こんにちは、にわです。
息子の年中の夏休みもおわり、園生活も折り返し地点というところでしょうか。最近は小学校をどうするかについて具体的に考え始めています。まだ、まとまったことをかける状態ではないので、この投稿では、現在、通っているこども園に決めるまでの経緯を振り返ってみたいと思います。
…とつらつらと書いていたら、ものすごく長くなってしまったので、3回に分けて投稿します。
「こども園」ってなに?というところから我が家のこども園探しは始まりました。正確には、こども園または幼稚園探し、でしょうか。専業主夫世帯なので、保育園は当初から諦めていました。
似たような環境/状況でないと参考にならないかもしれませんが、園選びで気を付けたこと、気にもしていなくて後悔したこと、などを記載してみたいと思います。
目次
結論:今の園でよかったこと
- 給食室があって温かい給食が週5日食べられる
- 冷暖房完備
- バス送迎がある
- 原付バイクで30分以内の距離
- 親の行事参加強制が少ない
- 課外教室がある(学びのバリエーション)
- 保護者間の付き合いが思っていたほど大変ではなかった
- 費用がそれなり(安いとは思わないが払えるレベル)
- なにより息子が登園をたのしんでいる
結論:今の園でよくなかったこと
- 登園時のバスのお迎えは我が家がルートの最初なので園に着くまで1時間以上乗車時間が発生する
- 園バスの到着時間は多少ずれる(IT化が進んでいなくて現在地確認ができない)
- 車では10-15分の距離なのに電車&徒歩での登園/降園は1時間ちょっとかかる
- 課外教室は年少からすべて参加できるわけではない
- 園庭がやや狭い
- 思ったより勉強の取り組みは少なかった
- 連絡がおおらかというか雑
- 保育充実費とか卒園積立金とかウェブサイト等では公式発表されていなかった、よくわからない費用が毎月発生し、値上げもされる
- 役員の仕事や決め方に園の関与が少ない
結論:入園前に知っていれば…と思ったその他のこと
- 「保育園」という看板をみて保育園だから行かせられないと諦めてはいけない。
- 通園バスの実際のルートは早めに園に確認・相談して実際に乗車することになるルートや時間を把握する。場合によっては別の園も検討する。
- 年少/年中/年長のおおよそのカリキュラムを確認しておく。
情報収集を始めた時期
子どもも1歳を過ぎる頃になると、日中の活動時間も増えてきて、とはいえまだ何をするにも一人ではできない、危なっかしくて、囲ったキッズスペースの中に入れておいても、そうそう目を話すこともできず、できる遊びも限られ (公園でサッカーや野球なんてまだまだできない)、専業主夫の夫はだんだんネタが尽きてきている様子がありました。
近所に同じような年頃のともだちもいないし、ママ友やパパ友もいない、家で遊ばせる以外では、近所のショッピングモールのキッズスペースに連れて行ったり、公園を散歩したりしていました。
息子は一人で遊ぶよりも誰かと、とくに年の近い誰かと一緒に遊びたいようで、ちょいちょい、そこらの子たちに混ざろうとしていました。
「プレ」「未就園児クラス」の存在を知る
そういえば幼稚園って3歳からだっけ、と思ったのがちょうどこの頃でした。インターネットで調べ始めたら、人気のある幼稚園は「プレ」とか「未就園児クラス」とか呼ばれる、年少の1年前から始まるクラスに参加させることで入園優先権を獲得できる、というような情報が複数見つかりました。
表向きは、と言うべきか、本来は、と言うべきか、子どもを園生活に段階的にならさせる、というもので、週2回くらいの園が多いようでした。そんな制度、私が幼稚園児の頃はなかったぞ。
この制度、園によっては正式入園を前提としているため、若干注意が必要です。息子もプレに通わせたのですが、プレの定員は年少クラスの半分くらいで、かつ、兄姉がすでに在園している子が優先となるそうで、応募者が多くて抽選になりました。
プレの間はバスの送迎はないので自力送迎となりますが、週2回という頻度は、我が家としてはちょうどよかったように思います。親も規則正しい生活や園関係のコミュニケーションに慣れる訓練期間となりました。
共働きのご家庭では、きっと妊娠中あるいは妊娠前から保育園問題を考えているのだと想像しますが、我が家は専業主夫と会社員の世帯なので、保育園はハナから入園不可能だから幼稚園の一択 (あるいは夫の心配性っぷりを考えると幼稚園は行かない、でもよかろう…) と思い、すっかりのんびりしてしまっていました。危ない危ない。
情報収集方法
- 園の公式ウェブサイト
- インターネットの口コミ
- 実際に園を見学(説明会への参加や開放日に遊びに行った)
公式ホームページで情報収集
まずは、インターネットで通園圏内にある園をリストアップ。地域によるのでしょうが、首都圏在住の我が家の場合、10以上の選択肢があったかと思います。スプレッドシートで、以下のような情報を比較しやすいように一覧にして検討しました。
- 園の名称
- 住所および最寄り駅などのアクセス情報
- 初期費用とランニングコスト
- 給食の有無
- 冷暖房等の設備情報
- 課外教室の有無および種類
- 何に力を入れているのか
- 見学や体験の可否
園内給食室による温かい給食の優先度が高い我が家の場合、候補はすぐに2,3まで絞られました。週5で温かい給食が提供される園は非常に少なかったです。
こういった事務的作業は、我が家ではたいてい私の役割となります。明確に役割分担しているわけではないのですが、夫はこういう作業が苦手だと自分でも言っているし、任せるといつまで経ってもおわらなくて、せっかちな私は待っていられないので、とにかくやらなくてはならないことは早くやってしまいたい…となるためです。
口コミサイトで調査
公式ウェブサイトの情報からは得られないであろう実情報収集のため、今度はリストアップした園から気になる園について、口コミ情報を確認。保護者の関与の必要性の度合いや先生の対応などの情報について参考にしました。
見学・体験
そして最後に、実際に見学に行って園長先生から話を伺ったり、体験や園開放がある園はそのタイミングで息子と夫と3人で行ってみたりしました。
場所や通園の距離感を確認したり、園の設備や雰囲気を把握するには、やはり実際に行ってみることが重要かと思います。時間が空いてしまうと記憶が薄れて、うまく比較できなくなりそうなのと、元来、とても面倒臭がりなもので、とにかく2-3日で電話予約をして、ひと月以内に4-5つの気になる園を回る、というスケジュールを仕事の都合を考慮しつつ実行しました。面倒臭がりの私にしてはがんばった。
計画を立てる、といった行為も夫は苦手なので、せっかちな私が担当します。行き当たりばったりで慌てるような状態が私は苦手なので、準備に手間暇かかっても、心の平穏のためには私には準備が大事です。
お膳立てさえ整えば、夫の腰も急激に軽くなるので、見学時は、飲料水についてや、ライブカメラで遠隔で園内の様子が確認できるか否かといった質問をしていました。すべての希望を満たすような園は残念ながらありませんでした。
決め手になった項目
結局、我が家の場合、やはり給食が決め手となりました。飲料水に気をつかっていて、ライブカメラもあって、いつ園に親が見学に来てもいいですよ、という園に夫はだいぶ惹かれていたものの、そこは給食センターの弁当給食と持参の弁当の半々だったため、夫も諦めました。
私の仕事時間の不規則さ (月の1/3-1/2は登園時間に家にいない) によって弁当は夫が作ることになるであろうことと、夫の専業主夫としての業務許容量 (おそらく対応し切れない…と本人も私も思っている) から勘案して、弁当を作るのは無理だと判断していました。
また40年ほど前に私自身が通っていた幼稚園では、親の手作り弁当と給食センターから配達される冷たい配送弁当の交互のような仕組みで、おいしかった記憶がまるでなく、小・中学校では校内の給食室で作られた温かい給食で、メニュによってはとてもおいしかった記憶があるので、ごはんはあつあつ派の私としては、お昼は温かい給食が優先度高でした。
実際には、あつあつではなく、ぬるい、ですが、冷や飯感はありません。息子は炊きたてご飯に氷を投入して食べるほど猫舌なので、問題ないようです。
それに、家では作らない料理や出さない食材が給食では出てくるだろうという期待もありました。この点では、給食システムに非常に感謝しています。
給食がある園の候補はもうひとつあり、こちらのほうが家からも近くていいのでは…と最初は思っていたのですが、何度か園開放日に遊びに行く中で、夫がこっちじゃないほうがいい、と言ったので、結局、今の園に落ち着きました。
今の園は、徒歩では1時間以上はかかり、私自身はバイクに乗らない(乗れない)ので、距離は少々気になるものの、近いほうの園は学びのバリエーションがすこし少な過ぎるかな…と思っていたので、夫が距離を妥協できるのであれば、私としても異論はありませんでした。
あと1年半、何事もなく通えることを祈るばかりです。次回の投稿では、よかった点についてもう少し掘り下げてみたいと思います。
2019年9月吉日