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クリスマスプレゼント 4歳児(男児)と任天堂Switchとの1年間振り返り

こんにちは、にわです。

現在、息子は年中5歳です。昨年の今頃、クリスマスプレゼントを何にするか非常に悩んでいました。というのも、直前まで、アンパンマンのおもちゃがほしいと言ったり、任天堂Switchがほしいと言ったり、どちらが本命なのかわからなかったためです。金額を考えるとアンパンマンのほうが断然安くて私としてはよいのですが…。

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任天堂SwitchとLaboドライブキットをプレゼント

12月に入る頃には、ほとんどアンパンマンを見なくなっていたことから、悩んだ結果、任天堂SwitchとLaboシリーズのドライブキットをプレゼントにしました。

すでにスマートフォンやタブレットを触らせているうえに、ゲーム機まで増えるのはどうなのかとも思いましたが…、スマートフォンやタブレットで無料のゲームをさせるより良い点もいろいろありました。

ゲームのよくない点については語り尽くされていると思うので、よかった点について記載したいとおもいます。

ゲームばかりの生活にならないのか?

私自身はゲームにまったく興味がなく、スマートフォンでゲームはしないし、小学生の頃に買ってもらったファミリーコンピュータもそうそうに遊ばなくなってしまった記憶があるので、ゲーム中毒だとか依存症だとかになる感覚はよくわかりません。

ゲームって仕事並みに疲れるうえに、おわったときに何も得るものがないというか、これをクリアしたから何なのか?と思ってしまうのですが、ゲームをする方たちの話ではゲームから得ることはたくさんあるようです。何かを求めてゲームはしない!という意見もあり。

息子は、当初、Switch以外で遊ばなくなってしまうし、時間を決めてもやめられないしで、大丈夫だろうか…と心配になることもありましたが、ひとたび公園に行けば、公園での遊びに夢中になるし、決めた時間ではやめられないものの、切りの良いところで自ら「もうゲームおわり」と言ってYouTubeを見たり、といった感じで、夫はやめるように言ったタイミングでやめられないと中毒だと嫌な顔をしていましたが、私は依存の傾向はないかな…と見ていて思いました。

今は所詮、4-5歳なので、本当にゲームが何らかの問題だと思えば、やめさせる手段はいくらでも考えられますが、私が怖いのは、自分で考えられる年齢になっても、物事の優先順位がつけられなかったり、行動に移せなかったり、自分で自分を制御できない人間になってしまうことです。

最初は時間制限することも考えていたのですが、自分の意思で欲望を制御しなさい、やるべきことを先にやりなさい、と、とにかく繰り返し言い聞かせ、自分の意思で何とかできるよう取り組んでいます。大人でも、切りの悪いところで仕掛かり中のことを無理矢理やめさせられたら気持ち悪いと思うし、中毒や依存といったこととは無関係ではないので、自分で自分を制御する習慣をつけてほしい。今はまだいろいろと模索中です。

遊びのローテーションがSwitchとYouTubeという状態が当初は続いていたので、これもいかがなものか、とは思っていました。が、ここ3-4か月は、急に、またアンパンマン熱が再燃して、かつてよく遊んでいたブロックや工具のおもちゃで遊ぶ時間が増えて、遊びのローテーションがよい塩梅になってきました。

広告が表示されないので安心

スマートフォンやタブレットで無料のゲームを遊んでいると、広告がしばしば表示され、ものによっては子どもがみるべきではないような物騒な広告も表示されることがあり目が離せませんが、任天堂Switchはもちろん、この種の広告は表示されないので、遊ばせている間に洗い物を片付けたりということも可能です。様子を見ているだけで、広告をスキップするために手を止める必要がない、というのは、なかなかの利点です。

購入したソフトウェア

ドライブキットに始まり、以下のソフトウェアをこの1年弱の間に購入しています。

Himawariちゃんねるのまーちゃん&おーちゃん影響です。完全なるパズル、脳トレ。紙のワークをやっている感覚です。

タイトル通り、お題の形にキャラクタを切り抜いて、型にはめられたら完成!とか、歯車を動かして物を所定の場所に移動できたらゴール!とか。デフォルトのキャラクタの形状では歯車を回すことはできないので、考えてキャラクタをチョキチョキ、つまりスニップすることでミッションをクリアすることが醍醐味となります。

一人二役もできますが、複数人で協力して問題解決するたのしさ、みたいなものが、昨今のはやりな気がします。

こちらはCO-DAさんとかマルオさんとかの影響です。2017年発売のゲームのようですが、YouTubeでザッピングしている息子にとっては今が旬。1年近く経過した今でも遊んでいます。

ファミコン世代としては映像のきれいさにびっくり。3Dの中に現れるペラペラマリオの遊び心とか、月が舞台の時の重力の表現とか、つくっている人たちすごい!

かつて子どもだった私は、コイン集めたからなんなんだ?と思っていたのですが、オデッセイでは集めたコインでマリオに着せる服や帽子、オデッセイ号を装飾する雑貨などをゲーム内の店舗で購入することができます。

ゲームの各ステージのクリア要件としては、ムーンを集める、というミッションがあるのですが、TPOに合わせた装いをすることで入ることができる場所があり、そうでないとムーンを入手できない、というゲームのクリア的にも衣装購入が大切だったりして、よくできているなーと感心します。

ミッションをいろいろクリアしていくと、ミュージックリストから好きな曲を選んで自分でBGMを変えることができるようになるのですが、息子も、好きな音楽に変えよう!とか、海だから水着に着替えよう!とか、寒い国だからモコモコにしよう、とか、息子の嗜好や思考がわかって、見ているこちらもなかなかたのしむことができます。

こちらはMKさんの影響かな。個人的にはこれかなり気に入っています。これもとっくにコンプリートしていますが、今でも息子の遊びのローテーションに含まれています。

このゲームはタイトル通り主役のキャラクタはヨッシーという恐竜?のような生き物です。ヨッシーの武器は舌で食べたり、卵を投げたりすることです。各ステージの敵を攻略することで、スペシャルフラワーと呼ばれるご褒美をもらえる。

コースの過程ではコインも入手できるのですが、こちらはゲーム内のガチャガチャに使うことができ、ヨッシーが乗るというのか、着せるというのか、防具をゲットするために使うことができます。レア度によって強度が異なるようで、敵の攻撃影響を少なくできるそうです、息子の説明によると。

スペシャルフラワーは元気のない仲間?を元気にできるらしいのですが、オデッセイのコインのような実用性はなく、私のような現実的な人間は収集の意味を見出しにくいですが、息子には関係ありません。

一連のステージをクリアするとボス戦が待っていて、たしかボスを倒すとビーズがゲットできる。これがオデッセイのムーンにあたるものかとおもいますが、ヨッシーはキャラクタたちや背景が工作物でできているので、その創造性に感心させられる、というところが、私の推しポイントです。

ボスを倒したりだとか、やっていることは暴力的解決にも関わらず、平和感が漂っています。そして、もうコンプリートしちゃうかも…と思ったところで、各コースにはウラとオモテがあり、探し物を見つける新たなミッションが与えられるので、ウラ・オモテみっちり堪能できます。

これは明日香さんとかCO-DAさんとかちゃあさんとかヒカキンさんとか。初めて発売とほぼ同時に購入したソフトウェア。私自身は想像力がないので自分だったら絶対に買わない種類のゲームです。プログラミングのようなゲームと言えばよいのか?

任天堂がつくったステージ/コースを遊ぶこともできますが、一般のみなさんがつくったコースを遊ぶこともできます。マリオメーカーというだけに、自分でつくる、というのが一番の醍醐味でしょう。

素材やキャラクタの特性を考えて、配置していき、コースを作成します。時間制限はもちろん、コイン何枚とったら、とか、クリボー何体倒したら、とか、ヨッシーに乗ったまま、とか、ゴール条件をつけることもできます。条件を満たしていないとゴールできない。

つくったコースは自分で遊ぶだけでなく、名前や簡単な説明文をつけて、アップロードすることができ、「世界のコース」というメニュから世界のみなさんに遊んでもらうことができます。世界のコースというだけに、いろいろな国のみなさんが参加していて、すごい世界だなーと思います。

他のSNSのように、いいね!やコメントをもらうことができ、息子のつくったコースを誰某さん(見知らぬ人です)が遊んでくれた!とか、いいね!もらえたよ!とか、モチベーションアップにつながるようです。息子も誰かのコースを遊ぶと、よく、いいね!してあげています。

私はツイッターやブログやインスタグラムで、いいね!やコメントすることになんだか抵抗があってしたことなかったのですが…自分が発信する側になって、見知らぬ方々の肯定的な反応が想像以上にうれしいものだと知り、息子のように、いいと思ったらあれこれ考えずいいね!する、という行動がこういう世界を支えているのかなーと思うようになりました。

コースをアップロードする前には、クリアチェックといって、一度コースを通してクリアしないとアップロードできない仕組みなので、絶対にクリアできないコースがアップロードされている、ということはありません。しかしながら難しくて何度やってもクリアできない…どうやってクリアするのだろうか、というようなコースもたくさんあります。クリアチェック時の動画が参照できるといいのになーと思います。

私は興味もなければセンスも技術もないので、息子から「あんたゆ(私のこと)はへたっぴだから」とか、「あんたゆにはむずかしいかも」とか、ゲームに関しては…今のところゲームだけだと思いますが…しょっちゅうダメだしされています。

名前わからないのですが、ちょっと太めのおなかを太鼓に見立てて、相方がバチでリンダリンダをフルコンボするYouTubeを繰り返し見ていた影響か。息子はお笑い、とくに顔芸のようなものが大好物のようです。

太鼓も買いました。付属のバチでは音が大きいので、ためしに家にあった長めの菜箸を渡してみたら、よい感じに音が小さくなったので、楽器屋さんでドラムスティックを別途購入しました。

5歳児ではまだ近所迷惑を考慮して力を抜いて叩く、ということはできません…。 こども園でちょうど合奏をやっている時期だったので、音感を鍛えようと夫が買い与えました。大人がやってもおもしろいです。 この太鼓は任天堂純正版ではなかったと思いますが十分でした。

ゲームセンターでよくみる音楽に合わせて叩く演奏ゲームだけではなく、音楽に合わせてアイテムをゲットしたり、野球のバッティングをしたり、といった、リズムゲームのようなものも入っていてお値段以上感がありました。

なんだかんだで結構買っていますね…。 YouTubeの広告効果は絶大です。 だいたい2-3か月でクリアしてしまいますが、クリアしたあとも、ちょこちょこ遊んではいます。ボス戦の部分だけ何度も遊んだり。息子の1日のゲーム時間は30分や1時間といったどころではないので…、その程度のプレイ時間であれば、1つのゲームをクリアするまでに半年以上はかかるのではないかと思われます。

文字や数字の勉強になる

ヨッシークラフトワールドなどは、ちょっとしたストーリー仕立てになっているので、文字を読もうとがんばっているし、集めたフラワーを何個あげると何個残るとか、集めたコインで何回ガチャガチャができるかとか、スーパーマリオオデッセイは集めたコインでマリオの服を購入できるので、こちらも算数的な要素もあって、まだ文字や数字の知識が少ない4-5歳児には、普通に学びの要素が散りばめられていてよい感じです。

息子は他に、タブレットでマインクラフトをやっています。これはSwitchをプレゼントする前からインストールしていたと思います。マインクラフトもなかなかおもしろいゲームだと思います。私は想像力がないので自分では絶対やらない種類のゲームだとは思いますが、息子が遊んでいるのを見る分にはおもしろいです。

しかしながら、セイキン&PONちゃんさんや、CO-DAさんやちゃあさんたちの5人マイクラなど、マルチプレーしているYouTubeを見てから、息子のマインクラフトワールドに私が参加して一緒に建築したり、敵モブ(キャラクタ)を倒したり、ということをやらされています…。

マインクラフトはデバイスごとに購入すべきソフトウェアのバージョンが異なります。我が家はSwitchを買う前にiPadを買っていたため、スマホ/タブレット版のマインクラフトを購入しました。Switch版は3千円台後半くらいだと思いますが、スマホ/タブレット版は千円未満とお手頃価格です。

一番、制約なくできることが多いのはPC版(Java版)なので、買い直すとすればSwitch版ではなくPC版かなーと思っています。息子もPC版のアレがやりたいコレがやりたいというようなことを言っているので。

リアルワールドに近く、粘土を焼くとテラコッタが、砂を焼くとガラスができ、ハサミを持って羊に近づくと羊毛をゲットできるとか、羊毛と木材からベッドを作れるとか。学びの要素満載です。

実際に授業に取り入れている学校もあるそうで、地図の縮尺を計算させてマインクラフトの世界に地図の世界を再現/建築させるとか。高速道路は長くて手動でブロックを配置していくのは大変だからプログラムを組んで自動で配置させる工夫をするとか。

そんなこんなで、カタカナと一部のアルファベットはワークなどで教える前から読めるようになっていました。YouTuberのみなさんは、話しながら、文字情報も表示してくれているし、同じ動画を繰り返しみるせいか、いつのまにか覚えるようです。

プレゼン力が鍛えられる…かも

これはYouTubeを見せているお宅では同じことが起きているのではないかと思うのですが、YouTuberのみなさんは、視聴者に向けて遊びを「見せて」いるので、今日は◯◯で遊びます、とか、つくっちゃお!とかいった決めゼリフや決めポーズとともに、遊びながらちょっとした説明をします。

なぜかというと〜などの理由も声に出したりするので、視聴者ゼロの息子も、遊ぶときになぜかプレゼン風になるのです。そして、なぜかというと〜という理由説明もよくしているのですが、私の世代の日本人には足りない部分な気がしてよい習慣だと感じています。

絵本は読まないがゲームの攻略本は読む

私は本が好きなのですが、息子は本にまったく興味がなく、読み聞かせは、たびたび挫折して早々に諦めていました。しかし、アンパンマンやバイキンマンの図鑑と、マインクラフトの攻略本は自分で読んだり、読んで読んでと言ってきたりします。

アンパンマン大図鑑より、付属のばいきんまん大図鑑のほうが息子のお気に入りです。だだんだんやもぐりん好きなので…。

ゲームの本って買ったことなかったので知りませんでしたが、袋に入れられていて立ち読みチェックできない書店が多いのですね…。選ぶのすごく大変でした…。

息子はYouTubeで学んでほとんど本の内容をすでに知っている状態でしたが、マインクラフトがいまひとつ理解できていなかった私にとってはよくわかる1冊でした。クラフトのレシピをよくしらべてーと息子に言われて都度インターネット検索していましたが、この本によって、レシピは本で確認するようになりました。

本が好きになるかどうかは、好きな作家と出会えるかどうか次第だと思っているので、本を読むことを強制することは私には難しいですが、何であれ、活字に触れる機会ができたことはよかったと思っています。

頭を使う

ゲームはやはり頭をすごく使うと思うので、すくなくとも現段階ではまだまだ学ぶことが多いのではないかと思います。

スニッパーズとか、紙のワークの内容と遜色ないと感じます。

雨の日や熱で登園できないときの時間潰しに困らない

ゲームをしていると簡単に1-2時間は経過するので、元気だけど家から出られない、というようなときや、雨で外出は難しい…というようなときには非常に頼りになります。

想定外でしたが…運動にもなる

もともと息子は汚れることが好きではなかったり、虫や動物が苦手だったりということもあり、外遊びより家でゲームをするほうが性に合うようではあるものの、公園で滑り台などで遊ぶことは好きだったのに、家での遊びが増えてしまい、体力的な成長も少々気にかけてはいたのですが、 夏は 冷房をつけている部屋でも、汗だくになり、冬の今も、暑いゝと上着やズボンを脱いで下着姿になるほどゲームで大量の汗をかいています。

これは大人では想像できないと思うのですが、マリオやヨッシーなどのゲームのキャラクターと一緒に息子自身もジャンプしているので…、結構な運動量になっているようです。

とはいえ、持久力のようなものは培われないと思うので、この先、なにか好きなスポーツとの出会いがあるとよいとは思います。

何よりたのしそう

私はゲームをさほどたのしいと思うことができないタイプの人間なので、単純にたのしそうな様子であることはよかったと思うし、日々の生活にたのしいことがある、ということはよいことだと思います。好きなことがある、というのは大切です。

そんなこんなで、我が家的には任天堂Switchは買ってよかったプレゼントでした!

2019年12月吉日

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