こんにちは、にわです。
息子、先日、無事6歳になりました。そういえば、「スマイルゼミ」というタブレット教材を導入して、早くもひと月余りが経過したな…と思い、導入後のひと月を振り返ってみたいと思います。
目次
導入の経緯と導入後2週間ほどの様子
申し込みをしたのは、コロナで登園できない時間が長引きそうだな…と思った4月半ば。タブレットが届いて学習を開始できたのは、5月の1週目でした。
当時の様子はこちら。
その後、無事、タブレット・カバーも届きました。
導入ひと月余り経過した現在の息子の様子
まだ飽きている、という様子は見られません。紙のワークより、息子はタブレットのほうが好きなようです。「紙は今日やらない。タブレットだけね。」とよく言われます。
無理にやらせても仕方ないので、「じゃあ明日は紙もやろう。」と言って、事前に約束を取り付けておきます。息子は事前に約束さえしておけば、「ああ、そうだった。」とやるべきことと認識してくれるのがよいところです。
量はちょうどよい感じ
現在、年長ですが、小学校1年生の内容を申し込んでいます。まだ、こくご・さんすう・えいごプラスαしか教科数がなく、えいごは分量自体が(1年生だから?)すくないため、だいたい毎日、こども園がある日も休日も、3つ前後のミッションに取り組んでいますが、ひと月分を終えるのに、ちょうどひと月くらいかかる感じです。
同じミッションを繰り返し実施するものもあり、今のところ、ちょうどよいかなと感じています。
難易度
息子が得意なものと、得意ではない・好きではないもので、だいぶ差があるように感じます…。
息子は本を読まないインドア派なので、季節感/時間感覚が必要な問題や、複数行にわたる文章を読んで答えるような問題は、まったくだめです…。
何行かまとまった問題文をみたただけで、「長いからやだ」という始末…。
メッセージ機能やアバター機能は今もたのしんでいる
LINEのようなメッセージ機能やアバターの着せ替えは、ひと月経過した現在もたのしんで使っています。
アバターの着せ替えは、毎月アイテムが更新され、学習量によってゲットできるアイテム数が変わってくるようで、「今月もがんばる」と張り切っています。
仕事で自分では勉強を見てあげられないときも、学習の開始や終了時にメッセージ機能で学習した内容が送信されてくるので、進捗が確認できるのもたのしいです。
ゲームアプリもやってみました
前回の投稿では、ゲームアプリはまったくやっていません、と記載しましたが、その後、気になるアプリがあったようで、何度か一緒に遊んでみました。
息子は基本的に任天堂Switch派なので、スマイルゼミのゲームアプリで長々あそぶようなことはなく、たまに遊びたいと言われても、あまり気になりません。やり始めても、しばらくすると、「もうやめる」と自らやめてくれています。
Switchもこんな感じで飽きてくれればなあと思っているのですが、Switchはこちらから声をかけなくてはなかなか離れてくれません…。
息子が気に入っているミッション
さんすう
ゲーム性のあるものがやはりおもしろいようです。こちらは、画面上に計算式が表示され、正解とおもう数字に向かってロケットを指ではじいて発射させる、というようなミッションです。
下図は「むずかしい」を選択したときの問題。
「ふつう」を選択すると、「=」の右側が「?」になった普通の計算問題が出てきます。
ロケットの向きを指で変えて、ひっぱって発射させます。
正解すると、それっぽい効果音とともに〇が表示されます。
問題的にも息子にとってちょうどよい負荷なのか、やる気がないときにも自発的に何度もやりたがるミッションです。
えいご:くだものキャッチ
任天堂Switchの「マリオパーティ」で似たようなミニゲームがあるせいか、えいごではこちらのミッションがお気に入りで何度も取り組んでいます。勉強感がない模様。
英語でフルーツの名前が読み上げられるので、かごを持った子を指で動かして、読み上げられたフルーツをかごで受ける、というゲームのようなミッションです。
指で動かして…かごでキャッチ。
正解すると、こちらもそれっぽい効果音とともに〇が表示されます。上の画像な「Nice!」と表示されていますが、1つ目で逃さずキャッチできると「Great!」とか、もっとお褒めのことばをいただけます。
えいご:ジャイロ操作でサファリ探検
えいごはゲームにしやすいのか、息子のお気に入りミッションが多めです。さんすうは「すすめかた」と書いてあるのに、えいごのこの手のミッションは「あそびかた」と書いてあります…。
こちらは、ジャイロ操作といえばよいのか。タブレットを傾けると傾けた方向に車が動くので、英語で読み上げられた動物に向かって車を走らせる、というミッション。
スプラトゥーン2でジャイロ操作を楽しんでいる息子の食いつきは非常によいです。
こちらも正解であれば、それっぽい効果音とともに〇とお褒めの言葉がいただけます。
えいご:絵本(動画)
本を読まない(興味がない)息子ですが、こちらの絵本(動画…といよりは静止画のパラパラ絵本)のギミックがたのしいようで、何度も取り組んでいます。
これは三匹の子豚のワンシーン。英語でストーリーが読み上げられ、英語字幕と、日本語字幕は表示/非表示を選択できます。
「タッチ」と書かれている赤丸部分をタッチすると、オオカミのおなかがどんどん脹れていきます。
もっともっとタッチすると…
パンパンに膨れあがる。これがたのしい模様…。
レンガの家は吹き飛ばせない…というアレです。ほかにも同じような感じで、おむすびころりんなどもありました。肝心の英語は聞いているのかいないのか…。
えいご:発音学習
お手本の発音を聞いて、自分も発音し、録音された音声とお手本の音声を聞き比べる、という取り組みです。大人の発音学習でも似たようなアプリがあると思います。私も昔、使ったことがあるような。
録音された自分の声を聞くのがたのしいようです。
線が重なったら発声。多少ずれてもちゃんと録音されるので、5-6歳児でも問題なく取り組むことができました。
3か所お手本と一致すると、「Perfect」と判定されるようです。…が、これはイントネーションか強弱かだけチェックしているようで、「knife」というお手本のところで「fork」と誤って息子が発音してしまったのに、「Perfect」がつくというミラクルがあり、息子おおよろこび。
けいさんドリル
とくにゲーム性はないとおもわれる計算ドリルもあります。
しかしスーパーマリオメーカー2などでもタイムアタック好きな息子は、タイムアタック的計算ドリルはわりと好きなようです。
こんな感じのふつうの計算問題ですが、左側のタイムアタック要素が息子にはゲーム感がある模様。
計算はとくべつ教えたわけではないのですが、日ごろゲームで、コインやライフの数を数えているため、自然とできるようになっていました。
息子が嫌いなミッション
どのミッションもさして好き嫌いなく取り組んでいますが、明らかに嫌な顔をして「やらない」というのはこれです。
こくご:長文読解…というほどでは決してない
とにかく文字がたくさん書いてある、というだけで嫌になる模様。
計算や英語のようなミッションは、直観でぱぱっとできるのに対し、きちんと聞いて、言われていることを正確に理解して、回答する、というものは全般的に弱い感じがしています。
この程度で「ながすぎる!!」と不機嫌になる始末。
読みもしないで問題にこたえようとするので、「いつ」に「町の おみせ」と入れてしまったり、「どこで」に「大みそか」と入れてしまったりします。
そしてそもそも「大晦日」が分からないようでした…。「あしたから新年という、大みそかの日」という文はたしかにちょっとわかりづらいのかもなあとは思いますが、こくごはだいぶ先が思いやられそうです。
今後の課題
全体としては、息子はたのしみながら学習できているようなので、このまましばらくは続けていきたいと思っています。
今のところ感じている課題:
- 好きなミッションばかり取り組みがち
- じっくり理解する姿勢が足りないところをどう改めていくか
- 解説がさほど丁寧ではないので教えるのに工夫が必要
- 正解することよりも今は理解することのほうが大切であることをどうわかってもらうか
こんなところでしょうか。
Switchの前にワーク、というのはもうすっかり習慣化されたようなので、今後は取り組みの質をあげるべく、試行錯誤していきたいと思います。
2020年6月吉日