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失敗した人ではなく失敗するシステムや仕組みが悪いという考え方について

こんにちは、にわです。

今年下半期の目標は、エラーを起こさないこと、手慣れた仕事に油断しないこと、と自分に言い聞かせ中です。



最近の私はだめだめです…

ここ最近の私は本当にダメっぷりがひどく、自分で自分が嫌になります…。が落ち込んでいても仕方ないので、ここからいかに同僚たちの信頼を取り戻していくか、真剣に取り組まなくてはなりません。



失敗は人の問題だと思っていた

昔は失敗するのは、その人の問題だと思っていました。注意が足りない、失敗しないようにするための努力が足りない。

そのため、自分も、ミスが多い人、不注意な人、と思われないように、すごく気を張って仕事をしていたように思います。

私と同じような世代の人は、同じような教育を受けてきたのではないかと思います。学校でも、若いころに働いていた職場でも。



ある人との出会いがきっかけで考えが変わった

もう何年前のことか忘れてしまいましたが、数年間、一緒に働いた年下の外国人の同僚との出会いは、私の会社員人生で忘れられない出来事のひとつです。

この同僚は、よく言えばおおらかというか、細かいことを気にせず、ガーっと仕事を進めるタイプの人で、小さなミスはしょっちゅうしており、少々まずいミスもそこそこ起こしていましたが、ミスをしても全然落ち込まなくて、みていてうらやましかったです。

かといって反省していないわけではなく、きちんとミスと向き合って、どうしてそうなったのか、どうすればミスをしなかったのか、と考え、行動していました。

「もーっ、これがいけないんだよ!」と笑いと反省の混ざった様子でミスの対応をする姿から、確かに、ほかの人もすごく注意を払って何とかミスなく対応しているような仕組み/システムではなく、普通にミスなく対応できるように変えなくてはならないのではないかと私も考えるようになりました。

今となっては、いろいろなところで言われている当たり前の考え方なのだと思いますが、若い頃は、与えられた環境でミスなく対応することが最善の務めだと信じていた自分が今では不思議です。



それでもやはりミスはしたくない…

件の同僚との出会い以降、ほかの人のミスによって自分の仕事が増えても寛容になることができ、仕組みやシステムの問題に目を向けることができるようになりました。

しかし最近の私はなんだかひどくミスが続いており、個人的に問題を感じています。

人の起こすミスは仕組みやシステムの見直しにのみ目を向ければよいものの、自分が起こすミスは、やはりそうは言っていられません。

がんばるぞ。



2020年8月吉日





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