英語×IT×仕事

小2息子と英語教育と認知と概念


こんにちは、にわです。
すでに小学校2年生になってしまった息子。英語の早期教育は始めることなく挫折してしまったので、この先苦労するかもしれません…。

 

英語についての私の考え

英語はできたほうがよい…とは思っています。
文系卒でIT未経験だった私が、今、外資系IT部門で仕事をしているのも、二十数年前、ユーザ・レベルでPCが使えて、英語が多少できたことで、外資系企業IT部門のアドミ兼エンジニア・サポートの仕事を紹介してもらえたことが始まりです。

 

ITも英語も、当時は今よりずっと話にならないレベルでしたが、それでもIT×英語と掛け合わせることで、掛け合わせることがない人よりも紹介しやすかったのだろうと想像します。

 

しかし今でも英語には(ITにもだけれど…)苦労しているので、とくにリスニングは早く始めたほうがよいのでは…と思っていましたが、結局ほとんど何もできないまま、息子はもう小学校2年生になってしまいました。 

 

以前、職場の英語が堪能な(…と私には思える)偉い人Iさんが、今の時代、英語から逃れることはできない、英語が苦手だからと転職しても、転職先の会社が外資に買収されるかもしれないし、海外進出するかもしれないし、逃げるよりも受け入れたほうがいい、日本語ネイティブはどこまでいっても日本語と同じように英語を扱えるようにはならない、できるように見える人も100%理解などできていない、自分も今でも苦労している、とお話されていました。

 

Iさんの本業は通訳ではないのですが、いつも会議ではCEOの通訳を務めており、その訳がまた絶妙で、通訳という仕事は英語ができるからできる、というものではないと思うので、Iさんレベルになれば英語で苦労することなどないのだろうと思っていた私には意外であり、勇気づけられるお話でした。

 

(ヒラ社員であれば)英語がそこまで得意でなくとも務まる外資系企業に勤めていますが、自分の英語にもっと自信をもつことができれば、仕事の幅はもっと広げられ、昇給も見込めるだろうと思っているので、いまだ、日々の英語学習は欠かせません。

 

小2息子の英語への反応

小2の今、息子はすっかり日本語が達者になり、英語の発音は完全にカタカナにひっぱられているので、もはや自分で必要性を感じてがんばってもらうしかないと、親主導での英語教育は諦めています…。

 

一昨年、年長の時点で、すでに

 

息子
英語?
息子
好きじゃない!

 

と発言している状態…。
年長から家庭学習として始めたスマイルゼミに英語も含まれているので、まったく何もしていないわけではないものの、計算などの取り組みと比べて英語に対する興味のなさは明らかで、英語の取り組みを増やすことは早々に諦めました。本人が必要性を感じてがんばる日がくることを信じたい…。

 

オンライン・ビジネス英会話Bizmatesでお世話になったトレーナーのお子さんは、息子と同年代で、フィリピンの言葉よりも英語の方が得意だと言っていました。英語であればスラスラ話せるのに、母国語だと、「あー」とか「えーっと…」とか、言葉が出てこなくて詰まってしまうのだそう。もはや英語ネイティブです。

 

日本人がそのような状態になるには、英語が好きでもなく使えもしない息子をみるに、息子の孫の世代か、あるいはもっと先の世代でようやく英語がペラペラになって、その子が現在のフィリピン人たちのように、母国語より英語が得意になる、という感じなのだろうと想像します。

 

複数言語と認知と概念

ところで、息子がまだもっと小さい頃、子どもは複数の言語をどう理解するものなのか?リンゴとapplesが同じものだとわかるものなのか?と疑問でした。

 

自分自身が子どもの頃、私は「関東」とか「九州」という言葉が意味することが理解できなくて苦労したことを今でも覚えています。いつ疑問が晴れたのかは覚えていないのですが…わからなかったことはよく覚えています。

 

都道府県までは理解していたものの、「関東」とか「九州」とか言われると、漠然と、この辺りのことを指しているようだ、ということはわかったものの、明確には理解できていませんでした。

  

そんな自分の反省をもとに、息子が小さい頃から、息子をいろいろな名前で呼んでみたり、モノの名前を教えるときには、日本語では〇〇、英語では△△などと説明したり、日本語以外にも言葉があること、日本語でもひとつの物事を表すのに複数の名詞や呼称が存在すること、似たような種類のモノをまとめたまた別の呼称が存在すること等々を、それとなく刷り込んできました。

 

息子も私のことを、ふざけていろいろな呼び名で呼んだりするので、私の狙いはある程度は達成しているようではあるのですが、これが語学学習に役立つのかは微妙な感じです…。

  

    

2022年8月吉日

 

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