こんにちは、にわです。
自分ではマイナンバーカードの作成すらしていないのですが、先日、70代の両親のマイナポイント手続きを完了したので、記載したいと思います。
まだコロナも完全に収束してはいないので、実家に行ってよいものか…迷っていたものの、諸事情が重なり、2駅隣りの実家に行くことになりました。
そうしたら、両親から頼まれて、マイナポイントの手続きをするはめに…。ついでにLINEの着信音が鳴らなくなっただの、いろいろマイナートラブル対応も片付けてきました…。
目次
マイナポイントとは
自分ではマイナンバーカードを作るつもりのなかった私が理解しているところでは、期間内に2万円使うかチャージするかすると、最高で5000円分のポイントが還元される、2万円を一度に使う必要はなく、指定期間の合計で5000円分のポイントが上限。
対象の業者はいろいろあって自分で選べる。
対象の業者によって独自のポイント付与を行っているため、5000円分のポイントプラス1000-2000ポイントが追加でゲットできる可能性がある。
親の対応に際し、調べたところ、期間はそこそこ長めなので、これから手続きしても十分余裕はあるかと思います。
- ポイント付与の対象となるチャージ期間は2021年3月31日まで
- チャージした翌月にポイントが付与される
所要時間
まったく実施予定のなかった40代半ばの私が、手続きに要した時間は、1人目が約1時間、2人目が約15分、といったところでした。
といっても、1人目の1時間は、おわってみたら不要な作業に半分くらい費やしてしまっていたので…後述する「申し込みに必要なもの」さえそろっていれば、2人で30分、で完了できると思います。
参考にしたサイトに記載されていた手続きに必要なものに「メールアドレス」とあったので、パスワードがわからないと何かあったときに困るのでは…と思い、両親に確認したところ、覚えていない、と言うので…、2名分再設定するのに30分ほどかかってしまいました。
が、この作業は不要でした…。メールアドレスは、Suicaでポイントをもらう場合に、JRE Point Webサイトに登録するときに使用するだけでした。
新規アカウント登録時によくある「登録を正式に完了するには登録したメールアドレスに届いているリンクをクリックしてください」的なやりとりで使うだけでしたので、メールが受信できることが確認できてさえいれば問題ありませんでした。
両親から出された条件
マイナポイント申し込みにあたって両親から最初に質問されたのは、どこの事業者からポイントをもらうのがよいのか?ということでした。両親から出された情報および条件は以下。
「イオンはプラス2000ポイントついて一番お得みたい」
「でも近くにイオンはないからイオンはいらない」
「近くにセブンイレブンがあるからnanacoをつくろうかとおもっている」
「近くのスーパーで使えると本当は一番よいのだけれど…」
「クレジットカードは怖いから使いたくない」
「なんとかペイも怖いから使いたくない」
(私)「nanacoって、イトーヨーカドーも近くにないよね…。コンビニで2万円も買わないでしょ…。同じICカードなら、Suicaであればセブンイレブン以外のコンビニでも使えるし、電車でも当然使えるし、使える店やサービスは圧倒的に多いと思うよ。」
ということで、1000ポイントプラスでイオンには劣るけれども、利便性を優先してSuicaをおすすめしてみました。
両親に事前にやっておいてもらったこと
「マイナポイントはSuicaで貯めよう!」という公式サイトがとても参考になりました。
働き盛りの忙しいみなさんは、マイナンバーカードの作成がまだできていない、という方が多いのではないかと思いますが、とっくに定年退職して時間だけはたっぷりある両親は、マイナンバーカードはつくったけれど、マイナポイントの手続きは無理、という状況でした。
「記名式Suicaカードをつくりたい、って駅員さんに言えばわかるから。」「Suicaはデポジット500円取られるけれど、カードを返却すれば500円は戻ってくるから。」ということを伝え、「記名式Suicaカード」を事前に準備しておくよう両親に依頼。
Suicaはすでに持っていたと思ったのですが、「クレジットカードについているSuicaは怖いから今回の対応で使いたくない」というので、最寄りの駅まで行って、ICカードを作っておいてもらいました。
「券売機の使い方が分からなくて窓口で質問したけど、駅員さんが丁寧に券売機の使い方を教えてくれて、簡単にできた!」と言っていました。
申し込みに必要なもの
ASUS ZenFone Max Pro (M2)を使用する両親がSuicaでポイントをもらう場合
- マイナンバーカード(物理的に使用します)
- マイナンバーカード作成時に設定した4桁のパスワード
- メールアドレス(SuicaでポイントをもらうためにJRの会員サイトに登録するときに使用)
- JRE Point Webサイトで登録した情報(決済サービスID・氏名・生年月日)
- おサイフケータイ対応のスマートフォン
全体の流れ
- JRE Point Webサイトにアカウントを新規作成して手持ちのSuicaを登録
→新規登録ではとくに迷うポイントはありませんでした。 - スマートフォンに「マイナポイント」アプリをインストール
→Androidの場合、Google Playから検索するとすぐみつかります。迷うポイントなし。 - スマートフォンでマイナンバーカードを読み取れるように設定変更
→[NFC/おサイフケータイロック]を解除していることと、Bluetoothがオンである必要があります。後述のサイトの案内とはメニュ構成が違いましたが、スマートフォンの設定画面で「NFC」で検索するとすぐ見つかりました。 - 「マイナポイント」アプリでマイナンバーカードを読み取り
→3の設定さえしくじっていなければ問題なさそうです。4回ともすんなり読み取り成功しました。(1人につき2回読み取り対応が発生する) - 「マイナポイント」アプリの画面の指示に従ってパスワードやポイントをもらう事業者の指定などを行い申し込み
→「セキュリティコード」という表現が若干わかりづらいと思いました。最初「セキュリティコード1」に生年月日を入れてしまい、エラーとなってしまいました。「セキュリティコード1」は氏名で、「セキュリティコード2」が生年月日でした…。 - 「マイナポイント」アプリで再度マイナンバーカードを読み取りすると申込完了!
→上記4ができていれば、とくに問題ないと思います。
あとは、期間内にチャージすれば、所定のタイミングでポイントが付与されるようです。
使用したサイト
- JRの手続き案内サイト「マイナポイントはSuicaで貯めよう!」
→ここで全体的な流れがつかめます。 - JRE Point Webサイト
→実際の手続きで使用します。 - 「マイナポイントの予約と申込方法について」という総務省のサイト
→「マイナポイント」アプリを使って手続きするのですが、その方法が書いてあります。 - 「Androidマイナンバーカードの読み取り方法」という総務省のサイト
→上記のサイトにリンクが張ってありますが、自分が使っているメーカー・機種のスマートフォンで、どうやってマイナバーカードを読み取ればよいのか?がわかります。[NFC/おサイフケータイロック]解除など、読み取り時に必要なスマートフォンの設定についても記載されています。
やってみた感想
1人目の対応は少々時間がかかってしまったり、手順書をよく読んでいなくてエラーになったりしてしまいましたが、2人目はもう勝手がわかっていたので簡単にできました。
Suicaなら6000円分のポイント、Waonなら7000円分のポイントが得られるようで、マイナンバーカードをつくる費用が賄えてしまうようなので、役所が混んでいないのであれば、私もつくろうかな、という気持ちになりつつあります…。
2020年9月吉日