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ソフトスキル再考

 

こんにちは、にわです。
直属上司が退職して、数か月が経過。元直属上司の上司が直属上司となったことで(文字にするとややこしい…)チーム運営の方針も変更されつつあります。

 

アウトソースや社員ポジションでの人的リソース補充など、今後のチームの業務と人員配置について、現場代表として検討の場に参加しているのですが、改めて、ソフトスキルについて考えることが増えました。

 

新しい上司には、技術力よりもソフトスキルが高い人がほしいと伝えているのですが、どうなるだろうか…。ソフトスキルについて、以前、ブログに書いた気がするので、検索してみたところ、以下2つの投稿がヒットしました。

 

ソフトスキルを身につけるには(2021年5月)
「誰に賞をあげたらその業界が伸びるのか?」という話から考える職場で昇進させたい人物像について(2020年8月)

 

職場と家とで、私に下される評価は真逆です。
改めて自分の過去ブログを読み返してみて、同僚たちはすごく納得してくれると思う反面、夫や姉や両親は、まったく納得してくれない気がしてきました…。

 

家族からはよく以下のように言われます。とくに1,2は年子の姉との比較で、姉からも親からも言われ、2,3は夫からよく指摘されます。
1. 気が利かない
2. コミュニケーション能力が低い
3. 非論理的

 

しかし職場では、上司や同僚がほめてくれるときは、以下の点を評価されます。プライベートでは100%言われない資質たち…。
1. 細かいことによく気がつく
2. コミュニケーション能力が高い
3. 論理的

 

「気が利かない」とよく言われてしまうのは、例えばみんなでご飯を食べていて、飲み物がなくなっている人がいても対応しないとか、大皿の料理を取り分けないとか、そういうところです。

 

仕事においては、システムAを変更したら、システムBも変更しないと機能しないとか、プロセスCを変更したら、D部門だけではなくE部門にも影響があるから事前に調整が必要である、といったようなことに気がつくことがほかの人より多い、というところだと思います。

 

職場では、半永久的に課題が山積しているので、話すべきことや調整事は常にたくさんあり、会議で発言すべきことは尽きませんが、プライベートでは自分から誰かに連絡することはほとんどなく、連絡をもらっても「了解」くらいしか返信しなかったり、ごく少数の親しい人たちとしか関わりをもたないため、プライベートの私しか知らない家族たちは、普段ほとんどしゃべらない私がほんとうに仕事を遂行できているのか、今でも疑念をもっているようです。

 

論理的か否かについては、個人の資質ではなく、仕事の性質によるところが大きいように思います。そうでなくては仕事が成立しないだけで、プライベートでは好きか嫌いか興味がないかでしか判断しないので、まさか職場で論理的と言われているとは思いもしないであろう。

 

家族も職場の上司や同僚も、同じように感じている点としては、メンタルが安定している・喜怒哀楽が少ない・感情的にならない、というあたりだろうか。退職した上司が私の人物像を次の上司への引き継ぎに「感情に流されることはまずない」と書いていました。同僚は全員男性ですが、たしかに自分が一番、非感情的なように思います。よくも悪くもですが…。

 

ほかのメンバは、技術力の高低についても前上司による評価が書かれていたのに、私だけ技術力に触れられていなくてやや残念ですが…とくべつ高いとも低いともみられていなかったということだろうと理解しています…。

 

この上司にとって、私の評価ポイントはソフトスキルにあったのだと思うのですが、私が今所属しているチームは、そこが重要だと思うので、長続きしているのかもしれません。

 

職場で作成する文章はすごく簡潔で理路整然としているのに、自宅は足の踏み場もない状態です…という同僚がいるのですが、プライベートはどうあれ、職場でソフトスキルの高さを発揮してくれる人がチームに来てほしいです。1回の面接で見極めるのは、とても難しいですが…。

 

2023年12月吉日

 

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