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年間1/3は休みで 更に1/3は寝ているのに なぜ時間がないと感じたり もっと寝たいと思ったりするのか

こんにちは、にわです。

大人になると、そして家庭をもつと、なぜこんなに時間がない・足りないと感じるのか、そして8時間近く睡眠に費やしていてもなぜ眠り足りないのか…。



年間休日120日以上

若かりし頃、仕事を探していると、「年間休日120日以上」と求人広告で謳っている企業をよく目にしましたが、よくよく考えると、週休2日で毎週土日が休みだとすると、年間105日ほどは休みとなり、さらに祝祭日が年間10日前後あるので、土日祝祭日が休みだと、115日が休みになる計算です。

さらに2020年4月以降は、働き方改革関連法案で有給休暇最低5日間の取得が義務化されたので、土日祝祭日が休みの職場であれば、年間休日は120日前後になります。

今では当たり前なように思いますが、私が小学生の頃はまだ土曜日は学校がありました。いつから土曜日が休みになったのか、もはやよく覚えていませんが、社会人になった頃は、週休2日が当たり前になっていました。

有給休暇が取得できない職場もあった

社会人になりたての頃はむしろ暇を持て余していたので、休日数を仕事選びの重要な選択肢として考えたことはありませんでしたが、年間休日120日以下の職場で働いた記憶はありません。とはいえ、有給休暇1日取得するのも渋られるような会社で働いた経験もあり、その職場は1年半ほどでやめました。

それほど休暇希望もなかったので1年半続けられたわけですが、たまの友人との土日を絡めた旅行のための1日の休暇すら取得できるか否かヤキモキさせられる職場では、今後、休みがもっと必要な状況になったときにどうなるのかと考えたら、この職場に長くは勤められないと決断しました。

今の職場は、人数的にはまったく余裕のない構成ではあるものの、同僚同士、有給休暇全日消化を当たり前とすべく、譲り合って計画的に取得するようにしており、上司も職場全体としても、有給休暇はどんどん取得してください、という環境なため、以前の職場で感じたような不安はまったくありません。

何度かの転職で複数の職場を経験していますが、こういうところは入社してみなければ実態はわからない、と感じます。

前の職場も、会社として提供している休日数は平均的なもので、会社全体としては、有給休暇取得を渋る風潮の会社ではまったくありませんでしたが、現場の仕事を調整する役割の社員が許可を渋って休めない、という、なぜこの人一人に私の人生を左右されなくてはならないのか?と疑問を感じ退職を申し出ました。

しかもこの人自身は毎年決まった時期に長期休暇を取得する習慣がありました。私は入社して最初の半年ほどは休暇は申し出ず、休日出勤の要請があれば手を挙げて出社していましたが、1年が経過する頃には、休日出勤の要請に応じるスタッフがいつも同じなことにも疑問を感じ、ある時、本当はまったく予定はないものの、予定があるかもしれないので出社できないかもしれないと、言ってみたところ、誰も出社できなければ依頼ではなく指示として出社してもらう、と言われ、転職活動を始めました。

転職先が決まり、退職を申し出ると、直属上司やさらに上の役職の人たち数名からやめないでくれと請われましたが、彼らも私がなぜやめると言っているのか理解しており、件の担当者のやり方は改めさせると言われたものの、知っていたならなぜこれまで放置されていたのかとむしろ不快・不信に思い、残るという選択肢は私にはもうありませんでした。

休みにさほど執着がないタイプの人間でも、こういう目に合うと、転職を決意する理由になり得ます。



年間1/3は休み

前置きが長くなってしまいましたが、今日書きたかったのはそんなことではなく、年間1/3は休みという事実に気が付いたときの感動を書きたかったのでした。

サラリーマンの多くは、月曜日から金曜日まで仕事をして土日休み、という5勤2休という働き方をしていると思います。私もかつてはそうでした。今の職場は少々不規則なので、必ずしも5勤2休ではありませんが、それに近いように勤務は組まれています。

5勤2休では、1/3休みである、という感覚を持ちづらい気がしますが、祝祭日や有給休暇を含めると、結局年間1/3は休んでいる、という勤め人が多いと思います。毎日職場と自宅の往復だ、と思っていても1/3は休みなのです。どれだけ働いていると思っていても年間の2/3しか働いていないのです。

と思ったら、仕事に捧げている時間の半分の時間は自分(や家族)のための時間として残されており、すごく時間があるように思えてくるから不思議です。

実際には、仕事がない日はあれこれ雑用を済ませたり、家事をしたり、子どもの相手をしたりで、自分のことに費やす時間はほとんど残されていませんが、今は子どもがまだ小さいからで、若い頃の自分はなんと無駄に時間を費やしてしまったのかと思います。

雑事で忙しいと思っている今も、まだまだ工夫の余地はあると思うので、この年間1/3の時間を有効に使わなくては!と思っています。

2020年5月吉日





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