こんにちは、にわです。
コロナでいろいろ制約が増えているせいか、何か習得したい!という気持ちが(気持ちだけが…)非常に高まっている今日この頃です。
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英語運用能力 CEFR
先日職場で、とある業務について公募がありました。私が現在働いている職場は、本社がアメリカにあり、日本およびヨーロッパのいくつかの国にも子会社的なものが存在しています。
数年前からグローバル企業の利点を活かそうという取り組みが盛んになってきており、私のような平社員はともかく、管理職は英語ができないと厳しくなってきているように見えます。実際に英語が問題となって辞めていった人も身近に複数います。
現在のところ、私は管理職になりたいわけではない…むしろ今の管理職の給料と責任を勘案すると、管理職にはまだまだなりなくないと思っているのですが、技術力で食べていきたいというわけでもなければ、そのような技術力も持ち合わせていない。
技術力を高めることに注力するよりは、英語力を高めて管理的な仕事に向かったほうが自分には向いているであろうとは思っているので、10年後くらいには管理職の申し出があれば受けられる自信をつけておきたいと思っています。
日本では、英語力を示すものというと、英検とかTOEICなどが指標になっている場合が多いように思いますが、今回の社内公募資料では、本社でつくられたものなのか、ヨーロッパでつくられたものなのか、募集要項には、英語レベル「B2」と記載されていました。
「B2って何?」と思って調べたところ、ヨーロッパでは有名な指標であるらしい「CEFR」というもののようです。
そして「B2」はかなり高いレベルの模様…。一般的に英語ができるとみなされている日本人の多くは、B1止まりが多く、B2まで行ければ、日本人としては相当に流暢と言える、というようなことが、とあるサイトのレベル説明として記載されていました。
「英語勉強の決定版」というブログを拝見しました
そんなこんなでB2に行くにはどうすればよいのだろうかと、自分の学習方法を見直していたところ、音声メディア Voicy の英語系番組のひとつである、ルシュカさんの「英語をまなばナイト」が更新されました。
ルシュカさんの番組に影響を受け、今年はシャドウィングに取り組んでいるところでしたが、最近更新された放送で紹介されていたこちらのブログを拝見して、俄然、興味が湧きました。
「英語勉強の決定版。 数十年英語やって全く上達しなかったけど、ついに開眼!」というタイトルをみて、英語学習を長年続けているのに、運用力がなかなか伸びない…という私と同じ悩みではないか、と思い、興味深く本文を拝見しました。
ブログの内容を要約すると、この方も仕事で英語が必要になり、よく聞くような勉強方法をいろいろためしたものの、あまり結果が芳しくなかった、しかし、車通勤中に、好きな英語の小説を手持ちのKindleの読み上げ機能を使って聞くようになったら、仕事で英語に困ることがなくなった!というこというような内容でした。
最初は0.7倍速くらいで聞き始め、今では等倍で理解できるようになり、仕事でも困っていないと書かれており、これまで誰のブログやSNSにもコメントしたことがなかったのですが、現在の状態に至るまでどの程度の時間を要されたのか?聞いてみたくて、コメントしようとしたものの、なにやらそのブログサービスへのログインが必要とのメッセージが表示されました。
アカウント登録は腰が重い…
アカウント登録すればいいのでしょうか、このひとつの質問のためにアカウントをつくる、というのはなんだか抵抗がある。つくるだけならまだいいのですが、その後の管理ができる気がしない…。
結局人それぞれなところもあるだろうし、自分でやってみればいいか、と思い、質問は断念しました。
これまたVoicyの、キングコング西野さんの番組で、クラウドファンディングの一番の障壁はログインだ、とよく話をされているのですが、すごく真理を突いていると思います。
今回の件だけに限らず、私自身、アカウント作成はなかなか腰が重いです。
ほしいものがたまたまネットの検索でヒットして、知らないショップでも買ってみようとするものの、そこでゲストとして購入とか、すでにもっているAmazonアカウントで購入、ということができず、新規にそのショップ専用のアカウント登録を求められたために買うこと自体をあきらめた、ということが過去に何度か経験があります。
初めてのショップで買う、ということ自体はさほど抵抗はないのですが、最初の1回2回程度では、今後も利用することがあるのかないのかわからないのに、アカウント登録を求められると、管理の煩雑さを考えてやめてしまう、ということはよくあります。
Google翻訳機能を使わずともKindleには読み上げ機能がありました…
閑話休題。
5月に以下のような投稿をしていましたが、Kindleではそもそも読み上げ機能があるのか!と、先のブログで知り、さっそく試してみました。
読書も好きなので、自分に向いていそうな手法ではなかろうかと期待が膨らみました。
iPhoneで試してみた結果
いつでもどこでも隙間時間で学習できるスマートフォンで対応できると、学習時間が確保しやすいので、まずはパソコンではなく手持ちのiPhoneで試してみました。
コロナでの自粛期間当初、近所の書店も営業していなかったために、初めてKindleで購入したNHKラジオ講座のテキストを読み上げさせてみました。
…がまったく使いものになりませんでした。
私が試した方法 -iPhoneのアクセシビリティ読み上げ機能
何かやり方がよくないのかもしれません…。
上述のブログの方は、手持ちのKindleタブレットを活用されているとのことで、読み上げ機能の詳しい使い方などには触れられていなかったので、Kindleタブレットでは問題ないのかもしれません。
コロナ問題が収束して実家に帰ることができるようになったら、父親にあげたKindle Paperwhiteで試させてもらおうと思います。
普通にKindleアプリを起動すれば、読み上げメニュのようなものがあるのかな、と思っていたのですが、見当たりませんでした。
インターネット検索してみると、iPhoneでKindle読み上げ機能を使っている方はそこそこいるようで、詳しい設定方法がでてきたので、いくつかみてみましたが、みなさんiPhoneに搭載されているアクセシビリティの読み上げ機能を使う方法を紹介されていました。
棒読み過ぎる…
どれどれ、と思って設定してみたところ、棒読み感がすごい…。日本語の文章も英語の文章も、棒読みでまったく内容が頭に入ってきません。
英語に至っては、どこで単語や文章が切れているのかも判断が困難でとても勉強にならない。
同じような目にあっている人がいるはず…と思い、更に検索してみると、音声読み上げ機能で使用される機械の音声を日本人から外国人に変更できるという情報がありました。
音声データのインストールが必要らしく、私の手持ちのiPhoneはもう5年前後も前のもので、そろそろ買い替えを検討しているのですが、今はストレージの空きが少なく、音声データに残り少ないストレージを使ってしまうことに抵抗がありました。
現状、スマートフォン学習でできていることだけでも満足しているので、iPhoneで実現することは一旦保留。
パソコンで試してみた結果
読み上げメニュがあった!
パソコンにインストールしているkindleではどうかと思い、こちらも試してみたところ、読み上げメニュが存在していました!
「なんだ。あるではないか。」と思ったのも束の間、NHK語学講座のテキストでは、読み上げメニュがグレーアウトしていて使えません…。
日本語のKindle本の多くは読み上げ機能に対応していない模様
こちらも調べてみたところ、日本語のKindle本の多くは読み上げ機能に対応していないとのことでした。
洋書であればほとんどが読み上げ機能に対応しているという情報があったので、Kindle Unlimitedで追加費用なく読むことができる適当な洋書を選択してみたところ、グレーアウトされていた読み上げメニュが選択できるようになりました!
洋書は読み上げできるがやはり棒読み…
しかしこれも棒読み感がすごいうえに、日本語英語のような発音で、全然勉強にならない…。
私は今、Windows 10 OSを使っているのですが、OSの言語設定が日本語の場合、音声合成で使用されている声は日本人の声が選択されているらしいのです。
確認してみると、確かにそのようになっていて、こちらも米国英語を選択するには音声データのインストールが必要でした。
パソコンのストレージの空きはまだまだ余裕があるので、こちらは躊躇なくインストール。
Kindle側の設定も英語に変更して、読み上げさせてみると、単語単語の発音はばっちり外国人らしくなりましたが、棒読み感はあまり変わりませんでした。
これなら少々手間がかかっても、Google翻訳の音声読み上げに読んでもらうほうがよさそうです。Google翻訳の読み上げも、若干、機械感が気になる、と感想を述べていましたが、今回のトライによって、Googleのすごさがよくわかりました…。
2020年8月吉日