投資×副業×お金

2020年 我が家のお金事情

こんにちは、にわです。
お金の話が嫌い/苦手/興味がない、という方は、今回の投稿は読み飛ばしてください…。

 

下衆な話題で恐縮ですが、まだまだお金に振り回されているが故に、お金を基準に考えてしまうのだ…と自覚はしています。仕事はお金で選ぶものではない、と言えるようになりたい…。職場で、将来のキャリアについて、上司と話さなくてはならないときに、

 

お金のために働いています

 

と正直に話すと、5割くらいの確率で完全否定されます…。 

 

昨年は思った以上に使い過ぎてしまったようで、貯蓄があまり進まなかったので、現状の確認と、今年2020年の試みについて記載して、自分を戒めたいと思います。

 

我が家の貯蓄方法

「我が家の」と書いたものの、私が勝手に決めて管理もしているので…実際には「私の貯蓄方法」ですが、これはもう社会人になってから、ほぼ変わっていないと思います。

 

銀行口座残高で貯蓄額を把握しています。

 

各種引き落としや必要なときに出金する口座と、貯める用の口座にわけて、年末にいくらになるように考えて消費する、という、年単位のどんぶり勘定管理です。もちろん、月給の振込タイミングで、想定を下回っていないかくらいは、なんとなく気に留めて、使い過ぎていると感じたら、すこし消費を抑える必要があるぞ、と気にはしておきます。

 

1口座1千万円、ゆうちょ銀行のみ2千万円を上限とし、60歳までに何口座分、貯める、というような感じで、なんとなく計画を立てています。

 

これらは主に夫と私の老後の生活費用です。私の勤める職場は退職金はないのですが、数年前に401Kが導入され、私の年収で掛けられる上限いっぱいまで掛けているので、これが60歳時点で1千万から1千5百万円になっている計算です。これも我々の老後生活費です。

 

これとは別に、息子の学費として、息子が18歳になるまでに1千万円を準備予定。中学・高校は、近所の私立校の学費を調査した結果、私立でもとくべつ貯金しなくても払えるかな…と計算していますが、大学は国立文系でも、準備なしでは私の稼ぎでは厳しいので、準備必須。

 

私が息子に準備できる金額は、現時点ではこれが限界なので、残念ながら医学部などはとても払ってあげられません。本人がそちら方面に強い関心を持つようになった場合は、もう防衛大学しかなかろうと思っています。

 

大学は行かない可能性もあるでしょうが、それならそれで、何かで必要になるかもしれないし、不要になれば自分たちの老後資金の足しにしてもよいだろう考えています。

 

学費準備金の内訳

お金の知識に乏しいため、詳しい方々からみたらひどいダメだしを受けそうではありますが、ゆくゆく私の結果を見たどなたかの参考になれば、そして自分自身の備忘録のために、記載したいと思います。

 

1. 学資保険

私は生命保険の類はまったく入っていないので、息子が生まれた翌年にゆうちょ銀行の学資保険に入りました。18歳のときに300万円おりる商品です。

 

一括払いではなく、毎月1万数千円引き落としされています。私が死ぬか重度障害になった場合は支払終了となります。

 

私の家系は健康&長寿なことと、最近は医療の進歩により、平均入院日数は短く、支払金額は少なくなっていると聞いているので、最先端医療などを求めなければ、多少の怪我や病気であれば、日々の預貯金でやりくりできるであろうと考えています。

 

首都圏では何と言っても支出に占める家賃の割合が高いので、私の名義で組んでいる住宅ローンがチャラになることで、私の身に何かあっても、専業主夫の夫が仕事を見つけて生活を立て直すまで、息子の学費準備金に手をつけずとも何とかなるものと考えています。

 

学費については、ここまではできる、これは無理、と簡単に予算立てできるのですが、長寿家系の悩みは、

 

自分がいったい何歳まで生きるのか

 

…というところです。親の姿を見ていても、自分は70歳くらいまでは何らか仕事はできると思うのですが、その先は若干自信がないので、70-95歳までの25年間を想定して、今のところ資金計画を立てています。

 

最近でこそ、人生100年時代、と多くの人たちが口にするようになりましたが、私は20年以上も前から長寿のリスクに備えており、何かの話の流れでそのことに触れると、つい5年前ですら、

 

Bさん
なにそれ

 

と笑われたものです…。

 

2. 投資信託

息子が4歳のときに、息子名義の証券口座をつくり、現在300万円プラスアルファが入金されている状態。

 

最初は日本株と米国株関連の2つの投資信託商品を、それぞれ1日100円分買う、という設定で始めて、その後、全世界対象で手数料の少ない投資信託商品が出てきたので、それを追加し、現在は1日300円分、息子名義で投資信託商品を購入しています。

 

1日300円といっても、毎日、取引があるわけではないので、月6千円くらいです。息子は習い事もしていないし、将来の勉強のためにもよいかな、とか、ほかにもいくつか思うところが重なり始めました。

 

月6千円くらい、ということは、年間10万円未満、息子が18歳になるまで、4歳時点であと14年、つまり140万円口座にあれば足りる計算なので、当初は200万円入金していましたが、最近は預貯金と投資のバランスが気になりだし、少し比重を変えようと、ゆうちょ銀行から100万円移動した結果、現在300万円プラスアルファが息子名義の証券口座にある感じです。

 

今は全体的に、購入している投資信託商品の現在の取引価格は高めなので、今後、自分で想定している金額より下がったタイミングで100万円分くらい一括購入してみるべく備え中です。

 

息子が18歳になる頃に、元本300万円が割れていないことが最低目標です。あわよくば増えていてほしい。そして増えるならいくらまで増えるものなのか知りたい、という

 

身銭を切った実験です。

 

自分自身が四十数年生きてきて、ようやく物価上昇のリスクを身に染みて感じ始めたことによるリスク分散でもあります。

 

物価が上昇していれば、投資信託への投資分も増えているはずで、預貯金では備えられなかった上昇分をある程度はカバーしてくれるだろうし、逆であれば、投資分は目減りするものの、預貯金が支えとなるはず…と考えています。

 

もちろん元本割れのリスクはありますので、今後、勉強必須。とりあえず、始めてしまったので…。

 

3. ゆうちょ銀行

最後は、ゆうちょ銀行。
息子名義の普通口座に300万円ちょっと現時点で預けてあります。学資保険の支払期間はまだ10年弱残ってはいますが、これは毎月ちょっとずつ生活用口座から自動引き落としされていて支出として意識していないので、学費用途であと100万円を10年以内に意識的に貯蓄していく、というのが私が自分に課しているミッションです。

 

我が家の贅沢予算

貯蓄のことばかり書いてきましてが、もちろん息子にはいろいろ経験させてあげたいし、夫にも節約ばかりではなくたまには贅沢させてあげたいし、私も自己投資費用やリフレッシュは必要なので、基本の生活費はケチケチなものの、このあたりはあまり厳密に予算立てはせず、貯蓄残高の状況で判断しています。

 

が、息子も夫もあまりお金のかかる趣味はないため…これまでのところ、だいたい年間50万円前後で収まっていると思います。

 

この習い事したい、とか、どこかに旅行したい、とか、もっとないのかなーと思うのですが、二人ともそのような金額の大きな要望は今のところなく、このゲームほしいとか、焼肉食べたいとか、そういった日常生活費としては高いけれど、余暇費として安めな要望に応えることが多いです。

 

とはいえ、新車を買いたいとか、リフォームしたい、とかいった要望が今後ないとも限らないので、数百万円単位の特別支出の可能性も念頭にはおいています。

 

我が家の生活費

私が専業主夫の夫に渡している生活費は、現在のところ、毎月17万円です。これには住宅ローンやこども園の費用などは含まれていませんので、私が理解しているひと月の支出は以下のような感じです。

 

費目金額
上下水道1.0万円
電気とガス1.0万円
マンション管理・修繕費2.0万円
通信費1.0万円
食費不明…
雑費不明…

 

私の感覚では15万円でもお小遣いがでる、と思っていたのですが、毎月のように足りないと言われています…。自分が一人暮らししていた経験と、夫の性格から私が想定していた当初の生活費は以下。四捨五入して、ひと月あたり5千円未満の、NHK受信料やAmazonプライム会員費用などは、まとめて雑費扱いです。

 

費目金額
上下水道0.5万円
電気とガス1.0万円
マンション管理・修繕費2.0万円
通信費1.0万円
食費6.0万円
雑費1.5万円
夫の小遣い3.0万円

 

自分自身がどんぶり勘定で、家計簿の必要性をあまり感じたことがないため、夫に家計簿をつけてほしいとはとくに思っていないのですが、何にいくら支出して予算より足りなくなってしまったのか分からないのであれば、

 

家計簿つけてみたら?

 

と言ってみたことは何度かあります。しかし、

 

余裕がない

無理

 

の一点張りで、先日ようやく出てきた分析が、

 

たぶんほぼ食費だと思う

 

とのこと。3人で行く外食は、だいたい生活費外資金から出しているため、家で食べている食費だけで10万円前後使っている、というのはいかがなものかと思うものの、あまり締めつけても主夫が苦しくなるだろうから、今の給料が維持できている間はあまいいか…と諦めています。

 

生活費が足りなくなりそう。

補填補填。

 

としょっちゅう言われることさえなければ、私としては家計簿をつけなくてもまったく構わないです。

 

控えめな生活費でやり繰りすることは、今後年収が下がった時の備えでもあるので、使途不明のまま生活費が予算オーバーする状態は、好ましくありません。

 

夫管理外の生活費

夫管理の17万円の内訳以外の以下の生活費は私が管理しています。

 

  • 住宅ローン支払(家賃的な金額)
  • 固定資産税
  • こども園の費用
  • 私の通勤交通費
  • 私の職場での飲食代
  • 私の美容院代等の雑費
  • 私の仕事や将来の勉強・自己投資代
  • 夫と私のコンタクトレンズ代
  • 5千円以上する外食費
  • 冠婚葬祭や家電が壊れた等の緊急支出
  • 帰省・家族旅行・エンタメ・贈物代

 

まあまあな金額になります…。我が家の貯蓄額は、ここをどれだけ節約できるかで決まってきます。が、節約ばかりするのも嫌だし限界もあるので、どうやって増やすか、というところも私の課題です。

 

使い過ぎと認識している部分

水道料金

平均より明らかに使い過ぎであると認識しているのは、水道料金。2か月に1度の請求で2万円前後なので、ひと月で1万円前後…。最初は

 

どこかから漏れているのか?

 

と疑ったくらいです…。食器洗いのすすぎ過ぎとシャワーの出し過ぎと想像しています。夫曰く、

 

よくすすがないと膵臓をやられる

シャワーは栓全開にしないとお湯の出が不安定

 

…だそうです。
シャワー全開で使ったことなんてなかったよ…私は。

 

食洗機買おうよ

 

と言っても、気になることがあるようで、買ってくれません。深夜に帰宅して流しに汚れた食器が積まれていると、疲れが倍増するので、私のためにも買ってほしいのですが、主夫が使ってくれないことには意味がないので購入に至りません…。

 

食費

そして夫の分析があっているのであれば、食費もだいぶ使い過ぎです。これはいちいちチェックしていられないので、予算内でやりくりして、とたびたび話をするだけにとどまっています。

 

園関連

あとは、こども園関連。
2019年10月から幼児教育無償化の恩恵を受けているものの、登園時のバスの乗車時間が1時間を超え、息子の車酔いが改善しないことから、年中になって以降、登園はカーシェアで車を借りて送っているので、無償化分の金額ほぼまるまるカーシェア代に消えています。

 

降園は園バスを利用しているので、バス代は通常通り支払っている状態。近所の園だったり、バスのルートがよい塩梅だったら発生しない支出だったのに…と思いますが、園を決める時の検討事項不足が招いた結果なので、卒園までのあと1年、乗り切りたいと思います。

 

節約できていると思う部分

理美容代

上述の費目にないではないか?と気づいた方もいるかもしれませんが、夫の散髪は以前から夫自身でやっているので費用0です。息子の髪も夫が風呂のついでにバリカンとハサミでカットしているので、今のところ0。

 

私も平均よりは多少安めだと思います。カットはQBハウスで1200円。染髪は染髪専門店で2500円。独身時代は毎月カットしていましたが、カットは2-3か月に1度、染髪は1.5か月に1度、という感じに頻度をすこし調整して年間の支出を抑える工夫をしています。

 

以前、雑誌の家計相談で、貯金が苦手な人向けのアドバイスとして、月給で暮らしているなら、

 

Aさん
その月の月給で40日暮らしてみなさい、そうすれば、3か月に一度、ひと月分の給料が、まるまる貯金できますよ。

 

という手法を読んで、

 

なるほど。

 

と思って以来、応用しています。

 

通信費

そのほか、我が家で少なめと思われる支出は通信費でしょうか。いわゆる格安携帯キャリアと契約しているので、スマートフォンの月の支払いは1人1000円から1500円程度です。家のインターネット回線の支払いと合わせても1万円はかかっていません。

 

マンション管理・修繕費

これも首都圏にしては安めだろうと思います。
修繕積立金はすこしずつ上昇していく予定ではありますが、購入時点での予定最大金額が、管理費と修繕積立金を合わせて3万円を超えない物件を選びました。

 

これ、あまりに高いと賃貸と変わらなくなってしまうので…。しかし、先日の老後2千万円問題の内訳によると、住居費は1万円ちょっとの計算だったので、

 

一戸建てはもっと安いのかなあ

 

…と疑問に思いました。住居費だけみても、我が家は老後2千万円では足りないということです。

 

モデルのご夫婦は年金収入21万円でしたが、私は契約で働いていた氷河期時代、8年間分くらい厚生年金ではなく国民年金の期間があるし、夫も微妙な時期があるようなので、我々夫婦の年金受給額はモデル世帯には遠く及ばないものと想定しています…。

 

交際費

これは無理に削っているわけではないのですが、夫と私の性格や環境によるものかと思います。

 

夫は地元に帰れば、旧友と会ったりするものの、気軽に会える距離にはいないし、上京して社会人になってからは、プライベートで関係を継続しているような人もいないようで、私と息子以外と出かけるのをみたことはありません。

 

気分転換にひとりで遊んできてもいいよ

 

と言っても

 

3人で出かけたい

 

と言ってひとりで出かけることはありません…。

 

私は、今の住まいはほぼ地元だし、学生時代の友人も首都圏にいるので、年に1-2回会ったり、職場の飲み会も、誘われたうちの1割くらいは参加しているかと思います。が、おそらく平均よりは少ないのだろうと思います。

 

職場の飲み会は気乗りしないものは断り、行きたいものでも不規則勤務なので、仕事が入ってしまったり、プライベートの予定と重なったりで、結果的に参加率が下がる感じです。

 

私の職場での飲食代

私の職場での飲食代予算は、1日200円から300円、と決めています。だいたい、ひと月5千円前後。これは平均より少なめではないでしょうか。

 

職場で食べてもあまり食べた気がしないので、節約ポイント兼ダイエットと思って、ここで無駄遣いおよび無駄にカロリー摂取するより、

 

あとでゆっくりおいしいものを食べよう!

 

と思って我慢します。

 

飲み物は、家から空の水筒を持っていって、職場のウォーターサーバーで水を入れて飲んでいます。以前は毎日、自販機で水やお茶を購入していましたが、日によって1本飲みきれなかったり、足りなかったり、何より毎日必ず支出がある状況をプチストレスに感じて、この習慣を見直しました。

 

荷物が増えるのが逆にストレスになって続けられないかも…と最初は100円ショップで買った安い水筒をお試しで使っていましたが、続けられそうだったので、ちょっとよい気に入った水筒に変えて、もう何年か続いています。

 

食べるものはカロリーメイト200kcal分=75円とか、スーパーで安く購入したチョコレートとかで済ませているので、この予算で収まっています。付き合いで同僚と外に食べに行く、というようなことは年に数回程度です。

 

これは職場の雰囲気にもよると思いますが、今の職場は好きなように過ごしている人が多いので、私も気ままにしていてもまったく目立つことはありません。

 

同僚とのおしゃべりやランチ開拓がたのしみな人は、ここに予算を割くのもよいと思いますが、私は1時間の休憩時間では忙しくてくつろげないので、職場での飲食はデスクで軽く済ませるのが合っているように思います。

 

ほかはあまりないですね…。今現在の預貯金に多少の余裕があるからといって使わない、という点においては、私はすこし厳密かもしれません。使おうと思えばあっという間に使い切れる程度の金額しか残っていないと認識しているからだと思います。

 

今年の試み

冒頭の昨年の反省から、2019年末に、今年2020年に貯蓄したいと考えている金額を、生活用口座から貯蓄用口座にあらかじめ移動してみました。

 

そのため生活用口座残高は、現状、残高確認するとさびしい状態です…。2020年末には元に戻すぞ!と、毎月、目にして自分を戒める作戦です。うまくいったら、今年の年末も同じようにする予定です。がんばる。

 

2020年1月吉日

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