってしまうタイプなので、現状に不満はないです。
こども園には、2号認定という、保育園と同じようなお預かりが必要な世帯も多くいるものの、プレから通園を始めて、この2年半、父親たちの姿をみることは、それほど多くはありません。
父親たちは、運動会などのイベントごとでは、よく目にするものの、役員決めのような集まりは、夫以外いませんでした。平日開催だったり、園からの日程連絡は総じて遅いことが多いので、勤務時間の融通が利かない職場の人は現実的に難しいということもあるかとは思います。ただ、この時は、けっこう早い時期にお知らせがあったので、私は事前に休暇申請を職場に出して、園に行きました。夫が1人は心細がるので…。しかし夫のアウェー感すごかったです。
事前に配られていたプリントは、年少のときに役員だったママさんが準備したものでしたが、役員は母親がやるものという前提と受け取れるような記述が散見され、近頃よく聞く多様性とか、父親の育児参加とか、なんなんだろうか?という気持ちにさせられました。
ちょこちょこ引っかかる点はあるものの、マイナーな存在はそういうものだと覚悟はして我々も今の家族のかたちを決めてはいるし、自分たちの手で社会を変えるぜ、という気概もないので、仕方がない、と思っています。
そんなこんなではあるものの、何人かのママさんたちは、気軽に夫にも話しかけてくれて夫もホッとしていますが、さすがに家を行き来するような仲には至らないですね。
費用がそれなり
これから入園される方は、幼児教育無償化の恩恵をフルに受けられるので、そこまで有用な情報ではないかもしれませんが、所得によって金額が決まっているといっても、家計はそこそこ圧迫されます。
制服や指定バッグの有無で、初期費用が変わってくるかとおもいきや、制服がない園は結局、同じくらい入園費として取られるので、我が家のエリアでは、どこを選んでも金額面では大差なしでした。
今、通園しているこども園は、登園・降園は制服着用で、園内では体操着で過ごすので、制服を購入する意味があるのだろうか…と入園時は思っていたのですが、入園当初は自分で着替える、ということもひと苦労な状態だったので、毎日自分で着替えなくてはならない、という状況が制服によってもたらされ、子どもたちが生活に必要なスキルを鍛えられる、という教材だったようです、と今では解釈しています。
でも着替えはいずれできるような…と少々よかった点ではない記述になってしまいましたが、インターナショナル系のスクールなどは、私の給料では相当厳しいので、払えるというだけでよしとすべきかと、よい点としてリストアップしておきます。
なにより息子がたのしそう
これが最終的には一番大切なところかと思いますが、年少の最初の数ヶ月に、やや登園拒否する時期があったものの、年少の夏休み以降はたのしそうに登園しているので、本当によかったです。
プレの頃は親子分離で泣きわめく子たちをよそに、息子は一度も分離を渋ったり、泣きわめくことはなかったのに、年少になってしばらくしたら、登園バスに乗ることを嫌がったり、泣いて結局乗れなかったり、(電車&徒歩では遅刻してしまうので) タクシーで登園するようなこともありましたが、園生活やクラスメイトに慣れたからなのか、年少の夏休み以降はまったくそのようなことはなくなりました。
次回の投稿では、もっとこうだったら…と思ったことについて記載してみたいと思います。
2019年9月吉日