こんにちは、にわです。
先日、急に休暇を取得できることになり、息子の登校のお供のあと、授業を見学してきました。
目次
授業見学システム
息子と夫経由で聞いたので、どこまで本当なのかよくわかりませんが…息子の小学校では、現在、保護者の好きなタイミングで授業の見学ができるようです。
おそらく本来は何日か前には申し出る必要があるのでは…という気がしているのですが、
と言われ、そんなに急にできるものなのか?と疑問に思ったものの、
やったー
と息子も言うではないか。
だめなら帰ってくればよいかと思い、登校お供のあと、見学する心づもりで室内履きと保護者用名札を持参して出発。
私が把握しているルールとしては、
- 保護者用名札を身に着ける
- 保護者用玄関から入室する
- 保護者用玄関で事務員に声をかける
以上です。
息子には、私が事務室に声をかけている間に、担任の先生に伝えておくよう依頼。
事務室はあっさり通過。
以前は平日固定勤務ではなかったことと、3年生の時のクラスは少々問題があって、いつでも見に来てよいと(夫の)保護者LINEで情報を得ていたので、気兼ねなく、仕事が休みの平日は単なる息子の様子を見学したいという目的でちょこちょこ訪問していたため、おそらく事務員さんも私のことは認識しているはず。
そして小1の時から登下校のお供をまあまあ頻繁にしているので、児童たちもまあまあまだ私のことを覚えているようで、「○○君のママ」「○○君のお母さん」「どうしたの?」と話しかけてきます。
と適当に応答して息子のクラスへ。
廊下の反対側から息子の担任の先生が。息子はもう先生に話してくれたのだろうか…と思いながら挨拶すると、まだだった模様。
「どうされました?」と聞かれてしまったので「仕事が休みなので授業の見学に来ました。」と児童たちへと同様の返答を繰り返し…。
「何か心配事でもありますか?」と聞かれてしまったので…「単なる見学で心配事はまったくありません!」と応答したところ、すこし警戒を解かれた模様。
「何時間目まで見ます?最後まで見て行かれますか?椅子用意しましょうか?」と言っていただいたが、授業見学できるとは思わず、先にシミ取りピコトーニングの予約を入れてしまっていたので、「1時間目だけ見たら帰るので、椅子は大丈夫です。」とお伝え。
「朝の会でみんなにちょこっと紹介と言うか説明と言うかさせてもらっていいですか?」と聞かれたので了承して教室へ。
3年生のクラスの時の担任の先生は椅子の心配をしてくれたことなど一度もなかった。担任の先生によって対応が異なる模様。
教室でクラスメイトと談笑している息子を発見。
小学生の着替え事情
クラスのほとんどの児童が体操服を着ているなあと思ったら、2時間目が体育でした。
パンツになって着替える羽目になるよ!
と言っていたのに…。
その場でズボンを脱いで体操服に着替え始める息子。
ほかの男子もその場で着替えている様子。小4男子はまだ人前でパンツ姿になることに羞恥心はないようです。帰宅した息子に
と聞いてみましたが、まったく気に留められませんでした。
一方で。小3の時のクラス見学で、目の前で女子の面々が体操服に着替えていて、パンツ姿で教室をうろちょろしている子もいてぎょっとしたことがあったので、女子もまだ教室で着替えているのだろうか?と観察していると、2,3人で連れ立って別の教室に着替えに行くようである様子でした。
自分が子どもだった頃のことはもうほとんど覚えていませんが、女子は小3と小4の間でなにかあるようです。
家に帰ってきた息子に声をかけてみたものの、息子はまったく興味がない様子…。
ところでさあ…(ゲームの話を始める息子…)
朝の会
息子の通う小学校は、8時までに登校することになっているのですが、8時になると音楽が流れ始め、朝の歌的なものをみんな歌い始めていました。
歌がおわると、先生が出席を取り始めます。児童は、男女とも「さん」付けで呼ばれ、名前を呼ばれた児童は手を挙げて「元気です」とか「寒いです」「眠いです」のように体調を報告するシステムの模様。
息子のクラスでは、4年生になった初日に1日来ただけで、その後一日も登校していない(と息子から聞いている)子がいるのですが、先生はその子の出欠を取るときは「〇〇さんはあとから入ってくると思います」と教壇のとなりに設置されているモニタを見ながら説明。
コロナで一時期使用されていたオンラインで教室につなぐシステムを、今も、その子には使用している模様。しかし私が見学していた1時間目がおわるまでの間には、その子は姿を現しませんでした。
息子からもオンラインでは会っているという話は聞いていないので、オンラインでもほとんど出席していないのかもしれない。小3のときは遅刻がちではあったものの、登校はしていて、運動が得意な活発な子、という印象だったのに何があったのだろう…。
出欠取りがおわったところで、先生が私の存在に言及。クラスの半分以上の子は顔と名前がわかる感じでした。今、息子の学年は1クラス40人前後で、3クラスしかなく、毎年クラス替えがあるので、ほとんどの子と一度は同じクラスになっていたり、4年間同じクラスの子もいます。
私は団塊ジュニア世代(正確には団塊ジュニアと呼ばれる年代の1つ下くらい)なので、小学校の時のクラスは10クラス以上あり、マンモス校と呼ばれていました。
そして私の時代と違うことのもう一つは国際化です。クラスの1割は純日本人ではなさそう。名前がカタカナだったり、名前は純日本人だけれど、見た目が完全に純日本人ではなさそうであったり。
こども園の頃もそんな感じだったので、息子にとってはいろいろな国の人がいることはまったく特別なことではない様子。名前がいろいろなのも何とも思わない様子です。
私の紹介の後は、本日の予定を話し始める先生。
- 1時間目:算数
- 2時間目:体育…今日はフラフープを使ったり、平均台を使ったりした身体活動を学びます。
- 3時間目:図工…のこぎりを使って木材を切ってみます。
…のように6時間目までの本日の予定をひととおり説明。この日は9月も下旬というのに予想最高気温37度の日で、「今日は暑いので外遊びは禁止です。」という説明もされていました。
暑さで外遊び禁止、というのも息子たちには日常茶飯事のようですが、私が子どもの頃は、光化学スモッグ注意報があったくらいで、暑さで禁止、のようなことは記憶にありません。
4年生の算数
朝の会がおわるとそのまま1時間目が始まります。この日は算数。息子曰く
この日のお題は「96÷32」
児童たちが算数の教科書やノートを準備している間に、先生は黒板に色紙10枚の束の四角を9つ、色紙1枚の四角を6つ書き、「色紙96枚を1人32枚ずつ配ると何人に分けられるでしょう」というい問題文も記載。
こういうのをいちいちわざわざ黒板に書くのだなあ…と時間の使い方が気になって仕方がないせっかちな自分…。
と息子が言うのはこういうところだと思う…。
前日は、「90÷30」のような、割る数も割られる数もどちらも10で割り切れる数の割り算を勉強していたようで、「今日は昨日までと何が違う?」と先生が質問し、児童たちが応答。
「じゃあどうやって考えばよいだろう?」のように進んでいく授業。途中3人ペアで考えさせたり、何人かを指名して黒板に考え方を書かせたり、口頭で説明させたり。朝の会がおわったのは8時15分頃でしたが、9時までそんな感じで「96÷32」の説明に終始。
授業1時間は45分だと思っていたのですがまだ終わる様子がありません。結局その後、最後に教科書の問題2,3問を各自で解かせて、解けた子は教壇にいる先生のところにノートを持っていて丸付けをしてもらって、あらかた終わったところで体育館へ移動…のような流れでした。
1時間目と2時間目の授業の間にチャイムがならないようで、授業の長さはある程度、先生に裁量があるのかも?と思いました。
息子の勉強を家でみていると、この子はまったく勉強が得意でもないし好きでもない、ということがよーくわかるのですが、授業の最後の問題を息子が解きおわって先生に見せにいったのは、3番目くらいで、早いほうでした。
さくっと丸付けされている様子で、正解していた模様。その後もまだ解答がおわらない子はたくさんいて、10分以上経過してもまだ算数の授業はおわりにならず、最後のほうに教壇に来た子は、解答できなかったのか、しばらく先生から説明を受けている様子。
息子の家庭学習の進度の遅さに、なぜこんなに理解できないのだろうかと不安になることもしばしばあるため、本当に学校の授業についていけているのか心配でよく質問していたのですが、本当にまだ学校の授業にはついていけている模様。
分からないところある?
まだかんたん
それは私も無理かも
しかし「96÷32」を学校では1時間もかけて説明してもらっているのだから、家で私の説明ではよくわからなかったことは学校できっちり復習できていると思いたいです。
1年生の時の最初の授業参観もそういえば算数の授業で、そのときは「3+2=5」のようなものを45分かけて説明していて衝撃を受けたことを思い出しました。
あれから3年経った今、足し算が割り算になっただけで、1時間の授業の進みは3年前と変わらないのだな…とまた衝撃の一日でした。
2024年9月吉日