こんにちは、にわです。
先日、思いたって、眼科検診に行ってきました。いつも秋に人間ドックの予約をするので、なんとなく秋は、自分の中でメディカル・チェックの季節です。
と言ったわけではなく、眼鏡とコンタクトレンズの処方で予約を取りました。その過程で、眼の状態チェックもついでになされた、という感じです。
目次
きっかけ
- 10月の人間ドック時の視力検査で見えづらかった
- 最近、近くのものが見づらい気がする(老眼?)
- 眼鏡では数メートル先のテレビの文字も見えなくてストレス
…という複合的なきっかけにより、今回眼科を訪問しました。
眼鏡はもともとはめったにかけておらず、コンタクトレンズを外してから寝るまでの数時間のためだけにつくっていたため、なんとなく眼鏡屋さんにおすすめされるままの度で作っていたのですが、コロナで在宅勤務が増えて外出の機会が減ったことと、ちょうど目の充血を繰り返していたことで、眼鏡をかける時間が増えて、やや遠くの文字すら見えないことに、だんだんストレスを感じ始めていました。
処方箋の情報と眼鏡の送付で、指定した度で、手持ちの眼鏡のレンズを交換してくれるサイトをみつけていたことも、眼科で処方箋を書いてもらおうと思ったきっかけのひとつです。
ついでに、もう10年以上、コンタクトレンズ店で処方される度数が変更されていないので、本当に今の度数で合っているのか、老眼が始まっているように思うがこのままでよいのか、も確認してくて、コンタクトレンズの処方もお願いしてみました。
眼鏡の処方
- ランドルト環でチェック(裸眼)
- ランドルト環でチェック(今使っている眼鏡)
- ランドルト環でチェック(眼科のレンズを複数差し替えて)
- 気球でピント合わせるようなチェック
- 眼圧チェック
- 赤と緑とどちらがくっきりみえるかチェック
- 眼科のレンズを複数差し替えて手元の文字が読めるかチェック
…とよくある検査をひととおり実施。最後のチェックは、
と思っているのですが調べられるのでしょうか?
と聞いてみたところ、そこらにあったパンフレットを渡されて、眼科のレンズを入れた丸い眼鏡をつけたまま、「どうですか?読めますか?」と聞かれ、次に別のレンズを入れられて「これはどうですか?さきほどとどちらが読みやすいですか?」と聞かれ、
と回答したら「老眼ですね」「まだ軽いですけど」と言われました。また、「乱視もすこしはいっていますが乱視対応のレンズにするほどひどくはなさそうです」と言われました。
今使っている眼鏡の度も測ってくれて、そんなこともできるのか、とびっくり。今の眼鏡で困っていることなどを伝え、どの程度の度数にすべきか、アドバイスをもらい、処方箋を書いてもらいました。
コンタクトレンズの処方
眼鏡とは別の方が担当してくれました。視力検査の結果と、現在使用しているコンタクトレンズの度数を元に、確認していただいた結果、度数は今のままで問題ないとのことでした。
昨年、ドライアイによる充血で大変だったこと、そのため水分含有率の低いコンタクトレンズを試していることなどを伝えたところ、今までのコンタクトレンズ屋さんでは説明されなかった説明をたくさんしていただきました。
- 水分含有率よりレンズの素材が重要
- ドライアイの人はシリコン素材がおすすめ
- プラスチック素材のレンズは乾燥しやすい
- 水分含有率もレンズの外側・内側・真ん中で変わる商品もある
- 外側の水分含有率が100%のレンズはすべって外しづらい
その眼科で扱っている商品それぞれの特徴を説明してくれて、おすすめや希望の中から、実際に装着してみた感じを確認し、最終的に一番よさそうだと感じた商品で処方箋を書いていただきました。
この眼科ではコンタクトレンズの販売は実施していないので、処方箋をもって、コンタクトレンズ店に行って購入が必要なのですが、よって、1か月両眼でいくらかかる商品なのか、その場ではわかりませんでしたが、家に帰って調べた感じでは、シリコン素材のコンタクトレンズは高かったです…。
今後はこのレンズにしよう、と決めていたマレーシア生産のピュアアクアワンデーUV Moistは、やはりプラスチック製のようでした。悩む。息子用ならともかく自分のコンタクトレンズにそんなにお金を使うのは…。
が、このあと、私の迷いを一瞬で消し去る事件発生。
この日、眼科で試着した、シリコン素材で外側の水分含有率が100%のコンタクトレンズをそのまま付けて帰宅したのですが、しばらくして外そうと思ったら外すことができず、とても焦りました。
眼科のお姉さんの言うとおり、すごくすべるのです。全然つかめない。スマートフォンで「コンタクトレンズ 外せない」などと調べて出てきた対処をいろいろと試みても外せず…。
結構な時間が経過してしまったので、ひとまずいつもの人口涙液型点眼剤をさしたところ、水分がレンズの表面についたことがよかったのか、ようやくレンズをすべることなくつかめるようになり、外すことができました。
いろいろ不器用な私には、やはり安物のプラスチック素材レンズが向いているのだと諦めがつきました。ドライアイは人口涙液型点眼剤で解決しているので、外しやすくなって、小金持ちになるかシリコン素材のレンズの価格が下がるまで、プラスチック素材を継続購入しようと思います。
最後に検診
眼鏡もコンタクトレンズも担当者は30歳前後の若いお姉さんでしたが、診察室での検診を担当した人は眼科医と思しきおじいさん先生でした。
暗い部屋で、レンズのようなもので両眼をチェックして写真をパシャリ。画像を見せていただきながら「だいぶ乾燥してますね。」と言われました。画像をみても、自分では乾燥しているのか否かよくわかりませんでしたが、別の眼科でもドライアイと言われているので乾燥しているのでしょう…。
と話したところ「4時間に1回くらい目薬したほうがいいですね。あとは問題ありません。」と検診が一番あっさり数分でおわりました。全体で約90分かかりましたが、検査担当のお姉さんたちは知識豊富で、こちらの話を聞いたうえでアドバイスをくれて、とてもプロフェッショナルで、満足度が高い気持ちで、お会計の順番を待っていました。
何日か前に歯科検診で3千円強かかったので、最低2-3千円はするのかな、と思っていたら、1,010円。びっくり。こんなに安いのか。
しかし、この眼科、数か月前にできたばかりなのに、支払いが現金のみで、電子マネーもクレジットカードもなんとかPayも使えず、そこだけがいまひとつでしたが、お姉さんたちがとてもよかったので、眼科に用事があるときはまたここに来たいと思います。
2022年12月吉日