こんにちは、にわです。
外資系企業に勤めていることもあり、長らく英語を勉強しているのですが、現在、小3の息子が遊んでいるゲームから学ぶことが意外にも多く…驚いています。
私はゲームにハマることができなかった(今もできない…)タイプなので、ゲームの有用さに驚くとともに、遊びを通して学ぶことができる勢がうらやましくもあります。今日は私の学びをいくつか共有させていただきたいと思います。
目次
spawn スポーン
マイクラ(マインクラフト)頻出語。
二十代後半か三十代前半の頃、仕事で初めてこの単語に出くわしたときは、なかなか語のイメージが定着しませんでした。コンピュータ処理のプロセスが生成されるというような文脈で使用されていたと記憶しています。
spawnという単語を使ったことがなかったので、
と思ったような。
こども園の頃からマイクラに親しんでいる息子は、すでにこの語に親しんでおり、(少なくともゲームの会話では)使いこなしています。「マイクラ スポーン」で画像検索すると、なるほどとなります。
pillage/pillager ピレッジ/ピリジャー
マイクラで登場しなければ一生知らなかった単語ではなかろうか。
検索したところ2019年、息子5歳の頃のことのようです。『ヴィレッジ・アンド・ピレッジ(村と略奪) 』というマインクラフトのアップデートがあった頃、
と思って調べてはじめて知りました。
「マイクラ ピリジャー」で画像検索してみるとどんなモブかご確認いただけます。しかし仕事で使うことはまずなさそう…。
mob モブ
と、マイクラの本をみても物体のカテゴリがわからず検索…。私調べによると、「moving objects」の略のようです。モンスターや動物など動く物体を意味する模様。これも私が勉強しているビジネス英語では登場した記憶はありませんが、雑談では登場するかもしれません。
skin スキン
学生時代までの私にとってのskinは、皮・皮膚、でした。IT部門で働いているのですが、仕事で登場する「skin」という語が20年前は今ひとつ理解できず…。
スマートフォンが登場して、いろいろなアプリが身近になり、ITで使用される「skin」という語の意味するところも、ずいぶん理解可能になりましたが、ゲーマーのみなさんにとっては、おそらく20年以上前から、この語の理解に苦しむようなことはなかったものと思われます。
マイクラでもスキンをつくるアプリがあったりして、なるほどなーと思いながら、息子と共にスキン作成。
enchant エンチャント
マイクラで(たぶん)初めて知った語。
私が仕事でよく使うのは enhance (enhanced/enhancement)
マイクラにおけるエンチャントはアイテムに効果を付加して機能をアップすることなのですが、enhance と enchant の違いは、enhance が既存機能の改善を意味するのに対し、ehchant には、新しい機能やマジカルな何かを付加して機能アップする、というような意味があるようです。
たしかに、私の職場の system enhancement にはマジカルな何かはないです。
ingot インゴット
耳にしたことはあるけれど、使ったことはない語のひとつ。
マイクラでは金のインゴットや鉄のインゴットなどがよく登場します。そして「金塊」ではなく「インゴット」と呼ぶので、投資家のみならず、マイクラ・キッズはみんなインゴットを理解しているにちがいない。
nether ネザー
私の生活圏では登場しない語。マイクラをプレイする息子に聴いても、
という回答しか得られないのでスペルのあたりをつけて調べたところ、nether (basement, underground)と思われます。初めて知る単語多し。
dungeon ダンジョン
ゲーマーのみなさんにはお馴染みの語な気がしますが、これも私の生活圏には登場しないので全然覚えられませんでしたが、息子のマイクラに付き合うようになってようやく覚えた語。
受験英語やニュースでは、prison, jail あたりが使われることが多い気がします。dungeonにはファンタジーなニュアンスがあるのだろうか??
beacon ビーコン
…と思っていたのですが、ゼルダの伝説をプレイしている息子が
と発言しているのを聞いて、ようやく理解しました。NHK大河ドラマでしか見たことも聞いたこともなかったよ…。
aim エイム
これは息子がフォートナイトをやるようになって身近になった語。
aimといえば、ビジネスのゴールなどを語る場面で登場する語でしかありませんでした。
フォートナイトは物騒なゲームなのかと思って、やらせていなかったのですが、友だちからのお誘いやビジネスで使用されているニュースを見たことなどをきっかけに解禁したところ、建築や遊びの要素もあり、そこまで物騒なものではありませんでした。
アニメ映画で事故や喧嘩のシーンを見ても怯えてしまう息子でもできる物騒レベルです。
gear ギア
gear ギアと言えば、私にとっては自転車や車の変速機能、としか思っていなかったのですが、「装備」という意味のほうがメジャーなのだろうか??
NHK語学講座の英語のビニエット(スキット)に、自転車通勤する同僚の「gear」をほめるような場面が登場して、gear=変速と理解していた私には?だったのですが、息子が好きなゲームのひとつ、スプラトゥーンでは、キャラクターたちの服・帽子・靴などを「ギア」と呼ぶのです。
イカになったときの移動スピードがアップする「イカ速」強化とか、ヒトのときの移動スピードがアップする「ヒト速」強化とか、まさに装備する「ギア」(服・帽子・靴など)が戦いに影響するのです。
勉強になります。
armer アーマー
これもスプラトゥーンで学びました。英和辞典の日本語は「鎧」です。
スプラトゥーンでアーマーと言えば、身につけることで敵の攻撃からのダメージを一定期間無効化/軽減してくれる機能のことです。まさに鎧。Under Armour というブランドはそういうこと??
tentacle てんたく~る
スプラトゥーンをプレイするキッズはみんな知っているであろうテンタクルズの決めゼリフ(?)ですが、私は四十半ばにしてはじめて知りました。
「テンタクル」には意味があるのでは…と思い、辞書を引いたらやはり!「触手」のことでした。
gyro ジャイロ
これもスプラトゥーンで息子が遊ぶようになって知った語。
職場のスプラトゥーン・ファンの先輩社員から、「息子さんはジャイロですか?」と聞かれ、初めて知りました。
先輩の説明によると、ジャイロとは物体の動き(主に角度?)を検知する機能で、コントローラの傾きが、ゲーム内のキャラクターの動きに反映されるので、より直感的に遊ぶことができるとのこと。任天堂のゲームはジャイロ操作で遊ぶものが多いので、すっかりジャイロという語が身近になりました。
cheat チート
私にとって cheat と言えば、学校英語でよく登場する例文の「カンニング」とか「不正行為」という意味ですが、
…のように息子は使用します。
スプラトゥーンであるブキがすごく強化されて強すぎるときとか、YouTubeでゲームの裏技動画を見たときなどに使用されています。
また思い出したら記録したいと思います。
ゲームつくる人すごい✨
2023年8月吉日