投資×副業×お金

小3息子のお小遣いと家事労働について考える

 

こんにちは、にわです。
数か月前からお金に興味を持ち始めた小3息子に、お小遣いを導入することにしました。

 

息子は物欲はあまりないのですが、お気に入りのゲーム(にゃんこ大戦争やポケモンメザスタ)の課金にはたいそう興味があり、ゲームの課金にネガティブな夫と私は困っています。

 

ゲームの課金になぜネガティブなのか?について改めて考えてみると、切りがない、という以外にこれといった理由が私には思い浮かびません。

 

質量のあるモノだって永遠ではないし、スマートフォンがある今、デジタル・アイテムは常時携帯できるし、むしろ課金によって好きなキャラクタやアイテムを入手できる、友だちとのコミュニケーション・アイテムにもなる、というのは真っ当な欲求なのでは、と思う自分もいます…。

 

ゲーム課金は自分で働くようになってからにして

 

息子
今すぐ働きたい

息子
新聞配達する!

息子
ウーバーやる!

 

…等々、労働意欲をみせる息子。

 

働かずしてお金を得たい、というわけではない点については、評価しています。この労働意欲をそいでしまうのはもったいないので、お手伝いの対価/報酬としてお小遣いをあげることに。

 

最初は、お遣い1回で50円、などとやっていたのですが、風呂掃除など毎日やってほしい種類のお手伝いについては都合が悪いので…以下のようなルールとしました。

 

・毎月1,500円が基本給
・基本給をもらうには所定の頻度で所定の手伝いをする
・プラスαの手伝いをしたら業績給をプラス
・基本給の所定の手伝いをしなかったら1日1つにつき-50円

 

「所定の手伝い」は、風呂掃除や食事の準備手伝い、タオル等みんなが使う洗濯物を畳んでしまう、などで、「プラスαの手伝い」は、近所のコンビニやスーパーへのお遣い、などです。

 

家事手伝いはやって当たり前なのだから、お小遣いをあげるのは違うだろう、という考えのご家庭もあるかと思いますが、一方で、シュフの家事労働は無償ではない、という考えも一般的になってきていると思います。 

 

小学生も実に忙しいので、平日は学校や習い事や宿題で、遊びに使える自由な時間はほんのわずかしかなく、手伝いに時間を費やすより遊びたい、という気持ちが勝るのも無理はないと常々感じていました。

 

子どもにとっても時間は貴重であり、貴重な時間を費やすのに対価/報酬を得る、という経験をすることは、相手の時間を奪うことがどういうことなのか、とか、家事労働はやってもらって当たり前ではない、ということを考えるきっかけになれば…という思いもあります。

 

対価/報酬=時間と引き換え、という種類の仕事ばかりではないことも知ってほしいので、そこをどう教えていくかはまだ考え中です。

 

息子はこの手伝いの対価としてのお小遣い制度に今のところとても満足しており、積極的に手伝いをしてくれるようになりました。いずれ友だちとの付き合いなどでお小遣いをあげる必要があるのでは、と思っていたので、手伝いの対価としてのお小遣いが定着しそうで、賛否両論あるかもしれませんが…私としても今のところは満足です。

 

1学年あがったら、+500円/月、所定の手伝いの内容も学年ごとに見直す、ということで息子の合意を得ていますが、この辺りは物価をみて見直すことになると思います。

 

自分が子どもの頃、最初にもらったお小遣いは、たしか、週100円、くらいだったと思います。週末、友だちと近所の駄菓子屋に行って、お菓子を買う、くらいの金額。

 

小学生のうちは子どもだけで遠出することはなかったので、お小遣いに不満はなく、中学生になって、千円-三千円になり、雑誌やCDを買うようになって、高校生の頃は月5千円だったので、今の息子へのお小遣いの仕組みでは、40年前に私がもらっていた水準と大差ないので、物価の上昇を加味すると、中高生になる頃には見直しが必要になるかもしれません。

 

私は高校を卒業するまで(部活で忙しく)アルバイトをしたことはなかったのですが、息子はすでに仕事をしたがっているので、高校生になったらすぐにバイトを始めそうです。そうなったらお小遣いはあげなくてもいいかな…まだまだ先のことですが。

 

2024年2月吉日

 

-投資×副業×お金

© 2024 雨の朝の庭