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催促という行為について思うこと

 

こんにちは、にわです。
先日、仕事で不本意な催促をさせられる状況に陥りもやっとしました。

 

「催促」という行為について思うことを本日は投稿したいと思います。

 

私はIT部門の運用チームに属しており、私の所属するチームでは、IT内外からのさまざまなリクエストをチケットシステムで受け付けて処理する、という業務が担当業務のひとつとしてあります。

 

IT部門の運用チームに属したことがある方は、容易に想像できるのではないかと思いますが、リクエストが処理されるまでに〇日かかります、余裕をもって申請してください、とアナウンスしていても、申請してすぐ催促してくる人、(先に申請している人は後回しにして)自分の申請を先に処理してくれと言ってくる人、必要な承認がまだ取得されていないのにITの作業が遅いと苦情を言ってくる人、など、マナー違反と感じるような催促は日常茶飯事です。

 

自分たちが普段そのような対応をしているため、よほどのことがない限り、催促はしないし、催促しないで済むよう、できる限り前もって準備をします。

 

先日、とあるプロジェクトで、「自分たちは今日x時までにこれが必要なのだ」と我々のチームに苦情まがいのリクエストがきました。承認がとおっていない作業はできません(過去にそれで監査上問題になっているのでプロセス順守は絶対となっています)というと、隣で聞いていたマネージャさんからも「ちょっと催促して承認してもらっていいですか」と言われてしまいました。

 

こんな調整不足の尻ぬぐい催促を、なぜプロジェクトと関係のない我々のチームがせねばならないのか、納得がいかないものの、部門のトップにお詫びと催促をしたうえで、本来催促されるべきプロジェクトチームのマネージャに、プロジェクト担当の技術チームから催促されたので部門のトップに我々のチームから催促しましたが、本当に本日必要なのであればプロジェクトチームが動いていただくよう依頼のメールを出し、CCには、我々のチームに催促を強要してきた技術チームを含めました。

 

技術チームは「自分たちはプロジェクトチームから今日が期限だと言われているのだ!」ということでしたが、必要な情報が期日に間に合うようにプロジェクトチームから提供されなかったのであれば、技術チームはプロジェクトチームと直接コミュニケーションすればよく、承認の催促が必要であれば、末端の我々のチームではなく、プロジェクトチームからしてもらうべきだと考えたからです。

 

我々のチームとしては、部門のトップが承認可能なタイミングを待って、すぐに承認をしてくれなくても一向に問題はないのにも関わらず、なぜ我々が催促しなくてはならないのか?催促したい人がすればよいではないか。

 

この催促によって、我々のチームも別の作業を止めて動かなくてはならず、我々のチームの対応を待ってくれている順序を守っているユーザさんを後回しにさせてしまっているし、部門のトップも我々のチームからの催促で別の対応を止めて割り込み作業をしなければならず、部門のトップの対応を待っている別の人も間接的に待たせることになります。

 

催促するほうは、ちょっと××するだけだろう、と思っているのかもしれませんが、催促という行為がどれだけの人を後回しにさせているのか、不快な気持ちにさせているか、無自覚すぎるのではないかと感じます。また、誰に催促すべきか、という点も、言いやすいところに言うのではなく、本来言うべきところはどこなのか?きちんと考えてほしい…といらいらもやもやした出来事でした。😐

  

2023年2月吉日

 

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