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英作文時の単語の正しい組み合わせ調査にGoogle検索を使う

こんにちは、にわです。

本日も仕事の小ネタです。ある程度、自力で英作文できる人、翻訳ソフトではなく自分で英文を書きたい人向けです。



私の英語レベル

管理職でなければさほど英語力はなくても問題がない、国内の事業所では日本人従業員が多めの外資系企業に勤めています。

TOEIC的には…

私の英語レベルは、3年ほど前に受験したTOEICが860-870点くらいで、できない人から見れば「すごい」と言われるものの、できる人から見ればさほどできないと思われるであろうレベルかと思います。

自分ではリスニングに苦手意識がありますが、TOEICではリーディングのほうが点数が悪いです。リーディングは今まで時間切ればかりで、一度も完了できたことがないのですが…解答できたところは全部合ってるだろう!とわりと自信をもって毎回終了するのですが、そこそこ間違っているようなので、間違って覚えている単語や文法があるのだろうと思います…。

職場には、TOEICは900点以上だけれど、まったく会話はできません、という人もいます。苦手なだけで実際のところは多少はしゃべれるのでは…と思うのですが、日本人にはそういう人は多いように思います。

近年、咳に悩まされていてTOEICを受験できていなかったので、今年か来年あたり、また受験してみたいと思います。若い頃はTOEIC用の勉強をしていたものの、ある程度年を取ると、仕事で使えなくてはまったく意味がないので…普段の勉強でどれだけ上がっているのかいないのか、が関心事です。

個人的には、TOEICはテストの中では一番好きなテストということもあり、気が向くと受験しています。テストなんて意味ないよ、という人が多いことも認識していますが、テスト自体が好きなので受けるのです。その辺の新聞や広告を読んでいる感じあったり、実際に職場でありそうな会話が展開されたりするところがおもしろいと感じます。

それに、英語力について質問されたときに、質問者によって初級・中級・上級の捉え方がまったく異なると感じので、客観的な数字で示すことができるテストは便利である、とも思っています。

毎度おわらない読解問題は、テクニックが必要な模様で、同僚からは、「問題を全部読んだらおわらないんですよ!」とあきれられています。しかし、それなりの速度で読むことができる、という能力は仕事でも必要なので、受験テクニックとしてではなく、普通に読むスピードが上がって解きおえることができるようになっていた、というのを目指しているのですが、無理なのかな…。



職場のメールなどのリーディング

日本語のメールよりは読むのに時間がかかっていると思いますが、それほど困っているとは感じないし、読むことに抵抗もありません。ただ、簡単な単語で構成された文章が理解できないこともあれば、1文が長くて区切りが理解できない…という場合もあります。

それでも自分が担当でやり取りしている内容であれば、意味が分からないけれど理解しなくては話が進まない局面では、「ここの部分の意味が分からなかったけれど、こういうことですか?」とか「ここの意味がわからなかったので、別の言い回しで言ってもらえませんか?」といった手法で確認しています。

こういうことは日本語でのやりとりでもあると思うのですが、ひとたび英語になると意味が理解できないのは自分の英語力のせいだ…と思って聞き返さない人が多いように感じます。私もメールであれば確認できるのですが、複数人での会議の場合は、理解できなかったのは自分だけかも…と思い、聞き返せないことが多くなります…。

職場では、私の周辺は英語ができる人が少ないので、英文メールで意味が分からない部分があると「ちょっとこれ訳してほしい」と呼ばれることがあり、私もわからないときは、「こういう意味か、こういう意味か、私もよくわからないので確認してみてください」と言うのですが、「えーっ…じゃあいいや…」と言われたりします。

以前、翻訳会社で働いていたことがあり、原文の意味が分からないときは、原文を書いた人に直接質問する、ということになっていたので、私は質問することにあまり抵抗がないのですが、同僚の多くは抵抗を示します。原文を書く人たちも、それなりに間違える、ということをこの時に学んだ気がします。



私の英作文方法

受験英語の素養がある人であれば、ちょっとアウトプットの練習をすれば、ある程度、書くことはできるようになると思います。

私も翻訳会社では英日翻訳のみで日英翻訳は担当外だったため、当初は書くこと・話すことは、非常に苦労しましたが、書くことについては、今はあまり困っていません。どういう訓練・勉強をしたか、はまた改めて投稿したいと思います。

とりあえず書けることをどんどん書く

とりあえず、辞書を引かなくても書けることをどんどん勢いに任せて書いていきます。単語がわからない言葉は日本語を入れておいても、空欄にしておいてもよいので、自力で書けることをどんどん書きます。

メールの返信であれば、相手のメールから引用できるフレーズや文章はそのまま利用します。

日本語でも、だと思いますが、だらだら長いメールは読んでもらえないので、日本語以上に簡潔に書くことを心がけます。そして結論や大事な話から書く。

わからないことを調べる

ある程度、書きおわったら、わからない単語やフレーズを調べます。

一語一語調べていては永遠に書きおわらないので、ガーっとかいて、あとはまとめて調べます。受験英語の素養がある人であれば、さほど調べる単語やフレーズも多くないと思います。

仕事でよく使う表現は覚えるのも比較的早いと思います。

語のつながりをGoogle検索で確認

ダブルクォーテーションでくくる

フレーズを調べるときに私がよく行うのが、ダブルクォーテーションでフレーズを括って、自然な語のつながりをチェックする、というものです。これは最近では有名な手法かと思います。

「scheduled maintenance * systems」の前置詞は「on」だっけ「for」だっけ…?というようなときなど、Googleの検索フィールドに 「"scheduled maintenance * systems"」 のようにダブルクォーテーションで調べたいフレーズを括って検索すると、単語のAND検索ではなく、「scheduled maintenance * systems」というフレーズを含むサイトを検索してくれます。

ワイルドカードを指定することで、「scheduled maintenance」と「systems」の間に1語以上の語を含むフレーズを含むサイトを検索してくれます。この例の場合、「on」と「to」がたくさんヒットすることがわかります。

調べる国を指定する

ダブルクォーテーションで括っただけでは、最初に日本のサイトが検出される可能性があるため、私はよく 「"scheduled maintenance * systems" site:uk」のように、英国のサイトを指定して検索するようにしています。

米国系企業で働いているので本当はアメリカのサイトで検索したいのですが、アメリカには国名ドメインがないような…。私は見つけられず、いつもUKドメインで検索しています。

「site:uk」のように国名を指定すると、自分と同じような日本人が書いたようなサイトはヒットせず、UKドメインを持っている人が書いたであろうサイトだけがヒットするので、実際に英国で使われている表現を確認できる可能性が高まります。

こんな感じで、ヒットした件数も確認できるので、こういう言い方するのかな…というような文章やフレーズを確認したいときなどに私はよく使います。

今回の例はヒット0件、となるような語の組み合わせではありませんでしたが、調べるフレーズや文章によっては、0件となることもあり…前置詞を変えてみたり、単語を変えてみたりします。すると、たくさんヒットすることもあり、ああこういう言い方はしないんだ、ということがわかります。

2020年6月吉日





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