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実家への帰省頻度からわかること・わからないこと体験談

 

こんにちは、にわです。
すっかりブログの更新が滞っていましたが、週1回/月5回くらいは更新したい…と思っています。書きたいことはたくさんあるのにな…。

 

たくさんある書きたいことの一番なわけではまったくないのですが、なぜ更新が滞っていたのかを振り返って、今回のテーマになりました。

 

夫は結婚前

10年以上帰省していない

と言っていました。

 

私は自宅も実家も首都圏で、帰省しようと思えばいつでも帰省できる距離で、両親との仲はよくも悪くもありません。

 

父親が数年前に救急搬送される前までは、基本的に用事がなければ帰省せず、電話もほとんどしない、しても用件が済めば数秒で切る淡泊な関係なので、夫もそうなのかな、と漠然と思っており、親戚付き合いのようなものに苦手意識のある私としては、親戚付き合いに心を砕かなくてよいに違いないと内心思っていました。

 

夫は本当に10年以上帰省していなかったのですが、実家との関係が淡泊なわけではなく、電話は頻繁にしているし、ひとたび電話をすれば延々と話しているし、10年以上帰省していなかった理由が当初は不明でしたが、数年後に謎が解けました。

 

夫は今でも自覚していないと思いますが、仕事の休みと帰省のための航空券の手配等の調整ができないまま、気がついたら10年以上が経過していた、というだけのことだろうと今では思っています。

 

頻繁に帰省するほどの経済的余裕がなかったということもあるとは思いますが、そこは一番ではなく、仕事の休みの算段と、航空券の手配の算段と、誰かが危篤であるというような切羽詰まった状況でもない限り、並行して異なる種類の調整を行うことができなかったのだと思います。

 

一緒に暮らすようになって以降のこの15年ほどの間、夫は仕事をやめているので仕事の調整はなく、私自身の仕事の休みと航空券と宿泊先と、すべて私が手配するようになって、5回以上帰省し、義母側がこちらに出てくる手配も数回実施しています。

 

飛行機に乗るには当然、その前に準備がありますが、電車やバスの時間、息子の学校や習い事のスケジュール、持ち物の確認など、まったく事前に確認しない/できないので、これが帰省できなかった原因に違いない、と思っています。

 

そして最近、私の仕事に変化があり、24時間365日の不規則勤務から、基本平日日中勤務になり、現在小4の息子同様、土日祝日が休みになって、土日の外出が増えました。私が土日祝日仕事のときは全然ふたりで出かけなかったのに…。

 

同僚から「お母さん大好きじゃないですか!」と言われたのですが、そうではない(少なくともそれが一番の理由ではない)と私にはわかります。

 

私が仕事のとき、夫と息子で外出してきなよ、なんなら泊りでもいいよ、と言っても実現しなかったのは、夫が時間通りに行動できず、気がついたらもう日が暮れそう、という時間になってしまっていたからで、私が計画を立てるとその通り実現されるから、というだけ、と思います…。

 

そのようなわけで、仕事のある平日は長時間労働になりがち、もしくは、余裕があるときは息子の登校のお供をしたり、習い事の迎えに行ったりで、仕事が休みの土日はもれなく息子も休みで、まだ私と一緒に遊びたがる&出かけたがる年頃のため、なかなか自分時間の捻出ができず、ブログ投稿が滞っていた…という状況でした。

 

夫から学んだことのひとつは、実家への帰省頻度は必ずしも実家との仲を表しているわけではない、ということ。そして、待ち合わせに常習的に遅刻する/しないは、その人の時間に対する価値観の片鱗が垣間見える、ということです。

 

20年前の自分へのメッセージでした。

 

2024年4月吉日

 

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