こんにちは、にわです。
前回の投稿に続き「〇〇してみた」というタイトルになってしまいましたが、調べものをしていて「認知特性」という言葉を初めて知ったため、記録したいと思います。
目次
認知特性とは
…とGoogle検索してみると、詳しい情報がいろいろ出てくると思います。
昨年からVoicyという音声メディアを聞くことが習慣となっているのですが、聞いている瞬間は、
と思って聞いているのに、聞きおえて間もなく、すでに覚えていない、とか、聞いている途中で、
というようなことがあり、何度も聞き返す、ということを日常的にしていて、スキマ時間活用のはずが、時間を無駄にしている…という側面もままあることを自覚し、どうしたものかと考えていたところ、「視覚優位」「聴覚優位」「言語優位」「身体感覚優位」など、五感のどの感覚器を使って情報を処理することが得意か否かという、特性/能力に傾向がある、ということを知りました。
どれが優位であればよいとか悪いとかいうことではなく、自分の傾向を知って、それに合った情報処理の手段を選択することで、各自の能力向上に役立てよう!というようなことのようです…といくつかのサイトを拝見して、解釈しました。
向かない方法で学習していても、情報処理能力はあがらない、というのは、当然と言えば当然なはなしですが、気にしたことがありませんでした。私は書かれたものを読んだり、考えていることを文字にしたりすることで思考が整理できると感じる一方、音声メディアで何かを聞いて情報処理をするのは、あまり得意ではない、ということなのかもしれません。
本田40式認知特性テスト 診断ツール
認知特性について調べていたら、無料でできる診断ツールを発見したので、試してみました。いくつかの質問に回答していくことで、診断結果が表示されるつくりになっています。本田真美さんという、小児科医の方がつくられたもののようです。
こちらのサイトからファイルをダウンロードして診断することができます。
「エクセル」と書かれていますが、無償で使えるGoogle Sheetsでも大丈夫でした。
結果はこのような感じで表示されます。
すごく偏っていますが…私は「辞書タイプ」という特性の傾向が強いようです。45ポイント。画像が見づらくなってしまいましたが…「カメラタイプ」が「①」で時計まわりに番号が増えて、「辞書タイプ」は「④」の「文字や文章を読んで、そのまま頭の中で再現するタイプ」という認知特性とのことです。
しかし45ポイントまでは「一般的なレベル」と書いてあるので、私には46ポイントを超える特化した能力はないようです…残念。私にもっとも欠けている特性は「⑥サウンドタイプ」で「音色や音階といった、音楽的イメージを脳に入力するタイプ」ということです。
日付を入力する箇所がありますが、認知特性は変化するものだそうで、ときどきで、診断してみましょう、というようなことは、ほかのサイトでも言及されていました。子どもの学習の手段の検討として、認知特性の優位性を利用しようという場合などは、成長の過程で診断し直してみるとよいのかもしれません。
詳細は、こちらの書籍をどうぞ。
8つの知能 Multiple Intelligences(多重知性)診断
こちらも、「好き/嫌い」「得意/苦手」など自分の個性/特性を把握して、能力の向上に役立てようという、無償で診断できるツールです。
同じく、いくつかの質問に回答していくと、最後に診断結果が表示されます。日能研という塾のサイトにリンクが張られています。
Flashを使っているようなので、Flashが機能するブラウザでないとオープンできないかもしれません。
私はGoogle Chromeではオープンできず、Internet Explorerでオープンしました。
結果は、このように8つの知能について表示されます。私は「内省的」という知能のポイントが一番高く、「視覚・空間的」という知能のポイントがもっとも低かったです。
この「8つの知能」とは、ハーバード大学の心理学者ガードナーさんが提唱したものだそうで、従来の、ペーパーテストで測る知能「IQ」だけでなく、人には8つの知能があり、これらの「好き/得意」な知能を活用して「嫌い/苦手」を伸ばそう、というものだそうで、前述の、認知特性と似たようなもの?と解釈しています。
ガードナーさんが提唱する「8つの知能」について、日能研のサイトで診断すると、下図のような説明も確認することができます。「ガードナー 8つの知能」とGoogle検索すると、具体的な説明をしているサイトがたくさんみつかります。
それぞれの知能に関する詳細な説明も記載されています。
日々の観察で、だいたい息子の「好き/得意」「嫌い/苦手」は把握しているように思いますが、息子がこれらの診断の質問にこたえられるようになったら、診断してみたいと思います。
私自身もまだまだ勉強が必要なので、自分の特性を知って、学習に役立てよう!
2021年1月吉日