こんにちは、にわです。


…などとは、まだまだ言えるレベルにない、しがない学習者です。
目次
私が英語を勉強する理由
40歳を過ぎて、まだ英語の勉強をしているとは…20-30年前は思っていもいませんでした。
なぜこんなに何十年もだらだら勉強を続けているのか、考えてみたところ、以下2つの理由に思い当たりました。
- 英語が多少必要な職場で働くことが多かった。「多少」なので、真剣に勉強しなくても困ることがほとんどなかった。
- 勉強したことが実際に使えて、メールや会議で意思疎通できると「おお、ちゃんと通じる!」というゲームみたいでたのしい。正確に理解できたと感じるとうれしい!しかも英語が多少でもできると、給料にも多少反映されるし、紹介される職場も増えるし、紹介される職場は自由な雰囲気の職場が多くて働きやすい。
今は、「多少」よりもうすこし仕事で英語力が求められることが多くなってきたことと、10年後も今の職場で働き続けることを考えた場合、より高い英語力が必要だと考えているので、この先数年はこれまでより真剣に学習せねばと思っているところです。
FIREムーブメントも魅力的なのですが、すでに40歳半ばだし…会社員をしながら、働けなくなっても困らないように資産形成することを考えていきたいと思います。
テレビゲームより英語の勉強のほうがたのしい
このブログでも何度も触れていますが、息子は任天堂スイッチが大好きです。

と誘われ、仕事が休みの日は、けっこうな時間、息子に付き合ってゲームをしますが、英語の勉強のほうが私はたのしいです…。
コロナ前、まだみんなが出社して勤務していたころは、英語の学習について話題にする人がちらほらいました。必要に迫られて勉強を始めた人たちも、何か月後かにはもう勉強をやめてしまっていて驚かされます。
私が未だ勉強しているというと「よく続けられるね…」と言われるのですが、好きでもないのによく勉強始めたなあと、むしろ関心してしまいます。

と息子に聞かれると

と答えるのですが

と即答されます。
どうしたらこの実用的ゲームのたのしさが伝えられるのか?模索中です。
テクノロジーの進化と英語
職場には、英語ができない人も一定数います。
勉強している(していた)人もいる一方で、少数派ですが

と宣言している人もいます。
私はこの同僚の潔さが好きです。同僚曰く

…とのことでした。
この同僚は、英語で仕事をしなくてはならないときは、Google翻訳を使ったり、いろいろと機転を利かせてなんとかこなしているので、これはこれで、すごい能力だと思います。
自分に必要なことは何なのかを考えて、不要だと思うことはスッパリ切り捨てられるところは見習いたい。
そしてこの同僚のすごいところは、(私自身はまったく興味がないことも含めて…)いろいろなことを知っている!話がおもしろい!!というところです。
英語ができるとアクセスできる情報が何倍にも広がって、知識が増える、というようなことを、英語ができる利点としてよく聞くのですが、私はあまりそういう実感はありません。私の英語力がまだ未熟だから…という問題ではなく…。
職場では、英語のメールからしから得られない情報も若干ありますが、「若干」です。
情報収集が上手な人は、きっと日常生活でもその威力を発揮して、英語で最先端の情報を入手しているのかもしれませんが、私のように日本語の情報すら追いきれない、という人も多いのではないかと思います。
それに比べてこの同僚は、確実に情報源は日本語のみですが、いつも教わることばかりで、英語がなんぼのものなのか…と考えさせられます。
情報収集能力が低い人、いろいろなことに対して興味・関心が薄い人は、アクセスできる情報が増えたところで、身につけられることは所詮限られるのだろうと思います。
伝わるのは2割の要点
何かで読んだのですが、外国語である英語で、母国語である日本語とまったく同じように100%伝えることはそもそも無理だということです。
2割の要点さえ伝えることができれば、コミュニケーションは成立する、らしいのです。あらゆる場面で『二八の法則』は成り立つのか。
テクノロジーの進化に頼らず、自分で理解したいし伝えたい人は、おそらく残りの8割のニュアンスも自分で知りたくて勉強していると思います。私はそうです。たくさんの、もしくは最先端の情報にアクセスしたいわけではなく、発信者のことばを、ニュアンスを、直接自分で理解したい。
以前、英語ネイティブの社員が、数週間出張でUSから日本のオフィスに来ていたことがありました。ある日、髪を切ってきた彼に、英語ができない上司が場をなごませようと


とその場にいた私に聞いてきたので、考えていたところ、ちょうど会議室に入ってきて会話を聞いていた通訳さんが、

と即答し、

と思ったことをよく覚えています。
いくら英語ができない上司だって「cut」くらい知っていると思うのです…。上司は刈り上げをイジりたかったのだと思うので、そこを省略してしまったら、この会話はまったく意味がないのでは…と思ってしまいます。
上司も

といった感じで、シュンとしてしまっていて、なんだか切ない気持ちになりました。
2020年8月吉日