こんにちは、にわです。
先日、キングコング西野亮廣さんがVoicyで「エンタメで世界を取りにいくためにインフラを抑えに行く」と、インフラとして美容室関連のビジネスを考えているような話をされているのを聞いて、どんなことをされるのか非常に興味をもっています。
きっと想像もできないような美容室ビジネスを展開されるのだろうなあとたのしみにしているのですが、ふと、美容師の姉と何年も前にした会話を思い出しました。
美容師さんにされたくない質問(私の場合)
気の置けない友人や同僚たちとの会話は好きなものの、私はそもそも、おしゃべりがあまり好きなほうではありません。
とくに、整髪のために行った美容室での、気心の知れない、そして多くの場合、会話の距離感が合わないと感じる美容師さんとの会話は苦痛です…。
いっそのこと営業トークは不要なので黙々と髪を切ってくれればいいのに…とよく思い、いつも寝たふりをしているのですが、それでも話しかけてくる美容師さんもいます。
若い頃、まだ自分が何で生計を立てていくか決められず、ふらふら転職したり、就職活動中で無職だった時期もそこそこあった身としては、「お仕事なにされてるんですか?」「今日はお休みなんですか?」というような質問が非常に嫌でした。
土日や平日の夜は混んでいて予約が取りづらいので、平日日中に美容室に行くと、9割方この質問をされます。
なぜ会って数分の他人に、こんな踏み込んだ質問をしてくるのか?ニュースとか天気とか、もっと当たり障りのない話題があるではないか。と思っていました。
美容師の姉の言い分
「美容師さん」と一般化してしまいましたが、中にはきっともっと気の利いた会話をされる美容師さんもたくさんいるのだろうとは思います。
もしくは私の要望通り、察して黙々と切ってくれる美容師さんもたくさんいるのだろうと思います。
私は自分で髪を切れるほど器用ではないので、美容師さんがこの世にいなくては非常に困るし、「美容師さん」というだけで苦手なわけでも決してないのですが、これまでの経験上、嫌な思いをすることが多いので、ここ数年、美容室には通っていません。
姉が美容師をしているので、一時期は姉の美容室に通っていたこともありましたが、今は近所のQBハウスでカットしてもらっています。基本的に整髪という目的を達成するのみで余計な会話はほぼなく、料金も安くて私に向いています。
以前、姉に「美容師さんは気軽に人の仕事とか聞いてくるけど、答えたくない客がいるとは思わないのか?」と質問したことがあります。
姉によると「職業によって、髪型やカラーの提案が変わってくる場合があるから聞くんだよ!」とのことでした。
なるほど。ただの間をもたせるための会話ではなかったのか、と失礼ながら初めて意味のある質問であったことを知りました。
私「でも私みたくしゃべりたくない客もいるではないか。事前のアンケートみたいな紙にも話しかけないでください、って書いているのにずーっと話しかけてくるのはどうなのか?」
姉「あんたみたいな客はレアなの!美容室には髪を切るよりもしゃべることを目的に来るお客さんもいるくらいなの!とくに一人暮らしのお婆さんとか、おしゃべりがたのしみで来てるの!!」
姉と私はまったく性格が違うので、会話も考え方も平行線な状態ですが、「美容師さん」である姉の言い分は、自分ではまったく思いもしなかった回答だったので、なるほどなあとは思いました。
忌憚なく質問できる人が身近にいてよかったです。
でも私のようにしゃべりたくない、という客は決してレアではなく、一定数いるだろうと思っています…。
2020年8月吉日