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ChatGPTすごい!1949年生まれの非テック父親も認知…

 

こんにちは、にわです。
話題のChatGPT。名もなき私が言及するまでもないのですが…3月に入ってようやく活用場面を見出し、感動している記録にブログを書いています。

 

ChatGPTを私が初めて知ったのは、2023/01/21に英語学習コーチでVoicyパーソナリティでもあるタニケイさんのツイートを拝見してですが、直後は、すでにユーザが殺到していたのか、2-3日、全然使えなかったので諦めていました。

 

普及スピードがすごい

あれよあれよという間に、さまざまなAIがいろいろな方によって紹介されているのを見かけ、2月上旬には、なんとインターネットで買い物もできない1949年生まれの父親から送られてきたLINEにChatGPTの文字が!

 

 

大衆に広がる新技術というのは、こんなにすごいスピードなのですね。

 

キングコング西野さんが、Web3.0はブロックチェーンじゃなくてAIだった、というようなことをどこかでお話されていて、Midjourneyはいまひとつ使い道が見いだせなかった私も、今回は、まさに!という気持ちです。

 

Bingのwaitlistはほとんど待たなかった

ChatGPTが混雑していて使えなかったので、その後は全然アクセスしておらず、その間、用途によってはBingのほうが使えるという情報を目にして、Bingのwaitlistに2023/02/21に申し込みしていました。

 

 

どのくらい待つことになるのかな…と思ったら、翌日には You're in! の通知が届き、使えるようになりました。

 

  

 

旅行プランはまだ難しそう

何を検索しようかな…と考え、今、困っているというか、時間がなくて手をつけられずにいる、10月に迫った両親の金婚式祝い旅行のプランを相談してみました。

 

が、これはまったく使えない回答が返ってきて、条件を追加してみたら、1つ前に提示した条件がすっかり忘れ去られた回答が返ってきたりして、自分で調べたほうがよさそう…という結論に至りました。

 

旅行会社のプランをつくる仕事もAIに取って代わられる、というようなことが書かれている記事も見かけましたが、この辺りはまだ時間がかかりそうに思います。

 

Midjourneyに続いて
Bingも活用できない自分…

 

新しいテクノロジーにわくわくして活用できているみなさんによって、より便利になるまで待つか…と思っていたのですが、なんとなく久しぶりにChatGPTにアクセスできるか試してみたら、あっさりつながりました。

 

キャパシティ拡張はやい!

 

早速サインアップして、Bingと同様、旅行プランを立てる相談を実施。ChatGPTは何度か条件や質問を重ねても、前のやり取りをきちんと覚えて回答してくれて、Bingより優秀でしたが、旅行プランとしてはそのまま採用できるようなレベルではまったくない状態でした…。

 

ChatGPTで英作文

国外の同僚への挨拶サンプル

旅行プランは諦めて、王道と思われる英作文を依頼。

 


もうすこし注文をつけてみました。

 

 

細かく指示を与えないと、シチュエーションは適当に想像して(?)回答してくる模様。それでも会話するように再依頼できるのもまたたのしい。

 

 

システムの障害通知

仕事で比較的頻度高く使う英語と言えば、システムトラブル時に全社員向けに送信するアナウンス文。箇条書きで条件を与えてみたところ、日本語も英語も、それらしい件名と本文のメールをつくってくれて感動。

 

 

若干、指示通りではない部分もあるものの、概ねよい感じ。そして頼んでもいないのに、ちゃんと詫びの言葉も入れてくれている。トラブルを発生させている部門はかくあるべし、ということでしょうか。

 

こちらは英語バージョン。

 

 

画面下の「Regenerate response」ボタンをクリックすると、同じ条件で別の回答を返してくれます。 

 

 

DeepL翻訳では、作成された英文がしっくりこなくて、そのまま使うことはほとんどないのですが、ChatGPTの英文はそのまま使えそうです。

 

コロケーションなど、これまではGoogleで
「"チェックしたいフレーズ" site:uk」
のようにチェックしていましたが、こういった作業が完全に不要になる感じです。少なくとも私の英作文よりずっとましだと思います。

 

typoがある英文も正しく解釈できる!

以前、職場の先輩から質問された、DeepL翻訳は気づかなかったタイプミスのある英文を、ChatGPTに翻訳依頼してみたところ、タイプミスだと理解できました!

 

 

「まもなく」というのはもっと先だと思っていたのに、少々おそろしくなるほど未来は早かったです。

 

 

 

コード書きも得意なChatGPT

Active DirectoryやMicrosoft365からデータ抽出

ほかに仕事で使えそうなことは…と思い、Active Directoryから一定の条件を元に情報を抽出してくるスクリプトを書くよう依頼したところ、コピー&ペーストできる状態でコードを書いてくれ、コードの説明もしれくれたり、実行のために必要なモジュールのインポートまで言及してくれました。

 

 

!!!

 

Active Directoryの属性名はGUIの属性名とスクリプトで指定するときの属性名が異なることがあり(業務上必要に迫られて使うことはあるが専門ではない立場からの感想です)面倒に思っている私…

 

10人程度の調査では、スクリプトを書く気になれず、手動で検索することを選択するアナログ人間なのですが…日本語で指示するだけで、正しい名称を指定してくれるし、これは生産性向上まちがいなしです。

 

 

マイクロソフト製品はBingのほうが得意かな…と思ってBingでも似たようなお題を出してみたところ、悪くないです。ただ、ChatGPTのようにコードを1クリックでコピーさせる気遣いはなく、さらにフォントや改行が好みではなく…少々読みづらく感じます。

 

 

旅行プランでは1つ前の条件を忘れたBingですが、ITは得意分野なのか、追加依頼もあっさり対応してくれました。

  

 

 

Linuxのshellスクリプトも書いてくれる

Linuxのshellスクリプトも、毎日書く必要がある職種ではないし、好きなわけでもないので…必要に迫られたときに、不明なところは調べながら書いているのですが、日本語で指示を与えるだけで、意図したコードを返してくれて、本当にすごい。

 

 

このオプションは何だったっけ?と思っても、これどういう意味だっけ?と聞くだけで、説明してくれます。

 

 

今、職場に、IT未経験の第二新卒のメンバがいて、技術的なことをどう教えていけばよいのか…と思っていたのですが、そういう場面でもChatGPTは役立ちそうです。

 

cronの文法説明もばっちり

例えば「Linuxのcronの書き方を教えて」と質問したら、ピンポイントで必要な情報が返ってきました。これなら、初めてcron触ります、というメンバにも理解しやすいのではなかろうか。

 

   

 

ChatGPTが描画している速度も絶妙にちょうどよくて、個人的には好ましく感じています。

 

リアルタイム情報はBingに軍配

ChatGPTは現在、2021年10月以降のデータは蓄積されていないようです。

 

  

そのため、メルカリで今いくらで買えるかな…のような質問には対応できませんでした。

 

 

 

 

ChatGPTに情がわきそうです…。

 

SNSの情報によると、BingはChatGPTと異なり、現在のインターネット上の情報から応答するということだったので、同じ質問をBingでも実施。

 

  

ここまでブラウザで質問しておいてメルカリアプリを開く気はないので追加質問。

 

 

予想外の返答。

 

 

びっくりしてほめてしまったけれど、のちほどメルカリアプリで検索したら販売中で490円の商品はありませんでした…。当然購入可能な商品を検索してくれているはず、ということを期待してはいけない模様…。

 

 

ChatGPTとの比較のためにした、ちょっと意地悪な投げかけは、ビジネスライクにかわされたので、ChatGPTのほうがやりとりしていてたのしいです。

 

 

個人的感想

  • BingよりChatGPTのほうが好み
  • 得意なことと苦手なことを理解して使えば便利
  • 語学とITの分野では活用場面が多そう
  • AIの回答が使えるものか判断できる程度の能力はこちらにも必要
  • 分野によってはあまりによくできるので自分で考えたりメモすることが減って人として劣化しそう(漢字読めるが書けないみたいなことが増えそう…)

 

 

2023年3月吉日

 

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