こんにちは、にわです。
仕事で英語での会議や電話でのやり取りが必要になった当初、私が困ったこと、どのようにやり繰りしたか、記載したいと思います。
目次
質問は必ずしも疑問文でしなくても大丈夫
英語での読み書きはさほど困らないものの、会話やリスニングは苦手…という日本人は多いのではないかと思います。私のように…。
英語での会議が必要になった当初、あまりにできなくて、いろいろ調べてみた結果、英語学習者の間では有名と思われる「瞬間英作文」というトレーニングをやってみました。
これは実に効果てきめんでした。トレーニングでは、もちろん、肯定文だけではなく、疑問文や否定文などもトレーニングするので、だんだん、どんなタイプの文章も瞬時に言えるようになってくるのですが、最初の頃は、肯定文は頭にあるのに、疑問文がぱっと出てこない、ということもよくありました。
しかし仕事は私の英語学習の進捗とは関係なく進行しており、日々の英語会議を何とかこなさなくてはなりませんでした。
当時私はオンライン英会話にも取り組んでいて、英会話のトレーニングもしていたのですが、オンライン英会話の講師も、職場での会議相手となる外国人も、よくよく観察していると、必ずしも疑問文で質問をしているわけではないことに気づきました。
肯定文で質問する方法
このことに気づいてから、私もすっかり彼らの真似をするようになりました。
がんばって疑問文を構成せねば、と思うことがなくなり、多少はレスポンスが早くなったように自分では思います。
お気づきの方も多いかもしれませんが、私が真似した手法は、主に以下。
- You mean 肯定文?
- 肯定文, right?
- 肯定文?(語尾を上げる)
最初の2つは、相手の言ったことを確認したいときとか、そもそもこういう話ですよね?というような確認をしたいときなどに便利です。
3つ目は、どんなパターンでも適用できると思います。言葉に詰まって間があくよりは、とりあえず語尾を上げて肯定文で言ってみると、質問していると伝わります。
肯定文はわりとすんなり言えるのに、疑問文をつくるのは文法を考えてしまう、という方には使える手法かと思います。
おススメ瞬間英作文教材
私が役に立ったな、と思う教材。まずはこちら。
ただ、10回程度繰り返す頃には飽きてしまう(覚えてしまう)ので…以降は、以前にも以下の投稿でご紹介した、NHK語学講座の「英会話タイムトライアル」をスマートフォンのアプリで毎月購入して学習しています。
月ごとにテーマが変わるので、飽きずに続けることができます。とはいえ、何年か続けていると、それまに受講したいつかの月と似たようなテーマの場合もあります。
それはそれで復習になるし、まったく同じということはないので、飽きるということはとりあえずありません。
最初の頃は、初見(初耳)で5割できたかどうかでしたが、最近では初見(初耳)で8割くらいは回答できている感じです。前にやったやつだ!と、以前はできなかった瞬間英作文がすんなりできるとうれしいものです。
それほど難しい文章は扱われていないのですが、以前、US出張先で知り合った中国人が、簡単な短い文章をポンポンつなげてしゃべって言いたいことを伝えている様子をみて、これなら真似できるのではなかろうか…と思ったことがあります。
実際にはなかなか難しいのですが、これは英会話の敷居をすごく下げてくれる手法なように思います。難しいのは、如何に自分が言える英語に言いたいことを組み替えるか、という部分なように感じます。
2020年8月吉日