こんにちは、にわです。
しばらく前に、オンラインビジネス英会話Bizmatesで、世代ごとの特徴やデジタルとの関りなどがテーマだったことがありました。
その際、SNSとどう付き合っているか?という自分の体験を述べる機会があり、トレーナーのKiko Dがおもしろがってくれたので、ブログにも書いてみたいと思います。
目次
私がサイレント・リーダー/リスナーであった理由
(その1)わからないから
Tech-Innate世代からすると、まったく理解不能だと思いますが…
…ということがわからなかった、というのが第一の理由です。
…ということなのだと思いますが、どこまでのデータがどこに渡っているのかわからない、という不安。
昨今、データの扱いがどんどん厳しくなっていますが、昔、ただの翻訳ソフトだと思って、会社の機密情報を含む文章をコピーして、オンライン翻訳サイトにペーストしたら、その情報が外部に漏れた、というような事件があって、一時期職場で翻訳サイトを使用してはならないような空気があったりしませんでしたでしょうか。
ほかにもロー(生)データは簡単にキャプチャできるとか、ビッグデータ活用でこんなことが!とか、考慮事項がいろいろありそうで、
という方針でした。
の典型例ですね…。
今でも実際のところどうなのかはよくわからないものの、あらゆるデジタルデータは漏れ得る、と思いあきらめています。
(その2)身バレしたくない人に身バレすると面倒そうだから
「いいね」くらいならともかく、何かコメントを残したり、ツイートやブログなどで発信した場合、気心の知れた人や、見知らぬ人々の目に触れる分にはまったくもって構わないのですが、パーソナルな話をする仲でもないリアルの知り合いにうっかり見つかったら
というのが二つ目の理由です。
職場等にそういう人の1人や2人いないでしょうか。
仕事で忙しいときにご家庭の話を延々してきたり、仲良くなったつもりはないのに食事に誘ってきて断ると業務に影響を及ぼす種類の人などは非常に迷惑なので、そういう人に身バレしてしまうとすごくめんどくさそうです…。
消したいデータはなかなか消えてくれない
という名言も頭をよぎります。
脱サイレント・リーダー/リスナーきっかけ1
そんな私がサイレント・リーダー/リスナーから脱することができたきっかけは、まず、Tech-Innate世代であろう息子です。
息子は任天堂スイッチが大好きなのですが、年中だか年長だかのときに買った「スーパー・マリオメーカー2」というゲームと息子の関りが、保守的な私には衝撃でした。
このゲームは、コースを自分でつくってアップロードしたり、ほかの人がつくってアップロードしたコースで遊ぶことができるのですが、遊んだあとに「いいね」ボタンを押したり、コメントを書いたりできるSNS的な要素もあるのです。
息子はひとりで遊ぶことが好きではないため、仕事がないときは、ゲームに付き合わされているのですが、息子がナチュラルに「いいね」をほいほい押しているのを見て、
ためらいゼロ!
…と驚きました。
そして、息子がつくってアップロードしたコースにコメントや「いいね」がついていると、息子もよろこんでいるところを目にして、
と初めて理解しました。
それに、「いいね」というポジティブなリアクションの場合はこれといって害はなさそう。
この時点では、すでにブログは書いていたものの、私自身はブログはPV(ページビュー)でどのくらいの人にみられているのかがわかれば満足で、それ以上の反応を得ることを考えたこともなかったので、ほかの人の発信に対しても、コメントしたり、「いいね」をぽちっとするといったアクションは、まだ抵抗がありしていませんでした。
脱サイレント・リーダー/リスナーきっかけ2
これが最終的に一番のきっかけとなったので、今となっては感謝しなくてはならないかもしれません…。
我が家ではiPhoneのロックパスワードは全員同じ設定にしており、なにかあれば日常的にお互いのiPhoneを使用しています。
ライブのチケット購入目的で、小沢健二さんのTwitterアカウントだけツイートされたら通知を受信する設定をしているのですが、ある日、小沢健二さんが俳句のようなツイートをしたことがあり、たまたま夫がそれを見かけて、アンサー俳句を私のTwitterアカウントで勝手に返信してしまう、という私にとっては非常にあわてる事件がありました。
夫はSNSに抵抗がない種類の人で、ABEMA TVの将棋番組にコメント送信したり、Twitterでもしょっちゅうツイートしているので、私がまだ一度もツイート等したことがないとは思わなかったのでしょう…。
一度もツイートしたことないのに…
ごめんごめん!
…というやりとりがあり、なんだかもうどうでもよくなり、息子をみならって「いいね」を押すことから始めてみました。
脱サイレント・リーダー/リスナーきっかけ3
だんだんTwitterで「いいね」やリツートしたりすることに慣れてきたころ、学生時代の友人のひとりから、音声メディアVoicyで
よかったら聴いて!
というLINEメッセージをもらい、それがすごくよくて、私もVoicyで初コメントしてしまいました。
Twitterでツイートしていたことで、Voicyでのコメントへの抵抗もだいぶなくなっていたように思います。
Voicy自体もこの友人のすすめで聴き始め、昔はテレビの「がっちりマンデー」をすすめてもらったり、好きなミュージシャンが一部かぶっていたりで、共通する話題でいまだやりとりが続いています。
グリーンスムジーなど、激推しされてもまったく心が動かない…というものもありますが…とにかくいつもよい刺激をもらっている大事な友人です。ありがとう 🙂
今おもうことと今後について
よいと思ったもの・好きなものはどんどん「いいね」したい、というのが最近の心持ちです。
会ったこともないご本人に直接「いいね」と思っていることを伝えられる、という点がSNSの好きなところで、今後もできるだけ「いいね」していきたい。
(悩み1)ネガティブなコメントやレビューはしにくい
好ましく思わないことについては、基本的には発信するのではなく触れない、という方針です。
が、時々迷うのは、買い物をして、いまひとつだった商品やサービスについて
…と購入を検討中の人たちに伝えたい!と思うものの、ネガティブなコメントやレビューはしにくくて…できないでいます。しかし消費者としては、ネガティブなレビューやコメントも参考になるので、難しいところです。
(悩み2)返信が負担にならないか気になる
SNSで関りがある方々の中には、リアルでは面識がないにも関わらず、返信をくださる方もちらほらいらっしゃるのですが、あんまり頻繁にコメントすると、返信が大変なのでは…という点がすこし気にかかっています。
こちらは勝手に思いを伝えたいだけであったり、自分であとから見返すためにアクションしていることが多いので…
という気持ちです。
そして私はあまり広くたくさん読んだり聞いたりするタイプではないので、コメント先がすごく限られているので、ストーカーみたく思われないだろうか…という点も少々心配しています。
四十代半ばの非ソーシャルな性質の私としては、いまだTech-Innateな息子のように自然なSNS使用は難しく…日々よい塩梅を模索中です。
2022年2月吉日