投資×副業×お金

家族や自分のためにしている資産に関する取り組み

こんにちは、にわです。

前々から書こうと思っていたのに、コロナに関するあれこれで思いつくまま書いていたら、書くことができていなかった話題について今日は書いてみたいと思います。



生命保険には入っていないけれど…

我が家は専業主夫世帯のため、私が一家の大黒柱なのですが、生命保険には入っていません。社会人になりたての頃は、入っていた時期もあるのですが、入院平均日数と費用や、生命保険で支払われる金額の統計、自分の健康状態を勘案した結果、ある程度の預貯金ができて、急なケガや病気にも対応できるであろうと判断したタイミングでやめました。

残される家族のことを何も考えていないわけではなく、代わりに、といってよいかわかりませんが、後述するような取り組みをしています。

最初にお断りしておくと、私は金融や経済に関する知識はとくにもっていないので、おススメとして今回の投稿を書いているわけではなく、このブログを長く続けることができれば、10年,20年後にどのような結果になったのかが見られておもしろいのでは…というだけの理由で記載しています。

預貯金 (老後の生活費と息子の将来の学費)

だいたい年間このくらいの金額は貯蓄したい、と決めている金額がありますが、昨年はうまくいかなかったので、今年は年初にあらかじめ預貯金用の口座に予定金額を振り分けてしまっています。

5月時点では順調だと思いますが、コロナによって今後仕事がどうなるか、下半期も気が抜けません。

息子の学費は、息子名義のゆうちょ銀行に貯めています。

401K 企業型確定拠出年金

私の勤める会社は退職金はなく、代わりに?この制度が何年か前に導入されました。当初数年間は元本保証商品を選択していましたが、数年前から、割合を変更しています。

  • 元本保証商品3割
  • 外国株式商品7割

今の会社に転職してきたときはなかった制度なので、少々リスクをとった構成に挑戦しています。さきほど管理画面をチェックしてみたところ、現在はー3%くらいの運用益となっていました。コロナショックでマイナスになっている方は今多いのではないかと思います。

-3%はまだまだ許容範囲なので、今のところ運用商品のバランスを変更する予定はありません。

学資保険

息子が生まれた歳だか、翌年だかに、ゆうちょ銀行の学資保険に加入しました。毎月1万円ちょっと口座自動引き落としされていると思います。15歳だったか18歳だったか忘れてしまいましたが、300万円になる商品です。

私が死んだり、高度障害になった場合は払い込み不要となるので、金額は多くはないですが、生命保険代わりのようなところもあります。

住宅ローン&団体信用生命保険

今年の何月かで、ローン残高1千万円を切るくらいの残債だったと思います。当初は預貯金が増えたら繰り上げ返済して早くローンを完済しようと思っていましたが、金利があまりに低いので、ちんたら返済して手元にすぐ使える現金を残しておく方針に切り替えました。

もし返済中に私が死んだり、高度障害になった場合はローンの返済が不要になるので、そのほうがよいだろうと考えました。

自分名義の投資信託 (毎日固定金額を積立)

思うところがあり、2018年1月にSBI証券の口座申し込みをし、毎日数百円分ずつ複数の投資信託商品を積み立て購入しています。

購入商品はこれまでに何度か変更していますが、今のところ、もう変更の予定はありません。国内株もの・米国株もの・全世界全資産対象のものを2パターン、全部で4種類の商品を選択しています。

積み立て(購入)金額も、これまでに何度か変更しています。これは、今後も若干変更することはある見込みです。今はコロナで値崩れしているので、すこし多めに金額設定しています。

まだ投資歴2年余りですが、今のところ口座全体の振れ幅は、+-16,7%といったところです。

息子名義の投資信託 (毎日固定金額を積立)

私はもう40歳過ぎで、時間が重要な要素となるらしい投資をはじめるにはすこし遅かったと後悔しているので、自分名義の口座の扱いに慣れたころ、2018年11月に、息子名義でも証券口座を開設しました。

息子の分は、完全に私の好奇心&実験です。将来、息子の勉強にもなると思うので、説明できるようにもっときちんと勉強しなくてはと思っています。

自分と同じく、毎日決まった金額を積み立て方式で投資信託商品を購入しています。それほど余裕はないので、1日1商品100円、とか、そんな買い方をしています。内訳は私自身の口座とだいたい同じで、日本株・米国株・全世界全資産対象とした商品、の3種類です。

息子が20歳になったときに、どの商品がどれだけ増えているのか減っているのか、息子と実験結果を確認するのがたのしみです。

自分名義の口座も、息子名義の口座も、基本は、毎日決まった金額数百円を指定した投資信託商品を購入する設定にしているのですが、すごく値下がりしたタイミングでは、数十万円分金額指定で追加購入したり、ということもたまにしています。

ビビりなので…数十万円単位が私は限界なのですが、投資の先輩と勝手に思っている職場の同僚は、やるときは百万円単位でしかやらないと言っています。

皆さんご認識のとおりリスク商品なので、リスクを取れる範囲の金額を考えることは重要だと思います。私の場合は、20%マイナスになっても仕方がない…と思える金額を上限に、証券口座に預ける資金を決めています。

息子のほうの口座は遊び/好奇心の要素が強いので、このくらいは無駄遣いすることもある/節約しようと思えばできる、であろう金額5,6千円/月であれば、さほど負担にならないと思い、1日100円3商品購入しています。

毎日積み立て、といっても、市場が休みの日は取引がないので、だいたい月20日程度購入する計算になります。

取り組みを始めたいくつかの理由

物価や税金・社会保障費の上昇

私は40歳過ぎまで預貯金派だったのですが、30歳前後あたりから物価の上昇が気になっていて、消費税が8%になった頃、後述の出来事と相まって、投資に挑戦してみることを決めました。

日銀の物価上昇目標、という言葉は、テレビのニュースをつけっぱなしにして生活していると、よく耳に入ってくるのですが、その数値はいつもだいたい2-3%あたりだと思います。

単純計算すると、給料が2-3%増えたところで、前年と同レベルの生活しかできないということで、昇給して可処分所得が増えた喜びを得るには、それ以上の昇給を獲得する必要があるのです。逆に、まったく昇給できないと、物価の上昇により実質減給と同じになってしまいます。

実際には、それほど順調に物価は上昇していないと思いますが、私の中で、昔は10万円あれば新生活を始めるための家電一式買いそろえられたのに、気が付いたら1桁増えて、100万円予算を組むようになっていたり、昔は500円あればランチはおなか一杯食べられた気がするのに、最近では千円はないとランチが食べられるような店はないように感じたり…。もはやめったに外でご飯を食べることはありません。

VoicyのDJ Nobbyさんの「経済ニュースでやりたい放題」のコーナーでとりあげられていましたが、ディズニーランドは私が小学校6年生頃にできて、当時のパスポート料金は3900円くらいでしたが、今年のパスポート料金は順調に年2%上昇してきた金額とほぼ一致するのです。

私がなんとなく感じていたけれどうまく人に説明できなかったことが、すごくわかりやすく説明されていて、これを聞いたとき、「そうそう!これこれ!!こういうこと!!!」と思いました。

そして物価はさほど順調に上昇しなくとも、増税と社会保障費の上昇は順調に実現されているのは誰もが感じているところかと思います。

10代20代の頃は、まだ物価の上昇を肌で感じることはなかったのですが、30代40代になってようやく、肌感覚で預貯金だけではだめだと思うようになりました。遅いですね…。

すぐ使える現金を手元においておきたくなかった

物価の上昇を気にしつつも、何年も預貯金以外の資産運用に目を向けられなかった私を動かした出来事がありました。

自分のことではないのであまり詳しいことは書けませんが、姉夫婦から借金の依頼をされるという出来事がありました。姉夫婦も無一文だったわけではなく、息子(私にとっては甥)の学資保険の積立はあるし、親に援助してもらって購入した中古のマンションもあるがすぐに使える現金がない、でも支払日がもう数日後に迫っている、という状況でした。

返済の可能性は高いこともあり、夫にも許可をとって、我が家の預貯金から姉夫婦の口座へ振り込みを行ったのですが、姉妹とはいえ、お金の貸し借りは嫌なものです。

断ることもできたものの、すぐに融通できる預貯金があると、そこまで強く拒否することもできず、結局貸してしまいました。すぐおろせない事情があれば、心を痛めず貸せない、と言えたかもしれない…と思ったことが、証券口座をつくるきっかけになりました。

実験として

義務教育でも、その後の教育でも、お金に関する勉強をしてこなかったため、恥ずかしながら40歳を過ぎても資産運用というものが私にはまだよくわかっていません。

机上の勉強もよいですが、やってみるのが早かろう、と思って、今はやりながら勉強しているところです。

時間をかけるだけ(…ではないのかもしれませんが)で本当に資産は増えるのか、身銭を切った実験中です。ブログを続けられていたら、今後も状況報告していきたいと思います。

2020年5月吉日





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