こんにちは、にわです。
Kindle Unlimitedで『インベスターZ』という漫画が「読み放題」で読むことができるという案内を見かけて読んでみました。
全21巻。読み放題期間がおわってしまうのでは…と隙間時間を使ってがんばって読みましたが、結局、全21巻読了するのに2週間くらいかかりました。
職場の先輩に、以前、紹介されていたような気がしたのですが、勘違いだった模様…。
…と言われてしまった。
先輩との話題が増えるかも…とがんばって読んだのだけれど…。
道塾学園という、中高一貫校が舞台です。
- 北海道にある進学校(男子校)
- 学費無償
- 中1から高3まで各学年トップ入学の6名から成る投資部が全校生徒の学費および教員の給料までを稼ぐ
…という、東大合格請負漫画『ドラゴン桜』で有名な三田紀房さんの漫画です。
Amazonの出版年の記載によると2013年の作品のようです。
毎回、巻末に実在の人物へのインタビュー記事のようなものがあります。その中のどなたかもおっしゃっていましたが、この漫画では「投資」と「投機」の違いがあまり触れられていないように思われます。1年のおわりに運用成績を発表する場面があるのですが、2,30年後を想定してインデックス投資をしている身としては、どちらかというと投機寄りな印象を受けました。
3000億円を運用して8%の利回りを上げることがこの投資部の目標なのですが、こんなにアグレッシブに取り組まないと、長期間平均して8%の利回りは生み出せないものなのだろうか…と
と思いました。
実在の人物もたくさん登場します。ホリエモンとか前澤さんとか。ZOZOは6時間労働であるという話が出てきた巻があり、5,6時間労働推しの私は
と驚きましたが、1社の取り組みではなく、ぜひ労働基準法で規制してほしいです。
あらゆる人にとって投資の勉強になる、という類の漫画ではないように私には思えましたが、私は言われたことはそのまま受け取ってしまいがちで、あまり物事を深く考えずに生きてきてしまったので、登場人物たちが出される課題をあれこれ深く考えたりするところや、会社四季報がいかにおもしろいか、登場する本なども興味深く、あとで読んでみたいと思わされました。
中学生くらいの頃に読むことができていたら、進路選択にあたって、会社四季報を読み込んだり、働きたい会社を想定した大学を受験したりなど、役立てることができてかもしれないと思います。ギャンブル依存傾向がある人は読まない方がよいかもしれません…。
Amazonレビューは賛否両論ですが、私は興味深く読むことができました。現在小2の息子にも(ギャンブル依存傾向がなければ…)中学生くらいになったら読ませたいです。
2022年6月吉日