こんにちは、にわです。
在宅勤務が開始されて1年余りが経過しました。仕事環境整備のために、よく考えて買ったもの、とくに考慮点があると思わずよく考えずに買ったもの、いろいろありました。
1年余りが経過した今の反省点をまとめてみます。
※反省点が多い順に並んでいます…。
目次
キーボード
結論
1年試行錯誤してわかったこと
私の場合、100%在宅勤務というわけではなく、月に1週間くらいは出社しての勤務があるため、自宅とオフィスの両方で仕事が必要な状況です。在宅勤務となり、当初はラップトップ付属のキーボードを使っていたもののの、作業効率が非常に悪く、ほどなくメカニカル・キーボードを購入しました。
個人的には気に入っていたのですが…音がうるさいと夫から苦情があり、また、仕事で電話をしながらキーボードで入力が必要な時にも、相手側に音が聞こえてしまうようで、ほどなく使用を断念しました…。もったいない…。けっこう高いものを思い切って買ったのに…。
実家でも仕事ができるように、中古のラップトップを2万円ちょっとで買ったときに、ラップトップのキーボードは使えないに違いないと想定していたため、安価な普通のキーボードを同時購入していたのですが、実家用に購入した中古の安いラップトップはファンクションキーが単体で機能した(ラップトップだと「Fn」を押しながらでないと機能しないものがよくありますがそうではなかった)ので、
という状態だったため、これを自宅に持ち帰って、泣く泣くメカニカル・キーボードとリプレイスしました…。メカニカル・キーボードは一旦収納庫行きです。また使える日がくるのか、メルカリ等で売ってしまうべきか…。
更にその後、クラウド・ファウンディング・サイトでみつけた9in1 USBハブ付きキーボード「KOLUDE」に惹かれて購入。見た目のスッキリ感とポートの便利さは非常によいものの、「\」「_」などの特殊文字の入力に難を感じています…。
どのキーボードも、職場のキーボードと完全にキー配置が同じわけではないため、あまり使用頻度が高くないキーはブラインド・タッチできず、入力作業ごときに時間をかけたくない、というせっかちな私のようなタイプは、
…というのが5種類のキーボードを試してようやくわかった私の結論です。
ヘッドセット
結論
- 有線(USBではなく3.5mm4極プラグ)
- 音量調整ダイヤル付き
- マイクは(単一)指向性 + ノイズキャンセル機能付き
- カナル型イヤホン
1年試行錯誤してわかったこと
当初は、ヘッドセットは使用せず、ラップトップからそのまま音を出して、マイクもそのまま音声を拾わせていたのですが、ハウリングのような感じで、相手側に相手自身の声が聞こえて話しづらいし聞きづらい、ということだったので、通勤時に使用していたBluetoothイヤホンを設定しました。
有線(USBではなく3.5mm4極プラグ)
しかし、スマートフォンとラップトップPCとの両方でペアリングしているために、都度いずれかのBluetoothをオフにしなくてはならなかったり、仮想環境端末にリモート接続する、という仕様上、そして以前から嫌いなBluetoothでデバイスが認識されないときの再ペアリング発生などで、たびたび不便があり、ストレスで有線ヘッドセットを購入することに早々に決めました。
有線ヘッドセットでは、USB接続と3.5mmプラグ接続とが選択肢としてありますが、仮想環境端末にリモート接続する仕様上、USB接続ではオーディオ認識がうまくいかないケースがあると聞いていたため、3.5mmプラグ接続一択で探しました。
コールセンター業務でもないし、会議が多い仕事でもないしで、ヘッドセットなんてなんでもよかろうと、とにかく3.5㎜4極プラグ接続で安いもの、という以外、考慮したことはまったくありませんでした。実家での仕事帰りに立ち寄った家電量販店で、ヘッドセットがワゴンセールされていたので、それを購入して自宅で使ってみたところ、とくに不便もなく、実家用にはAmazonで同じような(でも同じものがなく別の)製品を購入。
音量調整ダイヤル付き
2種類のヘッドセットを使ってわかったこと。自宅用のヘッドセットにはケーブルの部分に、音量調整用のダイヤルがついていたのですが、Amazonで類似品だと思って適当に購入したヘッドセットにはこれがついていませんでした。しかし、これがあるとないとでは大違い。
オフィスのPC環境も、職場のみなさんの在宅勤務環境も様々なので、会議や電話の相手によって、音量がさまざまで、PC側のサウンド設定で音量を調整するよりも、手元のダイヤルで音量調整できるほうがはるかに簡単で便利でした。手元に音量調整ダイヤルがない製品は
と決めました。
マイクは(単一)指向性 + ノイズ・キャンセル機能付き
これはまだ改善できておらず、買い替え製品を選定中の段階なのですが、マイクは
…と後悔しています。
(無/全)指向性マイクは、会議室などでみんなの声を相手に届けたいときにはよいのでしょうが、在宅勤務で自分の声だけを相手に送りたいのに、在宅していると、子どもの騒いでいる声が拾われてしまったり、夫が急に掃除機をかけだして掃除機の音が拾われてしまったり、はたまた私の仕事部屋はトイレの隣りなので、水を流す音がおそらく拾われてしまったり、暖かくなってきて最近はよく窓を開けているので窓の外の車が通る音などが拾われてしまったりで、自分が話す必要がないときはマイクをミュートすればよいのですが、話す必要がある場面でこれらの音が発生すると、非常に気をつかいます。
自分自身、参加している会議で、誰かのオーディオ環境が悪くてノイズがすごかったり、飼い犬の鳴き声がすごかったりすると、会議に集中できず、ノイズの種類によってはストレスを感じるように思うため、ヘッドセットは自分のためというよりも、会議や電話相手のためにきちんとしたものを使用すべきだと思うに至りました。※私の職場では電話はソフトフォンといってPC上の電話アプリのようなものを使っているため、音声のやり取りはPCのオーディオ設定等に依存します。
(単一)指向性マイクというものを私は試したことはないのですが、仕事でコールセンターの人と電話をすると、コールセンターのフロアはそれなりにがやがやしているはずなのに、相手の声意外、聞こえてこないので、(単一)指向性マイクは使えるのではなかろうかと想像しています。
(単一)指向性マイクで商品を探していると、ノイズを低減してくれるような機能もあるらしいので、このあたりの機能をもつ製品への買い替えを現在検討しています。
カナル型イヤホン
ヘッドセット=オーバーヘッド・タイプとばかり思っていたため、安い順の検索で検出されてきたオーバーヘッド・タイプのヘッドセットを購入していましたが、自宅用と実家用とで、意図せず別製品を使うこととなり、わかったのは、バネ感?の違いで、頭が痛くなる、締めつけ感があるタイプの製品が存在する、ということです。同じような見た目のヘッドセットでこんなに装着感に差があるとは思いませんでした。
出社が必要な勤務のときは、出社前にシャワーを浴びて、Bizmatesの英語レッスンを受けてから家を出ているのですが、シャワーを浴びてドライヤーで髪を軽く乾かした後にオーバーヘッド・タイプのヘッドセットを装着すると、変なあとが残った髪型となってしまう…というのが気になって調べていたら、普通に日ごろスマートフォンで使っているようなカナル型イヤホンのヘッドセットの有線タイプがあるではないか。
思い込みって恐ろしい。
ヘッドセット=オーバーヘッドタイプとばかり思っていたよ…。
よって、買い替え候補はカナル型で探しています。夫や息子は内外耳の皮膚が弱くてカナル型やインナー型イヤホンどころか、オーバーヘッド型も無理なので、骨伝導イヤホンやネックスピーカ―を使っていますが
ヘッドセットなんて考慮点なし、安いのでよかろう、と思っていたのは大間違いでした。猛省。
PCとディスプレイ
結論
1年試行錯誤してわかったこと
私が在宅勤務で使用しているPCは、15.6インチFHDのゲーミング・ノートPCです。
ラップトップPCとしてはまあまあ大きいほうではあるものの、この画面サイズでは仕事効率が非常に悪いので、サブ・ディスプレイとして、当初は家にあったiPadを使っていました。しかし、それでもまったく足りないので、パナソニックの19型液晶テレビのビエラをセカンド・ディスプレイ用として追加購入していました。
在宅勤務生活がこんなに続くと思っていなかったので、在宅勤務がおわってもテレビとして使えて、私のラップトップPCにはないHDMI入力端子がついている(たいていのラップトップPCはHDMI出力端子しか付いていない)ので、Nintendo Switchの画面出力先としても使えてよいだろう、と思って買いましたが、19型は思っていたより小さかったです。19型とはいかほどなのか、きちんと測るべきでした…。
そして、ラップトップの画面よりも文字がぼやける、と言えばよいのか…。コマンドや細かい数字を扱う時には少々困る程度によく見えなくて、最近発売されたiMacが非常に気になっています。もう在宅勤務がなくなることもなさそう、ということもあり、お金をかけてもいいかという気になってきました。
今までPCはWindowsばかりでMacは購入しようと思ったことがないため知りませんでしたが、iMacって一体型デスクトップ・コンピュータなのですね。よく拝見しているギズモードジャパンさんのツイートを拝見して
どこでもiMac。新型iMacは「移動式デスクトップPC」という新しいカテゴリなのかも https://t.co/PyyuXAbCg8
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) May 18, 2021
一体型デスクトップのデメリットについて述べているサイトも複数拝見しましたが、私は一体型デスクトップで十分な気がしています。とにかく必要な作業ができて、デスク周りがスッキリしていて掃除がしやすいことが私がコンピュータに求めるところです。
以前ハードウェアの勉強をするかも、と思って拡張し放題のタワー型コンピュータを購入したことがありましたが、パーツも高額なうえに、複数コンピュータを持っているわけではないため失敗もできないし、そもそもハイスペックが必要な用途でコンピュータを使うような趣味も仕事もないため、結局ほとんど拡張しないまま、次のマシンに買い替えた過去があります…。
ラップトップでは画面が小さいしキーボードも使いづらいし、夫はDELLが好きではないこともあり、
としょっちゅう文句を言っているし、iMacであれば文句はないであろう。しかしクリエイティブ系の仕事をしているわけでもないのにMacなど、私には贅沢過ぎて躊躇します。
Windows版の一体型デスクトップを調べてみると、スペック的にはやはり私はDELL製品にたどり着いてしまう。HDMIの入出力端子が両方あったり、インターフェースの充実度と、iMacの半額以下というお値段感は非常に魅力的です。
Webカメラが出したりしまえたりするところも絶妙に好きです。友人たちとのZoom飲み会では出して、仕事の時は収納しておくなど、今はラップトップのWebカメラにテープ貼って、物理的にも機能しないようにしているので、このカメラが収納できるというところ、気に入りました。設定でカメラをオフにしてはいるけれど、うっかりが怖いくて…。
でも夫がDELL製品好きじゃないのでね…使っている隣でネガティブ・コメントされると、いやな気持になるので…もうすこし悩みます。
2021年5月吉日