こんにちは、にわです。
このたび、築23年(…だったと思う)の自宅マンションの浴室・洗面リフォームをしたので記録を残したいと思います。全3回。
目次
水道トラブル見積
1月だったか2月だったか、
と夫から報告が。
「水漏れ」といっても、洗面下の配管がじわっと濡れているかいないか、という感じで、私が一人暮らしをしていたら、水漏れとは認識できないレベルです。
水道修理の見積もりを3社取ったところ、いずれも5万円超え。修理が必要と判断された部分だけ直しても、またすぐ別の個所の修理が必要になりそうだし、ほかにも気になるところがあるため、ちょこちょこ5万円前後の支出をするくらいなら、リフォームしたい、と思い、夫を説得。
5年以上前から、夫には全面的にリフォームしたいと話していたのですが、そのたびに、リフォームの間、あれができなくなる・これができなくなると渋られ、却下されていたのですが、ようやく夫も観念してくれました。
なお、首都圏でよく耳にするクラシアンさんは、8千円、という広告をされていますが、1か所につき8千円+パーツ代、ということで、我が家の訪問見積もりでは、3か所修理が必要な個所があると言われ、8千円(+税なので実費約9千円)×3か所+パーツ代で、合計6万円超えでした。もう2社も同じような見積もり。
浴室・洗面リフォーム一括見積サイト
リフォームと言っても、まったく依頼先の心当たりがないため、リフォーム/リノベーションを考えていた時に見ていたWebサイトで、リフォーム業者への一括見積をしてみました。
利用したサイト
利用したのは「ホームプロ 」というサイト。
玄関横の部屋を1つつぶして玄関を土間のように広くしたい、と思って玄関のリフォーム事例の予算感などをかつてチェックしていたサイトで、複数の業者に一括見積ができるようだったので、要件などを入力して一括見積。
紹介された会社数
1-2日で、8社くらいが紹介(サイトの「マイページ」に表示)されました。
ここからが本番で、現地見積もりをしてもらって初めてきちんとした見積もりが出してもらえるので、実際に来てもらう業者を絞り込みます。
紹介された8社のうち、1社以外、名前を聞いたこともない会社ばかりだったので、以下を確認して現地見積もりを依頼するか決めました。
- ホームページ
- Googleマップで会社の外観(前金払って連絡が取れなくならないか)
- レビュー件数(どのくらい実績があるか)
- レビューの評価(よい評価と悪い評価の数)
- 低レビューの内容
一昨年トイレの交換をしているものの、数日かかるようなリフォームは初めてなので、すごく満足できるか?よりも、すごく不満な結果におわりたくない…という思いで、★1つのレビューが少ないことと、その内容を重視しました。
現地見積を依頼した会社数
紹介された8社から、5社に現地見積もり依頼をかけてみました。
うち1社は、まったく日程の調整がつかず、これではリフォームで問題があったときに、なかなか連絡や調整がつかずにやきもきしそう…と思って、現地見積もりの調整はあきらめ、お断りし、4社にお願いすることにしました。
なるべく同じ日に済ませたかったので、4社とも、相見積を取っていることを伝え、所要時間を確認し、2時間おきくらいでスケジュールを組むつもりでしたが、全社同日での都合はつかず、1日2社、2日にわけて実施することになりました。
現地訪問見積
スケジュール感
だいたい、1社目は、9-10時から、各社1時間くらいかかり、2社目が12時前後に完了、という感じでした。概ね、事前に聞いていた所要時間で作業は完了し、4社とも訪問時間も約束通りで、時間にルーズな会社はやだな…と思っていたのですが、4社ともその点は問題なしでした。
現地見積で要望したこと
水漏れを契機とした「リフォーム」であって「リノベーション」ではないので…私としては、普通に問題のない施工が予算内でされればOKという考えです。築20年余りの普通のマンションなので、ハイスペックな設備を選ばずとも、20年余り前よりは、普通にましになるだろうと思いましたが、以下の点は注文を出しました。
- 予算(120万円以内←結果的に全然ムリでした…)
- あとから追加でお金がかかるような見積もりはしないでほしい
- 日々の手入れの手間がかからないこと
- 中長期的にみてもメンテナンスがしやすいこと(部分修理可能とか)
- 工期を明確にしてほしい(夫の要望)
現地見積もり所感
見積もりは4社中3社は1名で来ました。
1社だけ、インテリア担当と思しき女性1名と、エンジニアと思しき男性1名の、2名で来ました。
現地見積もりでは、要望の確認と、採寸などが主目的のようでした。採寸は、レーザーのようなもので長さをはかるツールを使っている会社と、メジャーで手動ではかる会社とがあり、ツールを使って機械的に採寸する会社のほうが精度が高そう、という印象を受けました。
換気扇のダクトまでチェックする会社と、表面的な採寸しかしない会社、宅内のものに対する扱いが丁寧な会社とそうでない会社、こちらの要望の引き出し方や、こちらの返答に対する反応など、夫と総合的に判断し、本命は1社に絞られました。
見積もり
各社見積もりは、現地確認から概ね2-3日で出てきました。会社によって、以下のような感じでした。
- 郵送とPDFのケースあり
- 見積もりの粒度は会社により異なる
- 見積もりのほかに図面をつけてくれた会社もある
- 最初に伝えていた予算を各社とも超えていた
本命の1社だけ、予算を超えてしまっていることに言及してくれており、見積額も一番低かったものの、浴室の解体時にアスベストの含有が認められた場合、さらに8万円が追加でかかる、というコメントがあり、8万円を加えると、予算を50万円前後超えてしまうため、即答できずにいました。
補助金から検索
最初に想定した予算120万円は、どうせ予算より高い見積もりが出てくるのだろうと思って低めに設定した、ということはありますが、「ホームプロ 」で参照していた施工事例で紹介されている予算を参考にした、ということもあります。
相場がよくわかっていないものの、とくべつな機能などは求めていないので、松竹梅で言えば梅でよかろうと思ったのです。が、リフォームサイトに掲載されている施工実績費用には、現場監督費とか、養生費用とか、いろいろな不随費用が含まれていないようで、実際には、リフォームサイト記載金額の1.5倍くらいかかる、ということを今回学びました。
ひとつひとつの見積もりを見る限り、そこまで不当な請求をされている感じもしなかったので、もう予算は諦めて依頼しようかと思ったとき、
と思い立ち、インターネット検索したところ、「こどもみらい住宅支援事業」という補助金が我が家も使えそうであることがわかりました。
補助金の検索時に表示されたリフォーム会社に、新規に現地見積もりを依頼をかけ、「ホームプロ 」で見積もりをもらっていた第一候補の会社にも、「こどもみらい住宅支援事業」の対象にならないか、再度問い合わせ。
後者は、対象事業者ではあるが、我が家は対象となるリフォームではないとの回答で、前者は7万円ちょっと対象とできるという回答で、現地見積もりの日程を調整。結局、この会社から現地見積もりに来てくれた方が、2級建築士兼営業という肩書の方で、仕事も早くて丁寧で無臭なところを夫が気に入り、見積額はもう1社と大差なかったのですが、こちらにお願いすることにしました。
長くなってしまったので、今回の投稿はここまでとし、次回の投稿につづきます。見積もりをとって、業者を決めるまでで、だいぶ消耗しました…。
2023年4月吉日