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私の周辺における緊急事態宣言の効果

こんにちは、にわです。

緊急事態宣言にどれだけの効果があるのだろうか?と疑問に思っていたのですが、少なくとも私の周辺では効果絶大でした。

在宅勤務者の増加

緊急事態宣言が出されてから数時間後に、社のトップから在宅勤務指示が全社に向けて出され、翌々日にはほとんどの従業員が在宅勤務の指示を守って在宅するようになりました。

100%在宅勤務とはできない業種のため、一部の従業員は出社して業務を継続しており、私の所属するチームも、勤務の約3分の2は出社指示が出ているため、出社する必要はありますが、緊急事態宣言が出る数日前までは、出社が基本、という空気だったのに、一転して、在宅勤務指示の日に出社を希望する人は、事前に承認を取得しなくては出社できない状況となりました。

企業側も事業を継続したい・しなくてはならない、という思いと、感染拡大防止の取り組みをしなくてはならないという責任との間で、より大きなところからの指示を待って動かざるを得ないのだろうと想像します。やはりこういうことはトップダウンが強いです。

我が家は、息子はまったく外出していないし、夫も近所のスーパーに買い出しに行くだけなので、もし息子が感染するようなことになった場合、私が媒介している可能性が高く、電車通勤の人たちの中で勤務を継続することに不安を感じていたのですが、出社してもほとんどオフィスには人がいない状況となって、ほっとしています。

接触8割削減

不必要に出社することは、出社が必要な従業員のリスクを高めることになるため、在宅勤務指示に従うよう社内ではアナウンスされていますが、大した理由もなく出社している従業員は数パーセント程度はいるように見受けられます。何かご家庭に事情があるのかもしれません。それでも、この変化はすごいものがあると体感しています。

人との接触を8割減らす、という目標は、自社を見る限り、実現できているように感じます。週に1度は出社するという従業員もいますが、通常5日のうちの1日、10日のうちの2日しか出社しないので、8割は出社しない、8割減らす、を守ることができていると言えそうです。

Twitterなどでも、人の減少や、ようやく在宅勤務になった等と触れられているツイートを複数目にするので、感染者0のニュースを早く聞くことができればよいと思っています。

罰則も強制力もない宣言について、海外からは冷ややかに見られているというようなニュースを目にしましたが、そんなことを言われたら、緊急事態宣言にいろいろ思うところがあったとしても、強制力なんてなくてもできるんだよ!というところを見せてやりたくなります…。

今後…

本格的な在宅勤務は私の周辺ではまだ始まったばかりのため、今後どうなるのかわかりませんが、この経験が、今後みんなの利益につながるとよいなと思っています。私の所属するチームでは、出社しなくてはできない物理的な作業を、別の方法で対応する工夫もいくつかすでに行われています。

これらの取り組みは、今後、出社できない状況が緊急に発生した場合にも役立てられるだろうと思います。そもそも不要なことにリソースを割いていたのでは、という振り返りにもなっているように思います。

今回の件で、これまで在宅勤務の許可が下りなかった部署やチームにも許可が下りるようになったことも、今後、働き方を多様化できる機会につながるはずだと期待しています。

私の姉は、緊急事態宣言によって、おそらく少なくとも丸1か月無給になる可能性が高いようです。休業補償の具体的詳細がいまひとつ私には理解できていないため、休業補償/給付により、姉のような人たちの生活は維持されるのか否か、今はそこが一番気になっています。

2020年4月吉日



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