こんにちは、にわです。
「ソフトスキル」という言葉をご存じでしょうか。私はこの5年前後くらいの間に、この言葉を知りました。
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ソフトスキルとは
「ソフトスキル」とGoogleで検索していただくと、すでに存在するいろいろなWebサイトに書かれた定義を確認することができますが、コミュニケーション力であったり、リーダーシップ力であったり、はたまた問題解決力であったり、積極性であったり、物事の考え方であったり、協調性であったり、第三者にその能力を明示することは難しいものの、非常に重要な能力である、と思います。
対になる言葉は「ハードスキル」で、資格や学歴などが該当するそうです。
私がこの言葉を知ったのは、愛読していたNHK語学講座「実践ビジネス英語」の杉田敏さんのコラムか何かだったと思います。「実践ビジネス英語」は、こういったちょっとした話が実におもしろいので大好きでした。
和製英語のような字面ですが…Googleで『"what are soft skills " site:uk』のように検索しても、たくさんのサイトがヒットするので、ちゃんとした英語のようです。
自分で言うと微妙でしかありませんが…私はソフトスキルは高いほうであろうと自負しています。しかし、履歴書に書けるようなハードスキルはあまりないため…若い頃、仕事の面接ではそれなりに苦労しました。
ひとたび雇ってもらえれば、昇給なしの条件だった会社からも昇給してもらえたり、一家に一台的に、一部署に一人いると重宝する従業員であったと思いますし、今も職場ではそのような人材でありたいと努めています。
若い頃に「ソフトスキル」という言葉を知っていれば、これを全面に押し出してアピールできたのに!こういう便利ワードを知らなかったので、自己アピールが非常に苦手でした…。そういう人間はハードスキルをきちんと磨いておくべきなのだ、と若かりし頃の自分に言いたい。
若くてソフトスキルが高いみなさんは、ぜひアピールしてほしいです。私が面接官だったら、ソフトスキルは相当重視します!面接する側は、ソフトスキルの高低がわかるようなインタービューをする必要があるということですね…。しかしある程度の年齢になってしまったら、ソフトスキルが高いのは当たり前だと思うので、アピールには工夫が必要かと思います。
ソフトスキルの重要性
ソフトスキルの重要性は、ソフトスキルのない人と働くと、すごく実感できます。あって当然のスキルのようで、そうでもない、ということを、ここ数年ですごく感じることが増えました。
Googleで「ソフトスキル」と検索すると、ソフトスキルの重要性について述べている転職エージェントや人事部門のサイトが上位表示されます。
ハードスキルとソフトスキルを兼ね備えていることがビジネスパーソンには重要であるが、近年はソフトスキルがより重要視されている、というようなことが記載されています。いくらハードスキルが高くても、コミュニケーションに難があれば業務の遂行は難しいし、管理職になったりプロジェクト管理者になった場合にはリーダーシップ力がなければチームを統率できない等々。
〇〇のスキルがあれば一生安泰、とは言えない変化の激しい時代において、ソフトスキルは一層求められているようです。
ソフトスキルはどうすれば身につくのか?
「スキル」と呼ばれるものは、訓練によって身につけることができる、と若い頃に何かで読んだ記憶があるのですが、「ソフトスキル」も「スキル」なので、訓練によって身につけることができる、と言われています。
でも実際のところ、どのような取り組みをすることでソフトスキルは改善されるのか?疑問が多いです。
転職エージェントのサイトによると、ソフトスキルは、ある程度は本など座学で身につけることも可能ではあるものの、実際に仕事で活かすことは簡単ではなく、経験を積むことが一番であり、経験豊富な上司や先輩社員等からアドバイスをもらったり、実践の中で身につけてつけていく意識が必要である、というようなことが、複数のサイトで記載されていました。
が、上司や先輩社員に自らアドバイスを求めたり、日々の仕事をとおしてソフトスキルを身につけようという意識を持っているような人は、心配ないと思います。思うに、ソフトスキルが低い人、というのは、そのような発想をそもそももっておらず、行動にもつながらず、一方的に注意を受けて毎日がおわってしまっているように見受けられます。
まだ6歳の息子。ソフトスキルの高い人間に育てるために、親として、身近にいる大人として、私に何ができるのか?を最近はよく考えています…。
2021年5月吉日