5歳 男児 日光東照宮で七五三の記録

こんにちは、にわです。

日光東照宮で息子の七五三を行いました。近所なわけではないので、夫と私、双方の親を招いて泊まりがけでの、我が家としては、大きなイベントとなりました。

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日光東照宮を選んだ理由

お宮参りは近所の神社で済ませたし、毎年、初詣もその神社に行っているので、七五三も同じ神社でよかろうと思っていたのですが、夫が、ご利益感じないから別なところがいい、と言い出しました。

私は日光生まれで、七五三は日光東照宮でやったと親から聞いていたことと、息子を授かる直前に、たまたま旅行で日光東照宮に立ち寄っていたことで、夫の中でご利益のある神社と認定されていたようで、息子の七五三も日光東照宮にしよう、ということになりました。

おそらく、夫と私、どちらの親にとっても、七五三が最後の孫イベントになるだろうと思うので、多少の時間やお金がかかっても仕方あるまいと計画しました。

日光東照宮 祈祷予約

こども園選びで出遅れた教訓から、早め早めにイベントの準備は計画するようになっていたので、検討を始めたのは1年ちょっと前のことです。

まずは日光東照宮のウェブサイト（http://www.toshogu.jp/）で祈祷予約について調査。あまり詳細な記載は見当たらなかったので、電話してみました。ウェブサイトに祈祷に関するページがあり、電話番号も掲載されています。

以下、日光東照宮の回答要約です:

• 予約の電話は2か月前くらいから受け付ける。 （電話したタイミングでは1年も先のことなのでまだ予約は受け付けられない）
• 祈祷は随時行っており、時間での予約は受けていない。
• 最終受付の16時までに受付を済ませてもらえれば問題ない。
• 祈祷料金は5千円から。当日、受付で申し出ればよい。

今年、念のため、3か月前に電話してみたところ、予約受付してもらえました。この辺の時間はあまり厳密には決まっていないようです。

なお、日光の11月は雪の心配もあるので、我が家はひと月早めて、10月15日に祈祷予約しました。寒い地方では10月に七五三を行う地域もあるようです…と何かで目にしたので。

レンタル袴とスーツ

息子に着せる袴も、専業主夫の夫が着られるスーツもないので…、インターネットでレンタル業者を検索。

「RENCA（レンカ） 」 https://renca.jp/
というところのお世話になりました。やる気のある時に行動しないと、あっという間に当日になってしまうので、こちらも1年前くらいに予約しました。

いくつか私が候補を絞った中から息子に選んでもらいました。高いものを選んでも嫌がって当日着ない可能性もあることを考慮し、5千円くらいの安いものを選びましたが、和装に詳しくない我々には十分でした！

心配していた息子も、当日すんなり着替えてくれました！

着付けの説明書も同梱されているし、最近はYouTubeでも着付け動画がアップされているので、着付けの心配は不要かと思います。

使用日の前日または2日前に指定の場所に届けてくれて、使用後、送り返せばOKです。足袋は消耗品なのか、返送不要でした。

足袋と言えば…、4歳の頃に申し込んだので、足袋のサイズなど気にしていなかったのですが、今年、夏頃確認していたら、足袋のサイズが小さいかも…、と心配になり、RENCAさんに問い合わせのメールを送りました。

すぐ返信をいただけ、回答内容も的確で、とても好印象をもちました。結局、直前になって足袋のサイズをひとつ大きいものに変更のお願いをしたのですが、快くご対応いただきました。

もう夫がスーツを買うことはないかな…と思うので、卒入園などのタイミングでまた利用させていただきたいと思っています。

なお、今回、我が家は旅先の宿から返送手配したのですが、泊まった宿ではヤマト運輸しか対応しておらず、夫のスーツと息子の袴で、それぞれ指定の配送業者が異なったため、若干手間取りました。

集荷依頼をこちらですれば宿側で荷物の受け渡しをしてもらえるものと思っていたのですが、取り引きのない業者の荷受はできないと断られてしまいました。

結局、RENCAさんのほうの案内に、指定と異なる配送業者を使用する場合に関する情報があったため、そちらの手続きに従って、宿で扱っている配送業者から返送しました。

RENCAさんは初めての利用で、どんなものかと心配だったのですが、何事もなくイベントをおえることができて本当に感謝しています。何事もなく、というような当たり前だと思うことが難しいのだとよく思います。今回も台風の影響で指定日に届かないかも…その時は平服でよかろう、と夫とも会話していましたが、きちんと予定通り届けられました。

臭いやら何やら普段とても細かい夫も、まったくネガティブ発言をしておらず、またレンタルでいいかな、と言っていたくらいなので、それも私の中では高評価でした。

東武鉄道スペーシア予約…そして払戻

東武鉄道は何と言ってもリーズナブルな価格が魅力。日光に行くならスペーシア、と思っていたものの、手配は非常にアナログでめんどうでした…。スペーシア個室券は、ネット予約ができないのです。そして支払いは現金のみ。

いまどきネット予約ができないなんて、何かの間違いでは…といろいろなサイトを確認してしまいましたが事実でした。もはや万単位の現金を持ち歩かないので、現金を準備していかなくてはならないのも面倒です。

乗車日のひと月前から予約ができます。しかしこの、鉄道関係のひと月前からしか予約ができないシステムはどうにかならないのだろうか…。飛行機や宿はもっと前から予約できるのに…。車をもたず、電車が頼りの人間は、ギリギリまで予定が確定できなくてひやひやします。

予約日当日は、ちょうど仕事が午後からだったので、早起きして9時前に最寄りの東武鉄道駅窓口へ。

誰一人並んでいませんでした。夏休み等のタイミングではないからなのか？待っている人もいないので、ゆっくり駅員さんに相談して購入することができました。

電車(スペーシア個室)の本数はあまりないので、到着後に時間の制約のある予定がある場合は注意が必要です。

「スペーシア」というのは愛称のようで、時刻表上の電車の名前は、「きぬ」とか「けごん」とかいう名前になっています。スペーシア個室券がほしいのだと駅員さんに相談するといろいろ教えてくれます。

私の両親は車で移動するので、スペーシアに乗るのは、義母と息子と夫と私の4人です。首都圏からの乗車券・特急券・個室券すべてあわせて、片道1万2千円くらいでした。

4人で個室で、と考えたら安い！と思いましたが、結局、当日は台風の影響で運行していなくて、急遽、新幹線で行くことになり、後日、払い戻しのため、再度、最寄りの東武鉄道駅窓口まで向かうはめに…。

払い戻しも出向かなくてはならないというのがなんともね…。支払いは現金のみでクレジットカードは使えません。だから払い戻しも現地に行かなくてはならないのです。ちょっと不便すぎませんでしょうか…。

結局 東北新幹線

台風の影響を当日朝まで調査した結果、スペーシアには乗れないことが判明したため、急遽、新幹線の手配をしました。

よい感じにまとまった座席はもう空いていなかったので、仕方なく、ガラ空きのグリーン車で4席予約をとりました。宇都宮までと近いのにグリーンだなんてもったいない…と思いましたが仕方ない。そしてもう10月なので消費税10%。帰りはもともと新幹線の予定だったので、消費税が8%の9月のうちに購入したのに…。

しかしJRはすごいです。動いていて本当に助かりました。1年以上も前から計画していた七五三イベントで、遠方から義母も飛行機で来てもらってしまっているし、どうなることかと思いました。

そして新幹線のグリーン車両は快適でした！

七五三 祈祷当日

日光へは祈祷当日の昼過ぎに到着。私の両親は車で先に到着していました。旅館で息子を袴に着替えさせ、みんなで東照宮へ。

七五三らしき人々はあまりいませんでした。受付も並ぶことなく、祈祷も空いていて、我が家だけのために祈祷してもらうことができました。お札や金色の破魔矢？のようなもの一式をいただいて、無事、完了。写真を撮ったりなどしてから、旅館に戻りました。

10月の日光東照宮では、千歳飴は売っていませんでした。こどもに持たせたい場合は事前に準備して持参したほうがよいようです。てっきり売っているものだと思って準備していませんでした。ごめんよ、息子…。

大江戸温泉物語 日光霧降に宿泊

こちらと日光駅に近いステーションホテルで迷ったのですが、部屋が広い、遊ぶところがある、義母は食べられないものが多いので食事はバイキングが無難、という理由で大江戸温泉物語 日光霧降を選択しました。

もうそれほど量を食べる歳ではないので、私としてはバイキングはどうかという気持ちもありましたが、提供された食事はなかなかおいしかったです。そばやうどん、ラーメンを自分でほっほっと作れるコーナーもあって息子もたのしんでいました。誰が何を食べられない等を気にせず、好き勝手に食べてもらえるというのもラクでした。

が、次、日光に行くことがあれば、今度はステーションホテルを試してみたいです。日光の駅前がどんなだったかまったく記憶になかったので、駅前といっても何もないのでは…と思っていたのですが、お店もそこそこあって、熱海の駅前のような雰囲気で、散歩してもたのさそうでした。

大江戸温泉物語 日光霧降から日光東照宮までは車で15分ほどかかりましたが、ステーションホテルからであれば、徒歩圏内かと思います。天気が悪くなければ、東照宮まで歩くのもよさそう。

日光駅から大江戸温泉物語 日光霧降まで、大江戸温泉物語 日光霧降から日光東照宮まで、そして帰り、と合計2万円近くタクシー代がかかったのも若干出費と感じました。いや、移動はもうタクシーだとわかってはいたのですが、貧乏性なので、ちょこまか何千円も出していると無駄遣いしている気持ちになってくる…。

日光駅から大江戸温泉物語までは無料のシャトルバスがあるようなのですが、宇都宮から日光までの電車が遅れていて予定時刻に到着しなかったためか、シャトルバスに乗ることはできませんでした。シャトルバスの運行本数も電車にあわせているようで多くはないのでタクシーも想定しておいたほうがよいです。

日光に着いた当日に七五三、翌日には帰宅、というやや弾丸スケジュールで、宿にあるらしい遊びのサービスも使う余裕がなかったので、そういった面でもステーションホテルのほうがよかったかも…と思いました。こちらは泊まっていないので、実際に泊まってみたらどうかはわかりませんが…。

あっという間に帰路へ

七五三が目的のため、そして、翌々日は息子はこども園の遠足予定があったため、私も10月初めに運動会の雨天延期も想定して3日休暇をすでに使っているため、そしてそんなにお金もないため…、翌日には帰路に着きました。

とはいえ、せっかく日光まで来ているので、福島に家を建てたばかりの義弟家族のお宅に寄り道して帰る、という計画をしていました。義母はそのまま数日泊まってもらい、夫と息子と私の3人は、数時間お邪魔して新幹線で東京へと戻りました。

夫は自分たちも泊まりたかった、ともうすこしゆっくりしたかったようですが、義妹さんも気をつかうだろうし、すこし物足りないくらいがちょうどよいのではないかと私は思います。

日光東照宮で七五三、は、なんだか一層の特別感があってよかったです。息子よ、元気に成長してくれー！

2019年11月吉日