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コロナに関する給付について思うこと

こんにちは、にわです。

週末、ワイドナショーで、コロナに関する給付金についての話題が取り上げられているのをみました。

東野さんの事後調整案はよい案だと思う

とりあえず一律給付して、年末調整や確定申告で調整するというのはどうか、というような主旨の発言を東野さんがしていたと思うのですが、これ、よいアイデアではないでしょうか。

息子の相手をしながら片手間に視聴していたので、正確な発言は覚えていないのですが、聞こえてきて、おー、よいアイデア!と思ったのに、スタジオでは別の出演者の発言へとサラッと流されてしまったようでした。この案、もっと掘り下げてほしかったです。

手続きの仕方がわからない、といった問い合わせは必ず発生するだろうし、申告が正しいのか確認するコストも発生するだろうし、手続きの手間暇もかかるだろうし、オンラインでできるのか、外出自粛のなか外出しないと手続きできないなんてことにはならないのか…いろいろ疑問が湧いてきます。世帯単位という点にも疑問があります。

東野さんの事後調整案を、世帯単位ではなく人単位で、1人ひと月例えば8万円をとりあえず給付、給付が不要なだけの収入があった人は年末調整や確定申告で返金、と事前通知のうえ実施されれば、我が家は今のところ経済的な影響は受けていないので、確定申告で返金できるよう、そのまま給付金には手をつけず、とっておくと思います。

「一世帯に30万円給付」の対象は相当に絞られるようなので、景気落ち込みの回復に寄与するようなものではなく、手をつけずにおいておく、という、コロナによる影響を受けていない層がいることは、問題ではなかろう…と経済素人の私は思います。

一方で、私の姉夫婦は、二人ともコロナの影響を受けやすい種類の仕事をしているし、もともとの世帯収入も貯蓄も多くないため、給付の有無は時間とともに切実になってくるであろうと想像します。

ベーシック・インカム

一時期、話題になったベーシック・インカムという制度は、個人的に強い関心をもっています。

1人1か月8万円、だったか、何年も前に耳にした数字なので、物価や税金、社会保障費用の上昇で、現在の計算はどのようになっているかわかりませんが、この機会にベーシック・インカムが導入されないかな…と思っていたので、自己申告制で「一世帯に30万円給付」というニュースを耳にして、とてもがっかりしています。

年金・生活保護・失業保険・なんとか手当…それぞれ個別に費用を収集されて、個別に給付されるより、ベーシック・インカムでまとめて対応してほしいです。

20歳から払い続けている年金掛け金がチャラになって、払っていない人が同じ恩恵を受けることになろうが、私としては構いません…払い続けてきた側としては多少、思うところがないわけではありませんが…。

結局、年金や必要な給付がもらえずに困窮する人たちがでてくれば、生活保護で支えることになり、出どころは国民の税金です。

サポートも受けられず困窮する人が増えれば、犯罪につながりかねず、社会の治安は悪くなるので、多少の不公平が発生しようが、社会全体を底上げしないことには、自分や家族の平穏な生活も守られることはないと思います。

2020年4月吉日



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