こんにちは、にわです。
しばらく前に、ロボット掃除機ルンバ i7+ をレンタルするに至った話を投稿しましたが、その後、夫の希望でパナソニックのルーロ（RULO）を２週間レンタルし、最終的に、ルンバ i7+ を半年は返却しない想定で月額利用申し込みしましたので、2機種使ってみた感想を記載したいと思います。
しかし、パナソニックの「ルーロ」という商品名、アルファベットが正式名称のようですが、RULOなのかLUROなのかLULOなのかRUROなのか…と迷って、結局カタカナで書いたり検索したりしてしまうので…自分が何か商品に名前をつけるときはR/Lは使わないようにしようと思いました。
目次
我が家が利用した（している）レンタル会社
レンティオ（Rentio）という会社を利用しました。
というのも、ルンバの公式サイトであるアイロボットのウェブサイトからレンタルのリンクをクリックすると、レンティオのウェブサイトに遷移するのです。さらに、確認したいことがあってアイロボットのサポートに問い合わせメールを送ったのですが「レンタルについてはレンティオに聞いてください」という回答なのです。
せっかくなので、レンタルすることにした投稿を記載したタイミングで、レンティオのアフィリエイト申請をしてみましたが、承認されなかったので…リンクはただのリンクのまま、こちらの投稿も記載しています。
SBI証券といい、そこそこ使っているサービスのアフィリエイト申請をしているのに、そういうところに限って承認されないのは、私のライティング力の問題なのか、読者が少ないせいなのか…。
レンティオのよいところ
簡単に借りることができる
借りるときは、レンタル開始希望日をカレンダから指定するだけでした。支払いにAmazon Payが使えて、新規登録が不要だった点は評価が高いです。
よくキングコング西野さんが、ユーザ登録が集客のボトルネック、というようなお話をされていますが、自分の購買行動を振り返って、確かにそうだと思います。今後も使うかどうかわからないサービスについて、ユーザ登録をしたり、ましてや支払情報を登録したりするのは、非常に敷居が高いです。
その点、Amazonユーザである私にとって、Amazon Payが使えるというのは非常にありがたい。
返送手続きも簡単
返送時はヤマトに集荷依頼して、配送されてきたときの箱に戻して、レンタル品に同梱されていた着払い伝票を貼るだけでした。簡単。
レンティオのいまいちなところ
ルンバの月額利用は結局月単位とはいえない
レンタルを利用する人とは、我が家のように、とりあえず長期利用できるものなのか知りたい、という人が多いのだと思っているのですが違うのでしょうか…。
例えばルンバの場合、月額利用コースになると、半年は解約できません（半年以内に解約する場合は違約金が発生する）。これでは、「ひと月から借りられる」とは言えなかろうと消費者としては思います。
返送用に箱の保管が必要
これはレンティオに限った話ではありませんが、そこそこ大きな箱をレンタル期間中ずっと保管しておかなくてはならない、というのは少々ストレスです。購入品であれば、私はすぐ箱の類は処分するタイプなので…。
リユース品は手入れに難あり
ルンバ2週間レンタルで届いたリユース品は、箱はボロボロだし、ダストボックスもあまりきれいに掃除されていない気がする…と思いましたが、その後、入れ違いでルーロをレンタルしたところ、同梱されていた説明書にご飯粒が複数付着したまま届き、
…と疑問に思いました。
シェアの時代だとか、コロナ前（今も？）よく言われていましたが、夫はカーシェアの車が汚いことにしょっちゅう文句を言っていたので、シェアビジネスはそれほど伸びないのでは…と個人的には思っているのですが、レンタル（付属）品にご飯粒付着とか、多少の汚れには寛容な私も、さすがにうんざりしてしまいました…。
ルーロ使用2日目でダストボックス掃除を促すエラーが出て動かなかった点も、前の使用者のゴミが残っていたのでは…と疑っています。使用前に確認するのを失念してしましましたが、ダストボックスのゴミを取り除いてから掃除した翌日は、同様のエラーにならず、次にダストボックスのゴミエラーになったのは3,4日後でした。
ルンバの月額利用コースでは新品が届くことになっているので、この問題はさすがにリユース品だけであろうと思います。
ルンバ i7+ をレンタルしてみた感想
ルンバのよかったところ
便利！
こんなに便利だったのか!
なぜ今まで使わなかったのだろうかというくらい、感動でした。1時間ほどかけて、ほとんどの部屋を掃除してくれるのですが、レンタルしている2週間弱の間、毎朝、起動して、床のごみが気なることはほとんどありませんでした。
人が手動で掃除機をかけるとなると、1時間もかけて掃除しないのでは。少なくとも私は掃除機がけに1時間も使わないので、この1時間、ほとんど手をかけることなくルンバが対応してくれている間、自分は別の作業に時間を使える、というのが非常に価値が高いと感じました。
想像以上に段差に強い！
まだ息子が小さいので、リビングの半分くらいに3.5cmくらいの厚みのクッションマットを敷き詰めているのですが、この程度の段差はなんなく乗り越えてくれました。
ロボット掃除機を導入する予定がまるでなかったため、床には電源ケーブルの類もいろいろ散らばっていますが、それらを巻き込むこともなく、上手に乗り越えて掃除してくれました。
本体のダストボックスにごみはあまり溜まらない
ルーロと比較して、評価するに至ったポイントですが、ルンバ本体のダストボックスにはゴミはほとんどたまらないので、取扱説明書では1週間に1度の手入れが推奨されていましたが、2週間弱使用した、返却直前に確認してみたところ、それほどゴミは付着していませんでした。手入れが必要というようなエラーが出ることもありませんでした。
対してルーロは、本体のダストボックスにゴミがたまっていくため、1回掃除しただけで、翌日にはダストボックスを掃除してください、というエラーで動きませんでした。使用開始前にダストボックスがきれいな状態になっているかチェックし損ねてしまったので、取扱説明書にご飯粒がついていた件もあり…本当に1回の掃除でゴミがそんなにたまったのか、前にレンタルした人のゴミが残っていたのか、
…と思っていたのですが、次にダストボックスのゴミエラーとなったのは、3,4日後だったので、ルーロのダストボックスは毎日掃除が必要なわけではないのだと思われます。エラーが出る前にきれいにしておくことを考えると、ルーロは最低2日に1度は清掃が必要かなーと思います。
設定やアプリ操作が簡単
スマートフォンのアプリでいろいろ指示を出したり、掃除したところを確認できたりしますが、とくに迷うところもなく、すぐ使い始めることができました。アレクサアプリからルンバのスキル登録もして、息子も掃除機がけを指示できるようにしました。
というボイス・コマンドで動きだします。
朝起きて、リビングをクイックルワイパーで掃除するのが息子の日課でしたが、ルンバの起動と、ルンバが苦手なすみっこの掃除が息子の日課となりました。
ルンバのいまいちなところ
狭い我が家には大きい
もう一回り小さければ…と思います。
我が家は70平米ない広さなので、ちょっと存在感があり過ぎるし、どこにでも置ける、とはいかないです。
音が大きい
うるさいという前評判を聞いていたせいか、私個人的には、掃除中の音は思ったより大きくないと感じました。我が家にある既存のエルゴラピードやアイリスオーヤマ、サンヨーの掃除機より静かだと思うのですが、息子や夫は、
と言います。
ホームベースに戻って、本体のダストボックスにたまったゴミをベースのゴミパックに吸い上げるときは、だいぶうるさいと思います。既存の掃除機をハイパワーモードで起動したときくらいな感じでしょうか。
うるさいうるさいと言いつつ、夫も息子も、ルンバが掃除機をかけている最中に眠れているので、実際のところ、さほどうるさくないのでは…と思っていましたが、その後、ルーロを2週間使って、現在、またルンバを使い始めたら、ルーロが静かだった分、
…と私も思いました…。ごめん…。
結構ぶつかる…
壁や障害物を検知するセンサーがついている、という話だったと記憶しているのですが、ガツンガツン壁や家具にぶつかります…。もはやぶつかりながら部屋の形状を把握しているように見えます。
ちょっとした傷も気になるような大切な家具を保有されているお宅では、この辺りは相当気になるのではないかと思います。
こういうところ、あまり気にならないタイプの私でも、ちょっとびっくりするくらいぶつかる音がします…。
本体のフィルタは水洗いできない
早く使ってみたくて、あまり調べずレンタルしてしまいましたが、ルンバ本体のダストボックスのフィルタは水洗いができないと説明書に記載されていました。ルーロはフィルタ含め、ダストボックスは水洗い可と説明書に記載されていました。
詳細は後述しますが、それでもルーロを使ってみて、日々の手入れはルンバのほうがラクであると感じました。
ルーロ MC-RSF1000-W をレンタルしてみた感想
ルーロのよかったところ
ルンバ i7+ よりは省スペース
ベースがただの充電器のようなものなので、ぱっと見の存在感がルンバより小さく、省スペースな印象を与えます。
形が三角、色が白、というところも、小さく見えている理由な気がしますが、スペック表を見る限り、ルンバとさほど大きさの差はないようです。
うるさくない
音はルンバより小さいように感じます。夫や息子からもうるさいという声はあがっていません。
ぶつかり音はほとんどしない
ルンバはガツンガツンぶつかりながら掃除をしていましたが、ルーロはちゃんとセンサーが働いているようで、壁の前で減速して止まることが多いです。ぶつかりはゼロではありませんが、ぶつかるときもルンバのような盛大な音はせず、許容範囲というか、想像していたレベルのぶつかり方をします。
ルーロのいまいちなところ
高い…
そもそもレンタルもちょっと躊躇したくらい、高いです。レンタル代金はルンバのおよそ倍です。
繊細過ぎる
段差の乗り越え能力は、ルーロもルンバも大きく差はないように感じますし、スペック表をみても、大きな差はないようです。ただ、ルンバはよろしく乗り越えてくれていたケーブル類でルーロはエラーとなり止まってしまうことがたびたびあり、
という感想を我が家では持っています。
Wi-Fi／アプリの設定でてこずった
ルンバに続いて2台目のロボット掃除機だったので、設定なんてちょちょいのちょいと思っていたのですが、本体がWi-Fi接続された旨のメッセージが出たにもかかわらず、いざアプリで掃除開始の指示をおくっても、エラー連発で、なかなか使用開始できませんでした。
本体のダストボックスの掃除が難しい
使用2日目、掃除指示を出したらダストボックスの掃除が必要とのエラーで掃除開始できず。ダストボックスを開けてみたら、ゴミがたんまりつまっていました。本当に昨日1回掃除しただけのゴミ量なのかは疑問が残るのですが…とりあえず清掃開始。
誰のかわからぬご飯粒付きの説明書を開く気になれないため（あまりに気分を害したためしつこく書いてみる）、アプリの説明書を開いて、清掃方法を確認。
ダストボックスを本体から取り出すと、細かなゴミが舞うので、注意が必要です。ビニールにダストボックスを入れて、中のゴミを出そうとしたり、フィルタのゴミは付属のブラシで払い落としたりするのですが、非常に清掃がしづらい形状だと感じました。
ざっとゴミをとったら水洗い、がよさそうです。ただ水洗いできる状態にゴミを取り除く過程がそこそこストレスでした。
ルンバは紙パックとダストボックスの2つの手入れが必要で、面倒かも…と思っていましたが、ルーロを使ってみて、ルンバの便利さがわかりました。ダストボックスにためたゴミをホームベースの紙パックに吸い上げてくれることで、ダストボックスにはそこまでゴミはたまっていないので、1週間に1度程度の手入れで済むし、2週間近く清掃しなくても、ダストボックスにはそれほどゴミは溜まっていなかったので、フィルタの水洗いができないことを差し引いても、ルンバのほうが細かいゴミが舞ったりダストボックスの掃除で感じるストレスは少ないと思いました。
まとめ
ルンバとルーロの2機種を使ってみた感想は、細かいことを気にせずとにかくガシガシ掃除機がけしたい、そしてダストボックスの手入れも頻繁にはしたくない、とういことであればルンバ、大切な家具があったり音が静かなほうがよく頻繁な手入れも気にならない、金額も気にならない、という方はルーロが、向いていると思いました。
夫が気に入るか心配して、購入ではなくレンタルしてみたロボット掃除機ですが、予期せずレンタルでも新品が使えることがわかったり、購入した場合とレンタルした場合でほとんど金額差がないことがわかったり、調べてみるものだなーと思いました。
ルンバを返却した翌朝、息子がルンバを返却していることを忘れて、
と言っていたのがおもしろかったです。
お試しレンタル期間の2週間ですっかり我が家の生活になじんでしまい、夫も、
ということになり、一度ルーロを試し、現在は月額利用契約でルンバ i7+ の新品を使っています。
部屋がきれいってきもちいいです！
あとは物置部屋と化している部屋などを夏休み中になんとかしなくては…。
2021年8月吉日