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どうせならマイナンバーでいろいろ管理してほしい

こんにちは、にわです。

コロナによる10万円の特別定額給付金の申請書が、先日、我が家にも届き返送しました。



ニュースを見ていて疑問に思うこと

自治体の働きやスピードに文句があるわけではなく、ニュースを見ていて純粋に疑問に思うことは、「マイナンバーは国民ひとりひとりに一意に割り当てられた番号なのに、なぜシステムでチェックが完結せず、自治体の職員が目でチェックする、というような工程が発生するのか?」ということです。

なぜ目検が必要なのか?

銀行やオンラインショップでも、最初に口座をつくったり、アカウントをつくったりするときは人手を介するかもしれないけれど、ひとたびデータベースに情報を登録してしまえば、以降、人が目でチェックするような工程はないと思うのですが、何を目でチェックしているのか、いまだによくわかりません。

人の目でチェックして間違いはないものなのか。人間は間違えるのでシステムの力を使うのだと思うのですが、マイナンバーの管理の仕組みがまったくわからない出来事でした。

マイナンバーでもっといろいろ管理すれば正しい情報を維持できるのでは

マイナンバーが発行されてから、通知カードを取り出した記憶があるのは、

  • 確定申告
  • 証券会社からの確認
  • 職場からの確認

くらいだったと思います。会社勤めの人の多くは確定申告はしていないと思いますし、証券口座を持っていない人も多いと思うので、マイナンバーを使う機会がほとんどない、という人は相当数いるのではないかと思います。

一方で、運転免許証や保険証は、定期的に更新のハガキがきたり、使うたびに提示を求められたりするので、日常的に携帯しており、住所変更などもきちんと対応し、どこに保管したかわからない、という状況にはなっていない人が多いと思います。



マイナンバーと金融機関口座の紐づけ

郵貯口座があればよかったのに

マイナンバーに金融機関の口座を紐づけることを義務化する、という話がでていますが、郵政民営化していなければ、口座の候補は郵便貯金口座だったのでは、と思います。

一生ものの口座を指定しなさい、と言われても、銀行の破綻を見てきた世代は、どこの金融機関なら一生ものと言えるのか、よくわかりません。

適正に運用されていれば、郵政民営化も必要なかったのでは…と専門家ではない、いち国民は思います。

出生届とともにマイナンバー(&もしくは兼、年金番号&雇用保険被保険者番号&国民健康保険番号)&郵便貯金口座がセットで提供され、国や自治体からのあらゆる給付はこの口座へ、税金などのあらゆる支払いもこの口座から、とすればよかったのに、と思います。

私はベーシックインカムに興味があるので、出生届とともにマイナンバー&口座が提供されて、毎月ベーシックインカムが振り込まれる、が理想です。毎月10万円ほどが振り込まれるキャッシュカードを兼ねたマイナンバーカードとなれば、誰も紛失しないし最新の情報を保つ努力をするに違いないと思います。

無駄な/時間のかかる調査や事務処理をなくしてほしい

今は年金から何から申請制で、児童手当も現況確認が郵便で届き、切手を貼って返送、というやり取りをして初めて支給されますが、どうせマイナンバーで管理するなら、多くの国民が日常的に必要とする状態にもっていってほしいです。

昨今、プライベートでは郵便で書類を送るようなことはなく、このやりとりがここ数年で唯一自分から発送する郵便物のため、切手の金額も覚えていません。コンビニの店員さんに、「いくらの切手が必要ですか?」と聞いても、店員さんも「…」という状況だったため、毎度、郵便局までもっていって、「普通郵便でお願いします。」と言って、郵便局員さんにお願いしてしまっています。

最近、職場の同僚から、「雇用保険被保険者証番号ってどうやってわかるんでしたっけ?」と質問され、なにかと思えば、「ずっと郵便物を確認していなくて気づいていなかったが、年末年始あたりに追加給付のお知らせが来ていたことに気が付いた。1500円くらい振り込まれるらしいが雇用保険被保険者証番号を書いて返送しなくてはならない。」と話していました。

インターネットで同じようなことを話題にしている記事を見つけ、その記事によると、1800万人以上がこの対象となっているらしいのです。

私も産休か育休を取得した前後に、何十円だかの支払いが不足していた、というような通知がきたことがあり、国や自治体は日常的にこんな作業を行っているのだろうか…と何とも言えない気持ちになりました。

2020年6月吉日





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