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住まいのリノベーションについて考えた ちきりんブックスを読んでみた


こんにちは、にわです。
数年前から家のリノベーションを考えているのですが、夫が乗り気でないので…ひとまず本を読んで勉強中です。

 

リノベーションで実現したいこと

私がリノベーションで実現したいことは、それなりに明確です。

  

コレ

  • ひと部屋つぶしていいので玄関を広くしたい(イメージは土間)
  • 土間玄関ではレイングッズを乾かしたり、宅配の荷物を一時置きしたり、コートやバッグなど外出時に必要なものを常設したい
  • 息子が自転車を乗るようになったら自転車も置きたい
  • 冬は結露がすごいので結露が発生しないようにしたい
  • 廊下や壁は極力なくしたい(ワンルームでいい)
  • 既設の不要な靴収納やキッチンの吊戸棚は撤去したい
  • 壁紙の下はコンクリートの状態なので家具を固定したりフックが設置できるようにしたい
  • 床材や壁材はメンテナンス性とコストを重視
  • キッチンだけでなく洗面やトイレなど水回りの壁は壁紙ではなくパネルにしたい
  • 強風がこわい&仕事の時間が不規則なので寝室は隔離もできるようにしたい
  • 電源や情報コンセントはたくさん配置したい
  • 床の段差を極力なくしたい

 

これが全部実現できたらどれほど快適だろうか…と夢想します。

 

いくらくらいかかるのか…。息子の教育費も、まだ完全には確保できていない程度の預貯金しかないので、使えるお金は限られます。中学高校の学費の見積もりを間違っていたことに昨年後半になって気がついたので…。

 

リノベーション費用だけでなく、全面的に実施するとなると、数か月、仮住まいできる場所を見繕う必要もあるだろうし、500万円ではきかないだろうか…。新築価格もわりと安いマンションなので、1千万円超えるのはちょっとどうかと思っています。仮住まい費用や諸経費や税金込みで300万台前半でおさまるならすぐ発注したいところです。

 

夫は別の希望を持っている部分もあると思いますが、ハイエンドを求めすぎる傾向にあり…私の稼ぎではすべての要望にはとても応えられないと思われるので、あまり詳細に希望をきくことは控えています。

 

我が家の状況

今、住んでいるマンションは、築20年くらいでしょうか。10年ほど前に、築11年くらいの中古物件を購入しました。

 

購入の決め手は、今の職場で長く働く覚悟を決めたことと、立地です。陽当たりがよく、交通の便に不満もなく、スーパーなど必要なサービスや施設へのアクセスも悪くない、と判断しました。

 

昨年、引っ越しを真剣に検討したことがありましたが、いろいろ探しても、今の住まいより魅力的な物件は見つけられなかったので、我々の今の生活には適した立地なのだと再認識しました。

 

とはいえ、不満も0なわけではなく、引っ越し当初から、キッチンの吊戸棚は

 

へんなにおいがする

 

と言って、一度も使っていないし、

  

掃除がしづらい

 

と言って、風呂の排水溝のカバーを撤去して代わりにトレーを設置していたり、昨年後半にはトイレが壊れたりなど、いろいろと不具合も発生しています。そんなわけで、ここ数年、リノベーションに非常に関心をもっていたところ、ちきりんさんのリノベーション関連のKindle本の存在を知って、vol.1から読み始めました。

 

Vol.4 高齢化対策リフォーム入門
おひとりさま&定年後リフォームのすべて

先日、vol4を読了しました。

  

 

現在、私は40代半ば、夫は40代後半ですが、そう何度もリノベーションできるだけの経済的体力はないので、リノベーションするにあたっては老後も意識しておく必要があるだろうと思い、自分では気づいていない何かが書かれているかもしれないと期待して読んでみました。

この本を読んだことで気に留めておこう、と思った部分は、ベッドは窓際にも移動できたほうがよい、という点です。

今の住まいに引っ越してすぐの頃、大きい台風があって、ベランダ側の窓ガラスが膨らむ光景を目にしてから、強風の日には、

窓が割れるかも

…と心配でならないため、寝室は窓から遠い場所で、さらに、万が一、窓が割れても影響を受けないように隔離された場所に配置すべきだとしか考えていなかったのですが、強風の可能性がある日は年間何日もないので、老後、ベッドで過ごすことが多くなった場合、強風の恐れがない日には、日中窓辺で過ごせるようにしておくことも考えたいと思いました。

Vol.1 賃貸か購入か
判断基準はこの3つ 迷わず家を買うための基準、教えます

こちらは昨年読みました。 

 

 

私は「賃貸か購入か」での迷いはなく、昨年読んだときにはすでに購入して10年近く経過しているタイミングだったので、

どんなことが書かれているのだろうか?

という好奇心だけで読みました。
30代半ばを過ぎると、賃貸住まいの同じくらいの年頃の同僚などから「賃貸か購入か」迷っている、という相談を受けたり、「なぜ購入したのか?」という質問を受けたりすることがあるので、そういう疑問がある人には、役に立つ本ではないかと思います。

メモを取りながら本を読む習慣はないので…数か月経過しても記憶に残っている情報としては、賃貸で困っていないのであれば無理して購入する必要はない、というのがこの本の結論かと思います。

購入の利点は、間取りを変えたり、専有スペースであれば設備を変えたり、といったことが可能なことなので、既存の間取りや設備で不満がないのであれば、その他の購入に伴う不便やローンという名の多額の借金を負ってまで購入する必要はないだろう、というようなことが書かれています。

私は小さい頃から「自分の場所」がほしかったので、金額に無理のない範囲で購入することに迷いは一切ありませんでした。もう一度やり直せるとしても、賃貸ではなく購入を選ぶと思います。

ただ、検討するとすれば、「賃貸か購入か」より、購入時期と購入金額でしょうか。

小さい買い物でもよく失敗するのに、家だけ一発勝負、というのは難しいと感じます…。人生をやり直せるとすれば、最初は余力を残して安い物件を買ってみたり、売って別の物件を買ってみたり、ということを若いときからしてみたいです。

最近では500万円の新築物件などもあるので、最初はそういったものから試すのもいいのでは、と311を経験して考えるようになりました。家が全壊や半壊しても、また立てられる余力があれば、そこまで落ち込まずに生活を立て直せるのではなかろうかと想像します。

今の物件を購入してから1-2年後に息子がうまれたのですが、幼保園や小学校の学区とアクセスを考えた立地、という選択も、子どもをうむのあれば検討すべきだったと後悔しました。

我が家が検討していた幼稚園は学区外だったり、徒歩圏内に気に入ったこども園をみつけれなかったりで、すこし遠方の園に通わせましたが、息子はバス酔いがひどくて3年間ほぼバス通園はできなかったし、プレの間はバスはないので送り迎えが大変でした。運動会や遠足などのイベントは朝が早く、天候不順時は、実施可否の連絡時間を待っていたら遅刻してしまう距離だったので、なにかと不便でした。

小学校も、学区で一番遠い場所に我が家は位置しているため、息子はだいぶ早起きしなくてはならないことが判明しています。プレ・年少・年中・年長・小学校6年間は、とにかく家の近くであったら…と今でも思います。

小学校も高学年になれば、近いことはさほど重要ではなくなってくると思いますが、低学年の間はやはり近いということは子どもにとっても親にとってもありがたいことだと思うので、「賃貸か購入か」で迷っていて、かつ乳幼児がいる、または子どもをもつ予定がある、という方は、希望する幼保園や小学校との距離も検討に含め、購入時期も、子どもが生まれてからにするのか、今なのか、よくよく検討されるとよいと強く思います。

Vol.2 リノベの相談に行く前に読む本
こんな家にしたい!を言語化する方法教えます

Vol.1 を読んだあと、こちらも昨年読みました。

  

夫の要望は 

細かすぎる
 

と思っていたのですが、この本を読んで、

 

こんなにいろいろ要望してもいいのか

と驚きました。

 

細かすぎる・具体的すぎる要望は迷惑なのでは…と思っていたのですが、そんなことはないのだろうか。これだけいろいろ伝えても嫌がられない、というだけで、担当された会社に興味を持ってしまいました。

 

もう一つ、

そうなのか

 

と知ったことは、二重窓などの断熱リノベーションは、冬の結露対策というだけでなく、夏場、外から帰宅してきたときの、室内のむっとした空気の排除にも役に立つ、という点です。年間通して恩恵があるリノベーションはとても満足度が高いと思います。

 

4部作の中で、この本が私は一番おもしろく、得ることが多かったです。

   

Vol.3 床材と壁紙
についてこれだけは知っておきたい!

Vol.2 を読んだあと、こちらも昨年読みました。

 

 

『「床は無垢」「壁は白」と決める前に』とサブタイトル的な記述が表紙にあるのですが、無垢の床材は高価かつ手入れが大変、という情報は目にしたことがあるため、我が家が求める方向とは真逆の素材です。

 

私が求める床材は、水拭きもエタノール消毒もできて、転んでも痛くない程度のクッション性があって、本棚やテレビを置いても劣化しない丈夫さがあって、かつ安いもの…なので、キッチンやトイレ洗面等の水回りに使われるような床材で、見た目が石かフローリングっぽいものであれば、いいかなーと思っています。夫はおそらく見た目の希望はなく、手入れのしやすさが一番の希望だと思います。

 

クッションフロアはやわらかいけれど耐久性がさほど高くなく、フロアタイルは耐久性は高いけれどクッション性がない、というな説明をみたことがあるので、

 

結局、うちには何がよいのか?

 

…よくわかっていません。コロナが明けたら、そのうちショールームに行ってみたいです。

 

壁についても、安くて手入れがしやすいことが一番の希望です。柄物などといった希望はまったくありません。こちらもあまりに知識がないので、コロナが明けたら、ショールームに行ってみたいです。

 

いろいろとこだわりがある方には、こちらの本は参考になるかもしれません。無垢材を希望しておいて低価格を求めるのは無理ですよ、というようなことがこの本では書かれています。

 

2021年3月吉日

 

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