こんにちは、にわです。
前回の振り返り投稿に引き続き、本日も息子が今よりもっと小さかった時のことについて記載したいと思います。
目次
低出生体重児
体重2500g未満でうまれたこどもを「低出生体重児」と呼ぶそうです。息子をうむまで知りませんでした。
私の姉は未熟児だったと何度も何度も母親から思い出話を聞かされていたため、「未熟児」という言葉は知っていましたが、「低出生体重児」という言葉は初めて聞きました。
産後の検診が、低出生体重児ではないこどもよりも、頻回?になるようで、たしか、1か月検診ではなく2週間後に成長具合をチェックしなくてはならないからと、産院を退院する前に予約させられたように記憶しています。
自治体から自宅に訪問してくる人がいる、というシステムも知らなかったのですが、この訪問も、低出生体重児ではないこどもよりも、頻回?だったような。いずれにしても初めてのことなので何が普通で何が普通でないのかわからないまま新生児の時間はおわりました。
見た目からして細いです
私のように子どもに興味のなかった(今も息子以外にはとくべつ興味はない)人間にとっては、その辺でみかける赤ん坊は、ぷくぷくつやつやでふくよかなイメージしかありませんでしたが、うまれてきた息子の姿は、ガリガリの小鳥のひなのような腕や足をしていて驚きました。
赤ん坊とはぷくぷくしている生き物ではないのか。
母乳とミルク
妊娠中、インターネットで検索していると、母乳が出過ぎてしょっちゅう絞らなくてはならなかったとか、服に母乳がしみてしまって大変だったというような話を目にしていたので、産後休暇+育休ひと月で復職予定だった私は、母乳が出過ぎるタイプだったらどうしようかと気にしていました。
しかし母乳はそんなに簡単には出ないようです。母乳が出なくて困った人の体験談もたくさんインターネット上にはみつけることができます。自分がどちらかなんて、結局、事前にはわからないのだと思いますが、努力しなければ出ないものなのではなかろうか。
マッサージを受けると一時的に母乳の出はよくなるのですが、しばらくするとほとんどでなくなる、という状況だったため、生まれてすぐ、母乳とミルクの混合で息子は育てました。混合といっても、私の見立てでは、量的には、9割ミルク、1割母乳といったところだったと思います。
夫は100%母乳育児を期待していたようですが、私はもう復職後の生活が気になって、母乳へのこだわりは一切ありませんでした。復職して以降は、勤務も不規則だったこともあり、1年もせず母乳は完全にやめたように思います。
成長曲線は常に平均以下でした
息子はほぼミルクで育てたわけですが、2週間検診は問題なく、以降も、成長曲線の平均より常に下方での推移ではあったものの、赤ん坊らしくぷくぷくと肉もついてきていました。
ショッピングモールなどに出かけて、オムツ交換のためにベビールームに立ち寄ると、だいたいどこのモールでも、身長体重の成長曲線グラフが掲示されているので、何とはなしに息子のポジションを確認するのですが、いつも、まだ平均以下なんだ…という状態でした。
これは、母乳ではなくミルクで育てたせい、ということではなく、もともと低出生体重児と呼ばれるサイズ感でうまれたためであろうと思います。
その後の成長ぶりをみると、粉ミルクだけで人間はこんなに太ることができるのかと驚きました。
入園したら背の順では後ろのほうだった
こども園に正式に入園する頃には、もう成長曲線のどのあたりかをチェックしなくなっていました。
こども園では、何かと背の順に並ばされるようなのですが、あれ?平均より小さいはずの息子が後ろから2,3番目にいるぞ、ということに気が付きました。
この園は平均より小さい子が多いのだろうか?と思ったのですが、よくよく園から提供された健診結果とグラフを見ると、いつの間にか息子は成長曲線の平均を上回っていたようでした。
6歳年長の今、たまに行事で園を訪れると、明らかに息子は大きいようなのです。夫がご飯をたくさん食べさせているからなのか?
離乳食期はベビーフードの割合が高くて心配したものでしたが、息子は嫌いな食べものもほぼなく、食事に時間がかかりすぎる以外、順調に育っているようです。
低出生体重児でも大きくなるようなので、同じような状況の方はご安心を!
2020年7月吉日