こんにちは、にわです。
8月最終日、学生時代からの友人が当選してくれて(感謝!)小沢健二さんのLIFE再現ライブ@日本武道館に、友人とともに行って参りました。
5月のMonochromatique モノクロマティック tour に続いて、多幸感あるれるひとときを過ごすことができ、とても幸運でした。
インターネット上で複数の方々が公開していたセットリスト。後半で『LIFE』収録曲が逆順で演奏されました。
5月のモノクロマティックについての投稿の最後に、LIFE再現ライブで聴きたい曲をあれこれ書いており、当然すべては無理でしたが…LIFE以外の前半でたくさん聴きたかった曲を聴くことができて大満足。
- 台所は毎日の巡礼
- 流星ビバップ
- フクロウの声が聞こえる
- 強い気持ち・強い愛
- サマージャム'95
- 天使たちのシーン
- 旅人たち
- 大人になれば
- 台所は毎日の巡礼
- ぶぎ・ばく・べいびー
- 彗星
- 流動体について
- いちょう並木のセレナーデ (reprise)
- おやすみなさい、仔猫ちゃん!
- ぼくらが旅に出る理由
- 今夜はブギー・バック (nice vocal)
- ドアをノックするのは誰だ?
- いちょう並木のセレナーデ
- 東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー
- ラブリー
- 愛し愛されて生きるのさ
- 愛し愛されて生きるのさ
『球体の奏でる音楽』はあまりライブで聴くことができた記憶がないので、貴重なような!『天使たちのシーン』は長尺な曲ですが、フルバージョンだったのかな…すごく好きな曲のひとつなのでじっくり聴くことができて感無量。
1曲1曲おわるごとに終わりに近づいている…と思って切ない気持ちになってしまう。
モノクロマティックに続いてスチャダラパーのみなさんの存在や、30年前に(30年前から)携わってきたみなさんの存在への感謝の気持ちが溢れる素敵な空間でした。20代から50代の30年という年月が重いです。
台風10号の影響で、SNSにはネガティブなコメントや複雑な思いを吐露されるメッセージが散見され、ハラハラしていましたが、当日の武道館周辺は、晴れ間が出たり雨が降ったり、不安定な天気ではあったものの、「荒天」という様相はなく、現地でチケットのやり取りをされているファンの方々の姿も見られました。
子どもの安全や家族の生活を考え、断念せざるを得ないという苦渋の決断をされたという、西方面にお住いの方々のメッセージが、会場内の空席を目にして、頭をよぎりました。
断念された方の中には、参加できた人たちにたのしんでほしい、空席をつくらないようにで行ける人は行ってほしい、というツイートをされている方々もいて、自分が同じ境遇に際したときには、同じマインドを持てる人でありたいと思いました。
我々は今回、東の2階席でした。前回、5月のMonochromatique モノクロマティック tour では、再三、東京会場の抽選に外れて名古屋まで行ってきましたが、名古屋はセンターの前から3番目(2列目がたまたま空席)だったので、個人的没入感は圧倒的に名古屋が勝りましたが、この空間にいられるだけで言葉がありません。
私は首都圏育ちで、ライブはほぼ都内の公演ばかり参加しているため、都内の公演はホーム感がある気がして落ち着きます。これだけの共演者を集めるのはどれだけ大変だったのだろう?開催中止/延期はそうとう判断が困難だろうと思いました。開催できて本当によかった。
階席の入口はすこし奥のほうだったので、友人と移動していた時に、向かいから歩いてきたホフディランのワタナベイビーさんとすれ違いました。私が気が付いたのは、ワタナベイビーさんくらいでしたが、ほかにも有名人がたくさん来ていた模様。
いつもライブ前の物販では売り切れで購入できない友人と私…今回は猛暑想定で並ばないでようようにと、Loppi and/or ローチケで購入できる仕組みでした。
私も仕事を早々に切り上げて近所のローソンに行く気満々でしたが、トラブルがあって早退どころではなくなりがっつり残業…。
購入はLoppi and/or ローチケでできるものの、現地引取、ということだったので、きっと数量は限られるのだろうと推測。販売開始と同時くらいに行けなければ無理だろう…と物販購入は早々に断念。
友人だけでも購入できてよかった!
しかしこの手法は、台風で来れる来れないの微妙な最中にいる方々にはどうとらえられたのか…。
そして運営に携わる方々も相当対応に追われたのではないかと想像します。結局、後日、物販購入できたものの引き取れなかった方々に配送するようなメッセージを見かけたような…。
Loppiはこれまで何度か利用したことがありますが、それほどわかりやすい端末ではない(どのメニュに自分の求めるものがあるのか事前確認必須の)ため、1人利用者がいたらもう結構な待ち時間を覚悟することになるのでは…と思っていたのですが、我が家の近所のローソンはどうだったのだろう?
きっとライブ後に追加販売してくれるに違いないと思っていたところ、やはり追加販売があったので、私は事後でTシャツを1枚だけ購入。ライブ当日に来ていたみなさんの色を見ていいなーと思った色があったので、当初は白にしようと思っていたもののそちらのカラーを選択。
しかし、毎回、物販は購入できずに嘆いているみなさんのツイートを見かけるので、ライブ決定と同時に受注販売して、事前に配送してくれれば、売れ残りもないし、欲しい人はみんな入手できて、ライブ当日に身に着けることができて、みんなハッピーだと思うのだけれど…。
ライブまでに間に合わなくても、みんな待つことには慣れていると思われるので、お届け日は先になってもよいので、受注販売すればいいのになあといつも思うのですが、やらないのにはなにか理由があるのかもしれません。
もう一点気になったのは、チケットを発券してしまうと、オンラインでリセールできず、物理的にやり取りするしかなくて、交通手段が立たれて断念された方の中には、チケットを譲りたくても譲ることができなかったようである方がいたようであること。
チケットはもっとテクノロジーの力で何とかできないものか…。
そして個人的にはチケット当落の抽選が何度もあるのがややストレスです。今回も何度抽選があっただろう?合計何次まで抽選があるのかもよくわからず…友人とLINEで情報交換しながら何度も抽選に申し込みして、何度目かのトライで友人が当選。
Bリーグのように席種をもっと細かく設定して金額も細かく分けてもらえれば…と歳をとった自分は思いますが、子どもや青年のファンも増えているようなので、あまり高額な席種を設けないのは配慮なのかもしれません。
ライブ終了後、SNSでは生活に帰れないみなさんのつぶやきが1週間くらいタイムラインに流れてきて、しあわせなひと時を反芻していました。
そういえば、今回のライブは都内複数個所のホテルとのコラボもあったりで、準備にすごく手間暇かかっていたのではないかと想像しているので、次のライブはしばらくないのかもなあと残念に思っているのですがどうだろう?
年を追うごとに1回1回のイベントごとが「これが最後かもしれない」という気持ちです。
いつかご本人に感謝の気持ちと多好感のつぶやきが届きますように。
そういえば、現在小4の息子は、『So kakkoii 宇宙』から小沢健二さんの曲を聴いている(私が聴いているところを漏れ聴いている)ので、ライブ後に別のアルバムを流していたら
と言われました…。
私が「亜種」という言葉を初めて耳にしたのは、社会人になってIT部門で働いていた時にコンピュータウイルス関連のやりとりをしている先輩社員の会話からでしたが、こういう使い方するのだな…。
後日追記
台風による交通事情で来られなかった方への配慮をずっと考えられていたことが伺えるポストが、その後、ありました。
払い戻しか、新作メモラビリア『8月31日記憶装置』…?
受付ページはローチケ/スマッシュ/ホットスタッフより20日(金)に公開されますが、先にお知らせしておきます。5で笑ってください。 pic.twitter.com/sKCONVoCnA
— Ozawa Kenji 小沢健二 (@iamOzawaKenji) September 18, 2024
2024年8月吉日