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IgA腎症による年次検診 2021年


こんにちは、にわです。
今日は、年次の腎内科通院日でしたが、主治医のJ先生が3月でお辞めになるということで、すこしショックを受けています…。今日思ったことの感覚が薄れないうちに記録したいと思います。

 

J先生との出会い

IgA腎症の診断がつくまでの簡単な経緯は、前回の人間ドックの記録投稿にすこし記載したとおりです。今日までお世話になったJ先生は、血尿で最初に受診した総合病院で出会った先生なのですが、こちらの病院は先生のメインの病院ではないということで、先生の本拠地的病院に転院することになり、腎生検もそこの病院に入院して受けました。

  

こちらの病院は透析も行っている病院で、院内は、40代の自分が若く思えるほど、いつもお年寄りばかりの病院です。入院病棟と外来病棟があります。IgA腎症は生活習慣に起因する病気ではなく、年代的には20代の若者に多い病気のようなのですが、この病院で若者を目にしたことはありません。

   

腎生検をすることになった当時は、いろいろな方の腎臓病の闘病記録を拝見して、透析についてや、ステロイド治療について調べていました。自分も何らかの治療生活に入るものと思っていたのです。何度検査をしても尿検査の結果は正常にならないし…。

 

尿検査・血液検査・エコーなど、様々な検査をしたものの、数か月診断がつかず、腎生検をして、ようやくIgA腎症との診断がつきました。運よく予後良好とのことで、ひとまず治療は不要で、定期的に通院して経過観察し、悪くなってきた場合には、再度、生検を実施し、対応方針を決めましょう、ということになりました。

 

最初は1年に1度ではなく、もうすこし短い間隔で、検査も病院で行っていましたが、しばらく通院・検査した結果、進行している様子もないということで、検査費用ももったいないから、1年に1度、会社で受けている人間ドックの結果を持参してもらって、それを確認しましょう、と先生から提案を受け、今に至っています。

 

以後、毎年、1年後の診察予約をして、結果を持参して1年後の1月に通院するため、人間ドックを第4四半期ころに受診する、という生活を送っています。

 

J先生による最後の外来診察

今回、人間ドックの先生からも(正常値ではないが)結果良好と言われていた通り、腎内科の主治医のJ先生からも「全然問題ないね。また1年後でよさそうです。」と、昨年と似たような診断をいただきました。

 

が、今日は続けて、「実は僕、3月でやめることになりまして…。来年からは、東京医科大の先生が来てくれることになっています。曜日や時間も変わっちゃうけど…。」と言われてびっくり…。お医者さんにも転勤のようなものがあることは、別のIgA腎症の方のブログで認識していたものの、もうお会いしてから5年ほどになるため、そんなことはすっかり頭から抜けてしまっていて、来年もお世話になる気満々で、心の準備ができていませんでした。

 

まだ息子がこども園に通い始める前は、一緒に連れて通院していたので、J先生も息子や夫と面識があり、「僕も同じ歳の子どもがいるんだ」と話をされていたので、勝手に親近感を抱いていました。話し方も全然エラそうじゃないし、夫がたくさん質問しても、嫌な顔せず回答してくれる貴重な先生でもありました。

 

来年からは新しい主治医に…

通える距離の病院への転勤であれば、転院(通院)したいと思ったのですが、どちらへ行かれるのか聞いてみたところ「岩手」ということで、首都圏住まいの我が家から通院するのは無理でした…。「もう何回かバイトで通っているのだけれど雪がすごくて…。」「雪国初めてで、スタッドレスタイヤはいたことないんです…。」と少々不安そうでした。

 

「新しい挑戦」で、ご家族みなさんで岩手に行かれるとのことなので、J先生はもちろん、ご家族の皆さんにとってもよい生活が待っているとよいなあと心よりお祈りしています。

 

しかし来年からどんな先生が担当になるのか不安です…。夫にJ先生の転勤を伝えたところ、次回はみんなで行く、と申しておりました…。心配性なので、品定めする気なのだろうと思います。

 

勝手にさみしい気持ちでいっぱいです…

J先生には、腎生検前後は頻繁にお世話になったものの、ここ3年ほどは年に1度診察で会うだけの関係のため、連絡先を交換するようなわけにもいかず、こういう出会いと別れは、なんだかさみしい感じがします。

 

私がもっとマメなタイプであれば、連絡先交換を申し出ることも考えたかもしれませんが、どうしてよいのか私自身困ってしまう状況が目に浮かぶ…。過去やめた職場で仲がよかった人たちとも、どういうタイミングで連絡してよいのか迷って、だんだん疎遠になってしまったりしてきたのですが、最近はSNSなどもあるので、物理的に会えるかどうかはあまり重要ではないのかもしれません。

 

このブログは夫の希望により匿名で記載していますが、私自身は匿名にこだわりがあるわけではないので、こういうときに、「気が向いたらブログみてください」と言ってブログのURLを教えられるような投稿をしていきたい!と強く思いました。

 

勝手に発信して、気に入ってもらえなければ見てもらえないだろうけれど、気に入ったら見続けてくれるだろうし、気が向いたら連絡をくれるかもしれないし、相手にとって負担が少なく、無精な私にとってもよい方法かもしれない、と考え中です。

  

J先生、大変お世話になりました。
新天地でのご活躍とご健康をお祈り申し上げます!

  

2021年1月吉日

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